子供の花粉症、症状の特徴は?何歳から?ワセリン効果や予防・治療対策 | Baby Happiness! <ベビハピ!>

子供の花粉症、症状の特徴は?何歳から?ワセリン効果や予防・治療対策

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春先に急に子供が鼻をグズグズしだした…これって花粉症の症状っぽいけど…大丈夫?
大人だけでなく、子供も花粉症にかかる?症状が出るものなの?

くしゃみ鼻水鼻づまり…といった辛い症状の花粉症。
近年は国民病とも言えるほど多くの人を悩ませるアレルギー症状ですね。

実は子供も花粉症になるってご存じですか?
しかも、お子さんの症状には、大人と違った特徴があるんです!

  • 花粉症になるのはいつから?何歳くらい?
  • 子供の花粉症、症状の特徴は?
  • 花粉症予防・対策とワセリンについて!

春先に悩まされる花粉について、お子さんの健康視点から詳しく調査しました!


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花粉症の症状はいつからでる?近年は低年齢化!?

暖かくなると、花粉に悩まされる人は多いですよね。
花粉症は何歳くらいから症状がでるのでしょうか?
実はここ数年、発症年齢が低年齢化している…という話があります。

4人に1人が花粉症!?

花粉症に関するアンケートは様々なところで実施していますよね。
あるアンケートでは、「日本人の成人の4人に1人の割合で花粉症」であると言われているようです。
かなり多くの人が症状で悩まされているんですね。

16歳以下の子も4人に1人!

やっぱり、花粉症の人は多いんだ…とお思いになったことでしょう。
しかもこの数字、大人に限ったことだけではありません。

実は近年、「16歳以下の子供」も同じくらいの割合で花粉症を発症しているという統計もあります。
年齢に関係なく、子供でも花粉の症状で悩まされる…驚きの事実です。

0歳から花粉症になる?

では、実際に何歳くらいになったら花粉症が発症するのか気になりますよね。
実は、0歳の赤ちゃんでも花粉症を発症する可能性があります。
とはいえ、さすがに0歳で発症する子はそれほど多くありません。

4割が5歳までに発症している

ある調査では花粉症の子供の4割が「5歳程度までに発症している」という事実がわかったそうです。
そんなに小さいうちから症状がでているの?と思ってしまいますよね。
本当に意外ですが、花粉症の低年齢化はかなり進んでいるようなのです。

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花粉症の辛い症状がでる原因は何?

ではどのようにして花粉症になるのでしょうか?
原因やメカニズムについても簡単に理解しておきましょう。

花粉症の原因とメカニズム

1年を通して、大気中には様々な花粉が舞っています。
人体にとって花粉は異物ですから、体外に排出しようとします。

通常であれば、軽い鼻水やくしゃみ、涙などで流す程度で済みます。
しかし、特定のアレルゲンに対してだけ過剰な反応=アレルギー反応がでることがあるのです。
たとえば、スギ花粉のせいで、くしゃみや涙が止まらない…ということに。

こうした特定アレルゲンに対する過剰反応が、花粉症の症状なんですね。

花粉症が増える理由

近年、花粉症患者が増えた理由は主に5つあると言われています。

  • スギ花粉の増加…杉は過去に大量に植林されました。そのためスギ花粉がアレルゲンとなるケースが増えています。
  • 食生活の変化…肉や魚などが多い高タンパクな食生活はアレルギーになりやすいと言われています。
  • 気密性が高い室内…密閉された室内ではハウスダスト・ダニが増加しアレルギー体質になる人が増えています。
  • 強いストレス…ストレスにより自律神経が不調になるとアレルギー反応が出やすくなります。
  • 大気汚染…排気ガスやPM2.5など、大気中の汚染物質がアレルギーを出しやすくする要因となっています。

こうしたことが原因で、現代人は昔に比べて花粉症になりやすいのだとか。
花粉だけでなく、様々な理由から症状を引き起こしやすくなっているのです。

大人も子供も花粉症になりやすい環境になってきてしまっている…。
それが発症年齢の低年齢化につながっているのでしょう。

避けられない部分もありますが、対処できるところはしておきたいものですね。

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子供の花粉症症状の特徴と注意点

大人と子供では花粉症の症状に違いがあるのでしょうか?
症状の違いや注意点について少し見ていきましょう。

花粉症で起こる代表的な症状とは?

