赤ちゃんの夜泣きでお困りの方も多いかもしれませんが、そもそも「夜泣き」って何?
筆者の体験も交えつつ、みなさんの疑問にお答えしたいと思います!
「夜泣き」とは?
「夜泣き」とは、生後6か月前後の赤ちゃんが、理由もなく夜中に起きて泣き喚く現象のことを指します。
つまり新生児期の夜起きて泣く現象は「夜泣き」とは言いません。
また、生後6か月以降でも、お腹が空いていたり、ウンチやオシッコで気持ち悪くて泣いていたりする際も、厳密には「夜泣き」とは言わないのです。
私の夜泣き体験
私の赤ちゃんで明らかに「夜泣き」だなぁ、と思ったのが「夢」です。
ちょうど生後6か月くらいから、表情も豊かになり、よく笑うことが多くなりました。
その反面、お医者さんを見たら泣きだしたりと、「怖い」という感情も芽生えてきたようです。
そんなある日、3人で川の字で寝ていたら赤ちゃんがモソモソしていました。
眠りが浅くなる「レム睡眠」の時間帯だったのでしょう。
寝ながらですが、目も動いていますし、手足もバタバタさせています。
そのまま寝るかな~?と観察していたら、一気に大声をあげて泣き始めました。
急いで授乳しても、オムツをチェックしても、体をのけぞらして泣くのです。
パパの声で一発解決
私が急な出来事であたふたしていると、パパが起きて来て「ガオーの夢見たんか?」なんて笑いながら、娘を抱っこしてサーッと違う部屋へ行ってしまいました。
そしたら、5分もしないうちに戻ってきて、「寝たよ」とのこと。
どうやら娘は夢を見て「不安」になり、泣き叫んでいたようです。
私が焦っておっぱいをあげようとしたり、オムツを変えようとしたりしても、寝ぼけまなこの娘にとったら恐怖以外の何物でもなかったんだなぁ。
そんな風にしみじみ反省させられた出来事でした。
その後も1か月くらい「夢」による娘の夜泣きは続きました。
起こしてしまうかな?と思い最初は静かにしていたのですが、我が家の娘の場合は昼間のトーンで話しかけるのが一番安心したようです。
生後半年は「感情」が芽生える時期
生後6か月くらいの時期は、「楽しい」という感情だけでなく、「嫌だ」「気持ち悪い」「怖い」といった負の感情も芽生えてくる時期です。
我が家の場合は「怖い夢」によって、夜泣きが引き起こされていましたが、夜泣きを引き起こす要因は赤ちゃんによって千差万別。
真っ暗な部屋が怖い、という赤ちゃんもいるでしょうし、お布団のチクチクした刺激が不快で泣きだす赤ちゃんもいるでしょう。
そのため夜泣きの程度は赤ちゃんによってかなり個人差があるものです。
様々な角度からストレスが無いかを観察し、不快な要素を取り除いてあげることが、夜泣きを軽減させるポイントになります。