「赤ちゃんの夜泣き、いつまで続くの？」ママたちの共感を呼ぶ夜泣きの悩み。眠れない夜が続くと、ママの心も疲れてしまいますよね。赤ちゃんの夜泣きはいつからいつまで続くものなのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は、夜泣きは一定の時期を過ぎるとパタっとなくなります。また、原因を知って適切に対処すれば、夜泣きが収まりやすくなります。
この記事では、赤ちゃんの夜泣きについて詳しく解説し、あなたの心と赤ちゃんの睡眠をサポートします。ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんの夜泣きとは？その概要や特徴
そもそも夜泣きって何？
赤ちゃんの「夜泣き」には明確な定義はありません。一般的には、「赤ちゃんが夜に起きて泣き出してしまうこと」を夜泣きと呼ぶことが多いです。
夜泣きの形は赤ちゃんによってさまざまで、眠りについてすぐ泣いてしまう場合もあれば、夜中に起きて泣く場合、朝方になって泣いてしまう場合などがあります。また、ほとんど夜泣きをしない赤ちゃんもいます。
夜泣きばかりしていると、親としては心配になることでしょう。また、夜泣きによって起きてしまい、睡眠不足になるママも少なくありません。あまりにも頻繁に夜泣きする場合や、夜泣きが長時間続く場合は、かかりつけの小児科に相談することも検討した方が良いかもしれません。
とはいえ、言葉を話せず身体もうまく動かせない赤ちゃんにとって「泣く」ことは、大切なコミュニケーションの一つです。そのため、泣くことそのものは悪いことではありません。赤ちゃんの成長過程で起こるごく自然なものです。親子の絆を深めるためにも、まずは赤ちゃんの夜泣きに対して、理解と愛情を持ち、見守ってあげましょう。
赤ちゃんの夜泣きの特徴とは？
赤ちゃんの夜泣きの特徴としては、以下のようなものがあります。
- 突然泣き出すことが多い：赤ちゃんは突然泣き出すことが多く、何かしらの刺激によって起こることがあります。例えば、お腹が空いている、オムツが濡れている、眠たいなどが原因として考えられます。
- 長時間泣き続けることがある：赤ちゃんの夜泣きは、数分から数時間にわたって続くことがあります。特に初めてのママやパパにとっては、長時間の夜泣きに対して不安を感じることがあるかもしれません。
- 様々な声で泣く：赤ちゃんの夜泣きは、泣き声の種類もさまざまです。大きな声で泣くこともあれば、小さな声で泣くこともあります。泣き声には個人差があるため、赤ちゃんの声をよく聞いてみましょう。
- なかなか泣き止まない：夜泣きの際、赤ちゃんがなかなか泣き止まないこともあります。この場合、赤ちゃんが何を欲しているのかを見極めることが重要です。オムツを交換したり、授乳したりすることで泣き止むこともあります。
- パターンがある：赤ちゃんの夜泣きには、個別のパターンがあることもあります。例えば、同じ時間帯に泣くことが続いたり、特定の状況下で泣くことが多い場合もあります。これは、赤ちゃんが特定の環境や刺激に対して敏感であることを示しています。
この他にも、赤ちゃんによって、違った特徴的な夜泣きをするケースもあります。赤ちゃんそれぞれで個性があります。まずは上記を参考に、赤ちゃんがどのような夜泣きの仕方をしているのかを把握してみましょう。
赤ちゃんの夜泣きの原因とは？
1. お腹を空かせている
赤ちゃんがお腹を空かせている場合、夜泣きの原因となることがあります。授乳間隔や前回の授乳量を確認してみてください。また、母乳であればたくさんあげても問題ありませんので、ぜひあげてみてください。
2. 寝苦しさを感じている
赤ちゃんによっては暑い・寒いに敏感な子もいます。そもそも、赤ちゃんは身体が発達していませんので、温度が安定している快適な環境で寝ることが大切です。寝具や部屋の温度、明るさなどを確認し、赤ちゃんが安心して眠れる環境を整えてみましょう。
3. スキンシップが不足している
赤ちゃんの時期は、人の温かさや触れ合いを求めますので、スキンシップがとても大切です。抱っこしたり声をかけてあげたりなどのスキンシップを通じて、赤ちゃんとたくさん触れ合ってあげましょう。気持ちが満たされれば、安心して寝てくれやすくなります。
