春夏秋冬、日本の四季は同じ場所でも季節によって様々な表情を見せてくれます。
赤ちゃんにも季節ごとの変化や楽しさを伝えてあげたいものですよね。
赤ちゃんは刺激たっぷりのお散歩が大好きです!
どんなことに着目すれば四季の良さを赤ちゃんと楽しめるお散歩になるのでしょうか。
①木や花の様子を楽しもう
ヨチヨチ歩くようになると赤ちゃんも自分で散歩の楽しみを見つけることができますが、まだベビーカーや抱っこ紐でお散歩をしている場合は赤ちゃんの目線に合わせて四季の変化を教えてあげましょう。
木や花は季節での変化も著しく、ベビーカーや抱っこ紐のままでもその変化を感じることができます。
お母さんが赤ちゃんの目線を意識しながら、指を差して季節の美しさを教えてあげましょう。
「桜が咲いたね。」「葉っぱが赤くなったね。」「木がはだかんぼうになっちゃたね。」など四季の変化を優しく語りかけてあげると赤ちゃんも同じものを見て楽しむことができます。
②葉っぱで遊ぼう
春の若葉の柔らかさ、秋の落ち葉のカサカサなどを赤ちゃんの指先で感じ取ることも季節ならではの楽しみです。
歩くことができる赤ちゃんであれば、不思議な音がする秋冬の落ち葉踏みも刺激的です。
大きい、小さい、つるつる、ぎざぎざなど触れることで赤ちゃんの感覚を刺激してあげましょう。
③虫を探そう
たとえ虫が苦手なお母さんでも、触らずに観察を楽しむことはできます。
ひらひら舞う蝶、ありの行列、セミの鳴き声や抜け殻、隠れていた団子虫など季節によって違う虫たちのそれぞれの動きが赤ちゃんの関心を引きます。
赤ちゃんは動物や虫など動くものが大好きです。
手を伸ばして触ってみようとするでしょうが、危険がない限りは経験させてあげましょう。
おわりに
ただ景色を見せるだけのお散歩ではなく、赤ちゃんと共通の楽しみをもつことで育児に対する喜びを感じることができます。
また、まだ季節の変化や四季の美しさを理解するには難しくともお母さんが関心を持っていることには赤ちゃんも興味がわき、一層お散歩が刺激的なものになります。
そうすることで次第に自然に対する豊かな心も育まれるでしょう。
見る、聞く、触るといった五感の刺激は赤ちゃんの脳の発達には欠かせません。
受けた感覚を赤ちゃんがおもしろいと感じたり、嫌だと感じることで感性も広がっていきます。
赤ちゃんに四季折々の刺激を与えることができる日本ならではのお散歩を楽しみましょう。