赤ちゃんが生まれてくる準備で欠かせないことが、下着や服の用意です。
下着、と言われて店舗に買いに行くと、短肌着からコンビ肌着まで種類が多く何が何枚必要なのか迷いますよね。
特に新生児期から生後1カ月頃までは不要な外出を控えている時期なので、お部屋で着る服は下着メインになります。
では一体何枚の下着を用意しておけば安心なのでしょうか。
まずは下着の種類から!
腰がすわり始め頭からかぶせて服を着られるようになると、大体下着の形は頭からかぶり、股下のスナップで留めるタイプのシンプルな物に統一されていきます。
しかし新生児期から月齢が低い赤ちゃんの下着は数種類あります。
基本的にどれも着物の様に前打ち合わせで、紐で結ぶタイプが主流です。
①短肌着
赤ちゃんの腰くらいまでの長さの下着になります。
季節を選ばず、頻繁に使用します。
②長肌着
赤ちゃんの太もも辺りまで覆う長さの下着です。
短肌着と重ね着をして、温度の調節をします。
その作り上おむつ替えは大変楽ですが、赤ちゃんが足をバタバタさせ始めると裾がめくれるのであまり長くは使えません。
③コンビ肌着
長肌着と同じ様な長さで、使用も同じですが、裾が二つに分かれスナップを留めるとズボンの様な形になります。
足をバタバタさせて遊ぶ時期になると、コンビ肌着を着せて裾がめくれるのを防ぎます。
赤ちゃんは一日に何度も着替えることも!
「どうせすぐに着られなくなるし、洗濯すればいいから」と少なめに買おうとしていませんか?
新生児は胃が未発達のため、授乳やミルクの際に吐き戻しが頻繁にあります。
そのままにしておくと、かぶれる原因になってしまうので服が汚れたら着替えさせましょう。
また、時にはウンチがOBしてしまうことだってあります。
オムツからのワキ漏れや伝い漏れなどで衣服が汚れることもあるでしょう。
そうやって一日に何度も着替えることは珍しくないんです。
洗濯でギリギリ回そうなんて考えていると、赤ちゃんに不快な思いをさせてしまう心配があります。
結局下着は何枚必要??
では、結局のところ新生児用の下着って何枚あれば安心なのでしょうか。
種類ごとの最低限の必要枚数を考えてみました。
- 短肌着 5~6枚
- 長肌着 1枚
- コンビ肌着 4~5枚
最低でも上記の枚数はくらい用意しましょう。
長肌着が少ないけど?
長肌着はコンビ肌着でも代用できますので少なめです。
動きが少ない新生児期のおむつ替えには便利ですので、1枚くらい用意しておくといいでしょう。
肌着のは体温調整の役割も
体温調節が苦手な赤ちゃんは下着の重ね着をすることで調整します。
昼夜で寒暖差がある春や秋生まれの赤ちゃんの場合、短肌着とコンビ肌着の重ね着で調整します。
暑い夏はコンビ肌着や短肌着1枚でも過ごせます。
短肌着は涼しそうですが、冷房の状況で短肌着では寒そうな時は足まで隠せるコンビ肌着を着せます。
夏場は汗をかくので、場合によっては上記よりも多めの枚数が必要になるでしょう。
冬場は短肌着やコンビ肌着の上にカバーオールなどの新生児用のお洋服を着せてあげるとよいでしょう。
おわりに
平均の数値で言うと赤ちゃんは、新生児期には50cm3㎏だったものが生後3カ月では60cm6㎏とどんどん成長していきます。
6カ月の頃には腰がすわり頭からかぶせるタイプの下着を利用するようになるなど、新生児期の下着はあっという間に着られなくなってしまいます。
短い期間ではありますが、自分で暑い寒いを訴えられず体温の調節も苦手な赤ちゃんに、清潔で心地よく成長してもらうためにもしっかり準備しておきましょう。