4. 不安やストレスを感じている
赤ちゃんの時期は大人以上にストレスや不安を感じやすいです。しかし、身体を動かしたり言葉を話したりできないため、ストレスを解消したり不安な気持ちを親に伝えることができません。夜泣きは、そうしたストレスを発散したり、不安な気持ちを伝える手段として行っていることがあります。赤ちゃんがリラックスできる環境を作りましょう。
5. 疲れている
赤ちゃんも疲れます。昼間たくさん起きていたり、長時間の刺激を受けたりなどすると、疲労が溜まってしまい眠りにくくなることがあります。夜泣きをしてしまう場合は、あまり疲れさせないように、昼間でも適度な休息を与えてあげましょう。
6. 要求している（オムツ交換など）
言葉を発せない赤ちゃんは、泣くことでコミュニケーションをとっています。夜泣きの理由はさまざまですが、もしかしたらオムツ交換などを求めているのかもしれません。急に泣き出し時は、オムツもちゃんと確認してみましょう。汗ばんでいる、寒い服装である、などの場合は服も着替えさせてあげてください。
7. 病気や体調不良
急に大きな声、いつもと違う泣き方で夜泣きをしているのであれば、病気や体調不良が隠れているかもしれません。顔色の確認や熱を測るなどして、異常がないかチェックしてみましょう。不安があれば、医師に相談してみてください。
8. 睡眠リズムによるもの
これからどんどん成長していく赤ちゃんですが、実は睡眠リズムもこれから発達して整っていきます。その成長過程で、うまく眠れず夜泣きをしてしまうこともあります。
赤ちゃんは大人よりも深い眠りであるレム睡眠の比率が高いといわれています。その一方で、浅い眠りであるノンレム睡眠とレム睡眠のサイクルが大人より短く、何度も繰り返す傾向にあります。そのため、ノンレム睡眠のタイミングにちょっとした刺激で起きてしまい、夜泣きをすることがあるようです。
しかし、成長に伴って徐々に大人と同じようなサイクルになっていき、睡眠リズムによる夜泣きはなくなっていく傾向にあります。
9. ルーティンの乱れ
成長段階にある赤ちゃんは、急な変化に対してすぐに順応できません。例えば、お昼寝の習慣や決まった寝かしつけ方法がある場合、それが行われないと夜泣きする可能性があります。夜泣きを少なくするには、赤ちゃんが安心できるお気に入りの習慣やルーティンを見つけてあげるとよいかもしれません。
赤ちゃんの夜泣きはいつからいつまで続くの？
夜泣きのピーク期とは？
赤ちゃんの夜泣きは、生後2～3ヶ月頃から始まり、生後8～10ヶ月くらいがピークとされています。この時期は赤ちゃんの成長や発育が急速に進む時期であり、脳や体の成長や情緒の発達が進んでいるため、夜泣きが多くなる傾向があります。
夜泣きが収まるタイミングはいつ？
赤ちゃんの夜泣きは生後数ヶ月から始まります。この時期は赤ちゃんの睡眠リズムが未熟なことやその他様々な原因により、夜間でも起きてしまうことが多いためです。
しかし、成長に従って夜泣きの頻度や時間も減少していきます。一般的に赤ちゃんの夜泣きは生後8～10ヶ月くらいをピークに徐々に収まっていく傾向があります。だいたい1～2歳くらいまでには夜泣きしなくなります。
夜泣きが収まるタイミングは、赤ちゃんの成長や発育によって決まります。赤ちゃんが成長し、睡眠リズムが整ってくると、夜間の覚醒も減少していきます。また、夜泣きの原因として考えられるのはお腹が空いている、オムツが濡れている、寒いなどの不快感がある場合です。これらの問題が解消されると、夜泣きも自然と収まっていくことが多いです。
夜泣きの期間は個人差がある？
赤ちゃんが夜泣きをする期間には個人差があります。一般的には生後2ヶ月頃から始まり、生後8～10ヶ月くらいをピークに徐々におさまっていき、1歳くらいにはほぼ夜泣きしなくなる傾向にあります。ですが、中には1ヶ月頃から夜泣きをする赤ちゃんもいますし、夜泣きがほとんどない赤ちゃんや、1歳を過ぎても夜泣きが続く赤ちゃんもいます。
このように、夜泣きの期間は個人差がありますが、一般的には心身の成長に伴って徐々に減っていく傾向があります。赤ちゃんが夜泣きをするのは、主に睡眠のリズムが整っていないためです。赤ちゃんは生まれて間もないため、昼夜の区別がつかず、睡眠サイクルがまだ安定していません。そのため、夜中に目が覚めてしまったり、寝付けなかったりすることがあります。
