ママにとって夜泣きは辛いもの。
抱っこしたり、背中をトントンしたりしているけれども、ちっとも寝てくれない・・・。
そんなお困りママに、海外のちょっと意外な夜泣き対策をご紹介したいと思います。
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英米では一般的。「別室で寝かせる」方法
アメリカやイギリスなどの海外では、生まれた赤ちゃんを別室で寝かせることが多いそうです。
日本ではママとパパと同じ寝室にベビーベッドを置いている方が多いのではないでしょうか?
日本と違って、家も広く、部屋数も多いので可能なのでしょうが、なるべく早い時期から「一人で寝ること」をトレーニングしていくそうです。
夜中泣いたら、すぐにあやしに行くのではなく、最初は3分ほど待ってから赤ちゃんの居る部屋に向かうのだそう。
そして、あやしに行く時間をだんだんと伸ばしていくと、いつのまにか赤ちゃんがまとまって寝てくれている!のだとか。
ただ、夜泣きというのは原則「6か月から」の赤ちゃんが、「意味もなく」夜中に起きて泣いてしまう現象のことを指します。
低月齢の頃の夜の寝ぐずりは「夜泣き」とは一般的に言わないので、ご注意ください。
フランスの「泣かせっぱなし」育児!?
私も子どもが低月齢の際、どうにかならないものかと夜泣き対策を調べました。
そして、あえて「泣かせっぱなし」にする方法を見つけて、びっくりしたのを覚えています。
日本では親が自分の時間を犠牲にし、献身的に尽くすことが美徳とされています。
しかしフランスでは、「赤ちゃんも権利を持った一人の人間」として扱うので、ママやパパにも「寝る権利がある」と考えるようです。
そのため、赤ちゃんの様子をじっくり観察し、眠る環境を整えたら、多少泣かせるようです。
ただ、この方法はあらゆる夜泣き対策を試みた上で、赤ちゃんが意味もなく泣いているときに有効な方法だと私は考えています。
赤ちゃんが夜泣くのは多かれ少なかれ理由があることがほとんどです。
そのため、色々夜泣き対策をしてもダメだった・・・というような、疲れてしまったときに、頭の片隅に置いておくと良い夜泣き対策かもしれません。
伝統的な夜泣き対策「ベビーマッサージ」
アジアやアフリカなどの海外で、夜泣き対策として伝統的に行われてきたのが「ベビーマッサージ」です。
しかしこのベビーマッサージ、実際に赤ちゃんをマッサージしてあげて眠りに誘導する・・・というものではないようです。
ベビーマッサージが夜泣きに有効な理由として、「スキンシップ」が挙げられます。
赤ちゃんはママが思っている以上に、触られたり、自分で触ったりすることが大好きです。
スキンシップで笑い声をあげたり、ママとつながっている安心感を得たりすることができるので、夜泣きに有効だと言われています。
おうちでまったりベビーマッサージしたり、自治体で開催されているベビーマッサージ教室に参加してみるのも良いかもしれませんね。