お宮参りで着物を購入・またはレンタルした時に気になるのが、掛着・産着の着せ方。
どうやって着たらいいかわからない…。
写真撮影の時にはスタジオのスタッフさんが手伝ってくれたけど、お参りの際には自分で着付けしなくてはならない…。
なんて困ったことになる前に、しっかり着物の着方をチェックしておきましょう!
購入している人は事前に練習!レンタルの方はしっかりイメージトレーニングしておきましょう。
掛け着の着せ方のポイント ~購入着物編~
① シワを作らない
購入した時は箱などに入っているので、折った時のシワがどうしてもついてしまいます。
そのシワをとるために、着物用のハンガーにかけておきましょう。
着物店で購入することもできますし、ネットでも売っています。
着物を購入するなら必ず一緒に手に入れておきましょう。
② アイロンは低温で
アイロンをかける際は、濡らした当て布をつかい、低温でかけます。
生地を傷めないように十分配慮しましょう。
③ しつけ糸、忘れずに
着物には基本的にしつけ糸がつけられています。
事前にはずしておくことを忘れずに。
その時、付け紐と襟の部分をつなげている糸を間違って切らないように要注意!
④ 紐の結び方、使い方
赤ちゃんを抱っこし、着物のひもをママの肩にかけ、背中に回して結びます。
結び方はちょうちょ結び。場所は肩の後ろあたりがいいでしょう。
しっかり固めに、解けることがないように結びます。
柄が前面にしっかりと出るように調節しましょう。
紐には縁起物である扇子やお守りをぶら下げます。
レンタルの場合は、①から③のお手入れの工程は不要です。
白羽二重の内着の着せ方
お宮参りでは、掛け着となる着物の下に純白の白羽二重の産着を着せることがあります。
その場合は、普通の肌着のような形で着せることになります。
1つ注意してほしいのは、左手側の身頃が上ということ。
着せるなら出かける際・お宮参りの神社についた際などに着せ方が間違っていないかチェックしてくださいね。
着物を着せるときの注意点
少しよだれが出てきた赤ちゃんなら、着物を汚してしまうことがあります。
撮影の際はよだれかけが写っているとNGですが、それ以外の時はできるだけよだれかけをしておきましょう。
できれば、着物を着せるときに大きめで吸水性の高いよだれかけを付けてあげましょう。
ドレスや着物とセットで購入できるよだれかけもありますが、それが撮影の時に汚れていては見栄えが良くありません。
撮影用とそれ以外用の二種類を用意しておくと便利です。
また、移動中も掛け着を着せていると汚れる可能性が増えますし、赤ちゃんによっては嫌がる子も居るかもしれません。
掛け着を着せるのは神社に到着してからがベストとなります。