花粉症の主な症状といえば…

  • 鼻水がたくさんでる
  • 頻繁にくしゃみ
  • 鼻づまりで呼吸が苦しい
  • 喉がイガイガしてしまう
  • 涙が出てしまう
  • 目が痒くてたまらない
  • 目の痒みからくる頭痛
  • 集中力が低下してしまう
  • 頭痛からくる肩こり
  • 鼻のかみすぎで肌が荒れる

といったものが一般的でしょうか。
特に春先はスギ花粉が飛びまくっていますので、涙や鼻水といった症状が辛いですよね。

ここで挙げた例は主に大人によく出る症状です。
実は子供の花粉症の症状は、少し異なる傾向にあるようなのです。

以下で詳しく見ていきましょう。

くしゃみよりも鼻づまり

子供は鼻が小さいせいか、くしゃみは出にくい傾向にあります。
どちらかというと、鼻づまりや鼻水の症状が多いとされているようです。
鼻が詰まっている場合は口呼吸が多くなってきます。
赤ちゃんや子供を観察して、小さな変化を見逃さないでくださいね。

粘っこい鼻水が出る

鼻水の状態も大人と子供では違います。
大人の花粉症では、サラサラの液体がタラーっと垂れる症状となりますよね。 

子供の場合はどちらかというと、粘っこい鼻水となる傾向にあります。
サラサラではなく、粘度の高い鼻水が出る…これは子供の花粉症の大きな特徴です。

また、鼻くそ状になることも多く、鼻づまりの原因にもなります。
春先に寝付きが悪い場合などは、花粉が影響している可能性は大です。

子供は目に注意

目のかゆみは大人と同じように、子供も花粉症症状としてあります。

もしお子さんの涙が出やすくなったり、頻繁に目をこするようならば黄色信号です。
花粉症が発症しようとしているのかもしれません。

また、目のかきすぎで充血したり、むくみや腫れといった症状が起こることも。
特にスギ花粉の多い春の時期はお子さんのちょっとした行動に注意しましょう。

注意力の低下に気をつけて

一般的な症状とともに、花粉の季節はぼーっとする人もいるかと思います。
実際に花粉症の人は、集中力低下症状の経験があるのではないでしょうか。

子供の場合も同じで、集中力の低下が起きることがあります。
鼻づまりなどの影響による睡眠不足、そこに一般的な症状も加わってボーっとしやすいんですね。

幼いうちならばいいですが、就学児童だと勉強にも影響が出ます。
また、お散歩時にボーっとして道路に飛び出す…ということもあり得ない話ではありません。

まずはお子さんの状態を確認してみましょう。
ご紹介したような花粉症の症状が出ているかも?と思ったら対策をとってあげてくださいね。

子供の花粉症症状を予防・緩和する対策

子供の花粉症を症状を予防・緩和するためには、なってしまったらどうしたらいいでしょうか?
予防と対策について少しだけ見ていきましょう。

室内に持ち込まない

花粉症対策の一番は、花粉を「持ち込まない」「回避する」ことです。
たとえば外出時にはマスクをつけたり、花粉の多い日は外出を避けるといったことをしてみましょう。

また、お散歩から帰ってきたら手洗いとうがいをするようにしましょう。
着ていた服を玄関に入る前に叩いたり、ハンディ掃除機で花粉を取るのも効果的です。
室内に余分な花粉を持ち込むことがありません。

消化に良い食べ物を

花粉症はアレルギー反応ですから、食事による対策も良いでしょう。
免疫力を高めるには胃腸に負担がかかる食材は良くないと言われています。
消化に良いもの、たとえば白米から玄米に切り替えるなどすると良さそうです。

ヨーグルトが効果的

また、花粉症には発酵食品が良い効果があると言われています。
大人でもヨーグルトを食べて花粉症の症状が治まった、という人が多いですよね。
もちろん、子供でも予防・緩和対策として有効と言われています。

お子さんの食事に、ヨーグルトや納豆、味噌といったものを食事に取り入れてみましょう。
特に乳製品は消化も良いですし、免疫力向上に効果的です。

花粉症の症状を抑えるのにはワセリンが良い?