夜泣きの期間を少しでも短くするためには、赤ちゃんの睡眠環境を整えることが重要です。まずは、赤ちゃんが寝やすいように、寝室を静かで暗い環境に整えてあげましょう。また、寝かしつける前にリラックスできる環境を整えることも効果的です。例えば、お風呂に入れたり、マッサージをしたりすると赤ちゃんが落ち着きやすくなります。さらに、寝かしつける前にルーティンを作ることも有効です。毎日同じ時間に同じことを繰り返すことで、赤ちゃんの睡眠のリズムを整えることができます。
赤ちゃんの夜泣きは、赤ちゃん自身の成長とともに解消されていくことが多いですが、個人差もあるため焦らずに対処していきましょう。
夜泣きによるママ・パパのストレスを軽減する方法
赤ちゃんの夜泣きは、新米ママやパパにとっては大きなストレスとなることでしょう。夜泣きの原因は様々であり、「どうして泣いているのだろう」と不安になることもあるのではないでしょうか。夜泣きによる睡眠不足やイライラにより、親自身のストレスを増大させないためにも、ストレスを軽減する方法を知っておきましょう。
親のストレス解消法は？
親のストレス解消法として以下のポイントに注意してみましょう。
1. 自分の感情を整理する
赤ちゃんの夜泣きに対してイライラや不安を感じることは自然なことです。だからこそ、その感情を理解してコントロールすることが、ストレスを溜めないためには大切です。自分の感情を整理するために、まずは深呼吸をしてみましょう。その他、自分の好きなリラックス法を取り入れて気分を落ち着かせてください。そうすれば、冷静な判断ができるようになりますし、ストレスも溜まりにくくなりやすいです。
2. SNSを活用してみる
夜泣きによるストレスの軽減には、他の子育て世代のママやパパたちと共感を持つことが大切です。子育てをしていると他人と接する機会が減ってしまい、「なぜ自分ばかり大変なのだろう」と思い悩んでしまうことがあります。しかし、世の中には同じような悩みを抱えている人たちがたくさんいます。とくにSNSでは、夜泣きを始めとした子育ての悩みを抱えている多くの仲間と出会うことができるでしょう。解決策やアドバイスが得られるだけでなく、「話を聞いてもらう」「子育てのぐちをこぼす」これだけでもストレスは解消されやすくなります。SNSで人と多くの人と接して、悩みを共有・共感し、自分だけじゃないことを感じてみてください。
3. 赤ちゃんのケアを協力しあう
赤ちゃんのお世話は24時間休みなしで、心身ともに本当に疲れるものです。さらに夜泣きまで始まると、ゆっくり休むこともできません。大変なお世話を一人で抱え込むのではなく、パートナーや家族と一緒に赤ちゃんのお世話を行っていきましょう。お互いに負担を分担し、休息を取る時間を作れれば、ストレスも軽減しやすくなります。
4. 自分の時間を作る
赤ちゃんのお世話に追われる日々でも、自分の時間を作ることは重要です。たまにはパートナーや家族に預けて、半日でもいいので自分の趣味や好きなことに取り組みましょう。羽をしっかり伸ばしてリフレッシュできれば、ストレスも大きく軽減できるはずです。
5. 専門家の助けを借りる
夜泣きに対して悩んでいる場合は、専門家の助けを借りることもおすすめです。小児科医や助産師、育児相談センターなどに相談することで、適切な対処法やアドバイスを得ることができます。
赤ちゃんの夜泣きによるストレスは、親にとって大きな負担となることがあります。しかし、上記のポイントを意識することで、ストレスを軽減することができます。親自身のメンタルケアも大切にしながら、赤ちゃんとの時間を楽しんでください。
赤ちゃんの夜泣きに対する対処法
赤ちゃんの夜泣きを落ち着かせる方法は？
赤ちゃんの夜泣きを落ち着かせるためには、以下の方法を試してみてください。
食事やおむつの確認する
お腹がすいている、おむつが濡れているなどが夜泣きの原因になっていることは少なくありません。母乳・ミルクをあげてみたり、おむつが濡れていないか確認して交換してあげるなど、必要なケアを行いましょう。
寝やすい快適な環境づくり
