赤ちゃんを連れての外食は育児の気分転換にもなりますが、お世話や周囲の目など何かと気を遣うものです。
赤ちゃんがぐずることも、散らかすこともお母さんには日常茶飯事でも、たくさんの人が集まる外食先ではそうではない人もいます。
「赤ちゃんがすることだから」と開き直らず、ちょっと気を付けるだけでお母さんも、周囲の人も外食を楽しめるようになります!
ご紹介する外食時のマナーや注意点を参考にしてみてくださいね♪
ちょっと気をつけたい外食時のマナー
①赤ちゃんが汚してしまった場所は綺麗にしていますか?
汚す、こぼす、散らかすは赤ちゃんの仕事です。
もちろんお店の人も後で掃除をするでしょうが、帰る前にテーブルの上、床など汚してしまった所をきれいにしましょう。
外食することがわかっていれば、食べこぼしに対応できるグッズを持って行きましょう。
ウェットティッシュは赤ちゃんの顔や手を拭くだけなく、食べこぼしの処理にも役立ちます。
100均にも売っているような赤ちゃん用のビニール製のランチョンマットなどを利用するだけでも片付けはずいぶん楽になります。
②お店の物を赤ちゃんが遊んで汚したり、壊したりしていませんか?
赤ちゃんは何でも目の前の物を触ってみたくて興味津々です。
しかし外食先のテーブルにはフォークやナイフなど赤ちゃんには危ない物をはじめ、調味料やお箸など衛生上赤ちゃんのおもちゃにはなり得ない物がたくさんあります。
「機嫌とるために仕方ない」とうっかりおもちゃ代わりにすると力加減を知らない赤ちゃんが投げたりぶつけたりと壊してしまうようなことも。
ぐずっている赤ちゃんを目の前にしたお母さんにはあやすことが一番になってしまいますが、他のお客さんも気持ち良く使うために気を配りましょう。
③人の目があるところでおむつ替えをしていませんか?
赤ちゃんの排泄事情は、食事中であろうがおかまいなしです。
店内におむつ替えのスペースがあったり個室だったりすると気が楽ですが、そうではない場合「やっと落ち着いて座ったのに」「料理が出ているのに席を立てない」とその場でおむつを替えたくなる気持ちは分かります。
しかしこれは食事の場において大変なマナー違反です。
④椅子の上では靴を脱がせていますか?
赤ちゃんや小さな子どもは食事が出てくるまでじっと座っていることができません。
椅子の上に立ちたがることも珍しい光景ではありません。
抱っこやベビーカーがメインで靴があまり汚れていないとしても、椅子に靴が乗るような状況ならば脱がせてあげましょう。
マナーや衛生面でも言えることですが、何より赤ちゃん自身もその方がスッキリして喜びます。
⑤離乳食は大丈夫ですか?
月齢にもよりますが、離乳食を持ち込む際はお店側に確認しましょう。
ファミリー向けのお店では、レトルトの離乳食を店内で販売していることがあります。
またアレルギーにも配慮したベビーメニューがあるお店もあります。
⑥あやす道具の音量は大丈夫ですか?
スマホのアプリや、持参した赤ちゃんのお気に入りのおもちゃで機嫌をとることも楽しく食事をする工夫の一つです。
その際、音が出るタイプのものは周囲の迷惑にならないよう音量に気を付けましょう。
大きすぎる音量はお店の雰囲気作りにも影響しますし、周囲も気になります。
おわりに
お母さんがどんなに頑張っても赤ちゃんは我慢ができませんし、マナーを理解させようとしても無理な話です。
それゆえに、「一般的には当たり前のことだけれど、大変で気を配れない」なんてことも多々ありますが公共の場ではマナーを守り、気持ち良く外食を楽しみましょう。