最近話題になっているのは「ワセリンを塗る」という方法ですね。
実際に鼻や目の周りに塗って「花粉症の症状が抑えられた!」という人は多いようです。
しかし、子供にもワセリンは効果があるのでしょうか?

花粉症でのワセリンの使い方

鼻の粘膜保護をしたり、体内への花粉の侵入を防いだり、保湿効果があるためです。
鼻の中や鼻の周り、眼の周囲に適量を塗ると良いと言われています。

ワセリンが粘膜のバリアーとなって花粉や大気中の汚れをシャットアウトしてくれます。
その結果、花粉症の症状が緩和されたり予防することができるんですね。

子供にワセリンって使っていいの?

かなり効果的ではありますが、子供にも使っていいの?という疑問もありますね。
ワセリンは赤ちゃんや子供でも基本的には使用するのに問題はない、と言われています。

ただ、稀に皮膚の赤みや発疹が出るというケースもあるようです。
花粉症対策として実際に使用する場合は、簡単なパッチテストを行うとよいでしょう。

ベタつきを嫌がる子もいる

ワセリンのベタつきを感じると嫌がる子供もいます。
また、違和感から手で拭ってしまって、舐めてしまう…という可能性もありますね。
少量であれば別に問題はありませんが、あまりペロペロしてしまうようであれば使用を控えましょう。

子供の花粉症の症状は治療によって完治できる?

花粉症になってしまうと、基本的には完治するのは難しいです。

低年齢から発症してしまうと、「一生花粉症の症状と格闘しなくてはいけない…」ちょっと可哀想ですよね。
症状を緩和する方法はいくつかありますが、根っこから治療することはできないのでしょうか?

根治療法というものがある

実は、手術や免疫療法により花粉症を完璧に治すことができないわけではありません。

たとえば、最近注目されているのが「舌下免疫療法」というもの。
舌の下にアレルゲン投与して花粉によるアレルギー反応を弱めていく治療法です。
続けていくと花粉症の症状が出なくなってくるのだそうです。

効果としては、治療をした人の80%くらいに改善効果があるとのことです。
つまり、8割の人は花粉症の辛い症状から開放されたということになります!

料金や通院期間について

花粉症の「舌下免疫療法」の料金や治療期間はどれくらいでしょうか?
病院にもよりますが、月に2000~3000円程度が相場となっています。
そして2年ほどの通院が必要になるそうです。

つまり、治療費用としては、トータルで5万円くらいかかるということになります。

子供は治療できない?

ただ、舌下免疫療法は病院にもよりますが11歳以下の子供はNGとされるところが多いです。
つまり、お子さんの年齢によっては、花粉症の症状を根治治療することができないんですね。

まだまだ成長期のお子さんの場合、治療によって何らかのリスクが起こることがあります。
子供の体調のことを考えて、医療機関でも基本的にはNGとなっているんですね。

大きくなるまでは親がケアしてあげよう

とはいえ、あまりに花粉症がひどい場合は、大きくなってから免疫療法を試すこともできます。
ですので子供が「一生、花粉症の辛い症状とお付き合いする」というわけではなくなってきています。

幼いうちには「花粉をなるべく回避する」「目薬やお薬を使って症状を抑える」といったことが有効です。
最近では子供の花粉症症状でも使える第二世代の抗ヒスタミン薬も出ています。
小児科だけでなく、耳鼻科にも相談して花粉症の症状に応じた治療を受けさせてあげましょう。

ベビハピ!的まとめ

花粉の時期に子供の様子がおかしい…。
でもまだ小さいし、花粉症とか関係ないだろう…と思わないでください!
大人と同様に、子供だって花粉症になることはあります。
そして、私達とと同じように、小さい子も花粉症はとっても辛いんです!

まずは我が子の様子を、大人がしっかりと観察してあげましょう。
そして、花粉に対する予防と対策を行ってあげてくださいね。

発症してしまったらそれはそれで仕方ありません。
速やかに処置してあげれるように症状を見逃さないようにしてあげましょう。

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麹町 敏郎
ネットを中心にフリーのライターとして活動している37歳。2014年10月1日に第一子が生まれたのをきっかけに、育児サイトを作りたいと思い「ベビハピ!」を立ち上げました。親近感ある記事をお届けできればと思っています!