赤ちゃんは暑い・寒い・明るいなどに敏感に反応することがあります。健やかな成長のためにも、快適な環境で眠れるようにすることが大切です。寝室は暗く静かな環境を整え、温度・湿度なども快適な状態に整えてあげましょう。そうすれば、赤ちゃんも安心して眠りやすくなり、夜泣きも減っていきやすいです。
スキンシップ
赤ちゃんはママやパパと触れ合うことが大好きです。夜泣きの原因が寂しさや安心感の欠如である場合は、頭を撫でたり身体や手足を触ってあげて、スキンシップをとってみましょう。不安感が取り除かれ安心すると、落ち着いてそのまま寝てくれるかもしれません。
抱っこして軽く揺らしてあげる
赤ちゃんは抱っこや適度な揺れが大好きです。横向きや縦向きなど、赤ちゃんが好きな体勢で抱っこしてあげて、軽くゆらゆらと揺れてみましょう。ゆったりとした子守唄も交えると、赤ちゃんもリラックスしやすくなります。次第に落ち着いて、赤ちゃんは眠りに落ちやすくなるでしょう。
添い乳をしてみる
母乳を飲ませることは赤ちゃんをリラックスさせる効果が期待できます。また、添い寝は人の温かみを感じやすく、赤ちゃんも安心しやすいです。添い乳は、それぞれのメリットを活かせるものなので、可能であれば試してみましょう。
白いノイズや音楽も効果的
白いノイズや穏やかな音楽が、赤ちゃんにリラックス効果をもたらすかもしれません。赤ちゃんのために静かな空間にしようと、つい無音に近い状態をつくってしまいがちですが、実は適度な環境音は安眠へ導くのに効果的です。赤ちゃんの寝室に、環境音を取り入れることも検討してみましょう。
ルーティンの確立
赤ちゃんは一定のルーティンで行動することに安心感を覚えます。夜泣きせずに落ち着いて寝れるように、赤ちゃんそれぞれに合った寝かしつけルーティンを探してみましょう。赤ちゃんが寝やすいルーティンがわかれば、寝る前に毎回同じステップを踏むことで、ぐっすり眠ってくれやすくなります。
散歩やドライブに連れて行ってみる
夜泣きがなかなかおさまらないようでしたら、思い切って散歩やドライブに行くのも良いかもしれません。抱っこやおんぶ、ベビーカーで歩いていると適度に揺れますので、赤ちゃんは眠りにつくことがあります。車の揺れも赤ちゃんにとっては良い睡眠導入になる可能性がありますので、試してみてください。
生活リズムを整えることも大切
生活リズムを整えることも大切です。夜泣きをする時期は、赤ちゃんにとって睡眠を始めとした生活全体のリズムを整えるために成長する時期です。そのため、夜泣きをしてあまり眠れなかったとしても、朝になったらカーテンをあけて陽の光を浴びせる、夜になったら部屋を暗くしてあげる、さらには授乳タイミングなどもある程度一定にしてあげることが大切です。生活リズムが整えば、夜泣きはだんだんとおさまっていくことでしょう。
赤ちゃんの夜泣きは、成長の一環として起こることが多いですが、適切なケアや環境づくりで落ち着かせることができます。親子の絆を深めるためにも、赤ちゃんの夜泣きに対して理解と忍耐を持って接してあげましょう。
夜泣きを和らげるための対策グッズや方法
夜泣きを和らげるためのグッズとは？
夜泣きを和らげるために役立つグッズをご紹介します。
ベビーモニター
ベビーモニターは、赤ちゃんが泣いていることをリアルタイムで把握することができる便利なアイテムです。ママやパパが別の部屋にいるときでも、赤ちゃんの様子を確認することができるので、夜泣きが始まったらすぐに対応することができます。
サウンドマシン
サウンドマシンは、白い雑音や心地よい音楽を流すことができる機器です。赤ちゃんが安心して眠ることができる環境を作るために活用できます。また、夜泣きの原因となる外部の音や刺激を遮断する効果もあります。
スマホアプリでも同様の効果が期待できるものがありますのでぜひ探してみてください。
スワドルブランケット
スワドルブランケットは、赤ちゃんを包み込むように巻くことで安心感を与えるアイテムです。赤ちゃんの動きを制限することで、夜泣きを起こしにくくする効果があります。ただし、正しい巻き方を守ることが重要です。
ベビースリング
ベビースリングは、赤ちゃんを身体に密着させることで安心感を与えることができるグッズです。夜泣きの際には、ママやパパの身体の温かさや心臓の鼓動を感じながら寝かせることができるため、赤ちゃんが安心して眠ることができます。
アロマオイルやアロマディフューザー
赤ちゃんがよりリラックスして眠れるような香りを楽しむためのグッズもあります。例えば、アロマディフューザーやアロマオイルがあります。リラックス効果のあるラベンダーやカモミールの香りを使うことで、赤ちゃんの心地よい眠りをサポートしてくれます。
バウンサー
バウンサーは、赤ちゃんを揺らすことでリラックスさせます。揺れる動きは赤ちゃんがおなかの中で感じていた状態を再現し、夜泣きを和らげる効果があります。
ナイトライト
ナイトライトは、赤ちゃんの部屋を優しい光で照らすことができます。暗い部屋では赤ちゃんが不安になりやすいため、ナイトライトを使用することで安心感を与えることができます。
赤ちゃんの夜泣きのサイン
赤ちゃんの夜泣きの前兆となるサインとは？
夜泣きの前兆となるサインを知ることで、赤ちゃんの不快感を軽減することができるかもしれません。赤ちゃんが夜泣きをする前に、以下のようなサインが現れることがあります。
ぐずりや不機嫌な様子
赤ちゃんが何か不快な状態にある場合、ぐずったり不機嫌な様子を見せることがあります。これは夜泣きの前兆として注意が必要です。
噛みたい・吸いたいという行動
赤ちゃんが口元を手やおもちゃで噛んだり、吸ってみたりする様子を見せることがあります。これは飢餓や欲求不満を示すサインであり、夜泣きの前兆かもしれません。
体をくねらせる・蹴る
赤ちゃんが眠れない不快感を感じると、体をくねらせたり、蹴ったりすることがあります。これは赤ちゃんがリラックスできずにいるサインであり、夜泣きの前兆かもしれません。
赤ちゃんの夜泣きのサインには個人差がある？
上記でご紹介したサインがあっても、必ずしも赤ちゃんが夜泣きをするとは限りません。というのも、赤ちゃんは成長するにつれて、夜泣きのサインが変化することがあるからです。そのため、赤ちゃんの個別の特徴や成長段階をよく観察し、夜泣きのサインを見極めることが大切です。
夜泣きが起きた場合は、赤ちゃんが何を求めているのかを理解し、適切な対応をすることが重要です。たとえば、お腹が空いている場合には授乳をしてあげたり、オムツが濡れている場合には交換してあげたりすることが必要です。また、赤ちゃんが不快な状態になっている場合には、抱っこやおんぶなどで安心させることも効果的です。
赤ちゃんの夜泣きには個人差があるため、一概にはいつからいつまで夜泣きをするとは言えません。しかし、赤ちゃんのサインをよく観察し、適切な対応をすることで、夜泣きの状況を改善することができます。赤ちゃんとのコミュニケーションを大切にし、赤ちゃんが安心して眠れる環境を整えてあげましょう。
夜泣きに関するよくある疑問
病気の影響で夜泣きをすることもある？
赤ちゃんの夜泣きは、多くの場合は成長や発達の一環として起こるものです。しかし、夜泣きが続く場合は、病気の可能性も考えられます。以下に、夜泣きが続くときに考えられる病気のいくつかをご紹介します。
1. 風邪やインフルエンザ
赤ちゃんが風邪やインフルエンザにかかると、熱や咳などの症状に加えて夜泣きも起こることがあります。病気の症状が続く場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。
2. 胃腸のトラブル
赤ちゃんはまだ胃腸が未発達なため、食べ物の消化や吸収がうまくいかないことがあります。その結果、お腹の不快感を感じて夜泣きをすることがあります。胃腸のトラブルが続く場合は、小児科を受診して検査を受けることをおすすめします。
3. 耳の病気
赤ちゃんは中耳炎などの耳の病気にかかりやすく、耳の痛みや圧力感などが夜泣きの原因になることがあります。耳の病気が疑われる場合は、耳鼻咽喉科を受診して診察を受けましょう。
4. 睡眠障害
赤ちゃんがあまりに夜泣きを繰り返す場合、睡眠障害の可能性もあります。睡眠障害になると、睡眠のリズムが乱れたり、寝つきが悪くなったりすることがあります。夜泣きがあまりに続く場合は、睡眠障害かどうか専門の医師に相談しましょう。
医師や専門家に相談すべきタイミングはいつ？
夜泣きがひどい場合、親としては心配になってしまうものです。医師や専門家に相談すべきタイミングはいつなのでしょうか。
一般的には、以下のような場合に医師や専門家に相談することをおすすめします。
- 夜泣きが連日続く場合：赤ちゃんが毎晩泣き続けている場合、その原因を探るために専門家のアドバイスを受けることが重要です。
- 夜泣きが長時間続く場合：夜泣きが1時間以上続く場合、赤ちゃんの心身に何か問題が起きている可能性があります。専門家に相談して、適切な対策を取ることが必要です。
- 夜泣きが健康に影響を与える場合：赤ちゃんの夜泣きが健康に悪影響を与えている場合、例えば食事や成長に関する問題がある場合は、早急に専門家に相談することが必要です。
- 赤ちゃんの夜泣きが親に大きなストレスを与える場合：夜泣きが親に大きなストレスを与え、育児に支障をきたすこともあります。そういったときは、無理して頑張ろうとせず、専門家に相談して適切なサポートを受けましょう。
医師や専門家は赤ちゃんの夜泣きの原因を突き止め、適切なアドバイスや指導をしてくれます。赤ちゃんの健康や親子関係を考えると、適切なタイミングで専門家に相談することが大切です。
ネット上での赤ちゃんの夜泣きについての書き込み
たまに夜泣きするくらいならいいですが、ほぼ毎日夜中に泣かれると…赤ちゃんに対してイラッとしてしまったりもするでしょう。
精神的な部分だけでなく、夜泣きのせいでママが睡眠不足になって体調を崩すなどといったケースも珍しくありません。
SNSでも夜泣きに関してのママのお悩みや話題がたくさん出ています。
新生児の頃は「まだ動かないから楽だよね」1歳になったら「歩きだしたから楽だよね」2歳になったら「自分でいろいろ出来るから楽だよね」って言われて来たけど子育てしてて楽なんて1度も思った事ない。
新生児の頃は毎日寝れなくて1歳になると後追いや夜泣き…2歳はイヤイヤ期…そして魔の3歳児😱💭
— しいたん🎀 (@sxxthr) 2018年8月3日
大きくなると楽になる…かと思いきや、年齢ごとに悩みや不安ってあるものなんですよね…（汗）
朝四時くらいに娘が夜泣きするようになった。
しばらく落ち着いてたのに。
『いやああ！！いやああようぅえええん｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡』
ってゴロゴロしてる。
今日はだっこを受け入れてくれたからまだまし。なにしても泣くときはとてもつらい。
旦那は微動だにしない。— 自由なおかん@篠原みなも (@jiyuunaokan) 2018年8月7日
抱っこやあやすことで夜泣きが落ち着くこともありますが、何をしてもダメってときは本当に辛いものです。。。
赤ちゃんの夜泣きを「残業」って呼ぶな
— A面で泳ぐ日 (@EACHTIME_magic) 2018年8月9日
なんというか、赤ちゃんにとっては確かに夜泣きって残業なのかも…。
夜泣きいつ終わるのかな…
— ゆき (@5yuki3) 2018年8月9日
夜泣きの始まり・終わりの時期は赤ちゃんによって様々です。
出口の見えない夜泣き洞窟…確かに不安になってしまいますよね。。。
#ゴールデンアワー
さっきの表彰状、すごい励まされた。今まさに1人目を子育て中。最近夜泣き酷くて寝不足。あー眠い。でもそっか、子どもは育つんだね。なんかちょっと、楽になった。— あさやんママ (@saori4792) 2018年8月9日
そうなんですよね、子供って育つんです！
きっとその夜泣きもいつか終わり、「あのころは大変だったなぁ」と笑いながら思い出せる日が来るはずです！
ベビハピ！的まとめ
今回は赤ちゃんの夜泣きについて、総まとめ的な形で記事にしました。
ママ・パパにとって、赤ちゃんの夜泣きは心配になってしまうものです。また、夜泣きが続いてしまうと、赤ちゃんの体調が心配になりますし、親にとっても心身のストレスになってしまうものです。今回の記事を参考に、原因を知って対処していってみてください。
夜泣きは赤ちゃんの成長段階における自然な行動の一つです。脳が成長して睡眠リズムが整うと自然とおさまっていきます。ですが、場合によっては病気が隠れていることもありますので、激しい夜泣きが長時間続いている場合は医療機関の受診や専門家への相談を行ってください。
今回の記事が、夜泣きで悩むママ・パパの助けになれば幸いです。
