赤ちゃんは話せないので、不快な症状を言葉で訴えることができません。
そのため、「いつもと違うかな?」と感じたら、脱水症状も疑ってみてください。
赤ちゃんの水分が足りないかどうか、見分け方の目安を5つ紹介したいと思います。
1.オシッコの回数が減っている!
赤ちゃんは新生児の間、1日に何度もウンチをします。
新生児の間はそれでも大丈夫なのですが、月齢を重ねてくると目安ですが、1日に2~3回くらいまでに減ってきます。
しかしオシッコは別です。
月齢を重ねても、オシッコは1日に何度もします。
オシッコといっても、大人と違って、5ml程度のちょろっとする程度です。
そのため、「オシッコしたかな?」と思って確認すると、ブルーのラインが入っていることがほとんど。
「あれ今日ほとんどオシッコしてないかな?」と感じた場合は、意識して水分を飲ませてあげるようにしてください。
オシッコの回数は脱水を見分ける上で、比較的わかりやすい見分け方なので、普段のオシッコの回数をメモして目安にすると良いでしょう。
2.ウンチの回数が多い
赤ちゃんのお腹はまだまだ不安定で、ちょっとしたことで下痢になってしまうことがあります。
水っぽくないウンチでしたら大丈夫ですが、ベチャベチャのウンチがあまりにも多いようでしたら、ウンチをする際に同時に水分も奪われている可能性もあります。
あまりに回数が多いと、おしりがかぶれてゴキゲンななめになります。
胃腸炎の可能性もありますので、おしりの調子も気にすることが大事です。
3.汗を大量に掻いている
赤ちゃんは大人よりも体の面積の割合が高いので、思っている以上に汗を掻いてしまっています。
また、赤ちゃんの体は訳80%が水分です。
そのため汗といえども、水分が大量に奪われてしまいます。
冬だからぬくぬくの厚着でストーブをガンガンに暖めていたら、赤ちゃんが脱水に!なんてこともあります。
おうちの中では靴下を履かせないでも、快適な室温にするのが目安です。
4.機嫌が悪い
見分け方が少し曖昧ですが、初期の脱水症状に見られる変化として「機嫌が悪くなる」ことが挙げられます。
お昼寝も、離乳食も、オムツもばっちり。
けれどもぐずぐずが続く場合は水分補給をしてみましょう。
先ほども述べましたが、赤ちゃんは思っている以上に汗を掻いています。
「あれさっきも飲ませたのにな?」と思っても、水分を再度欲しがることがあります。
5.ヨダレが少ない・肌がカサカサしている
赤ちゃんによって肌の質感にも違いがありますが、いつもより口元やお腹、足がカサカサしていると少し水分不足の場合があります。
・・・とはいっても、冬などは乾燥でもカサカサになる場合がありますので、特に口元が乾燥しているかがポイントです。
いつもヨダレでスタイが必須の赤ちゃんでも、脱水症状に陥っているとヨダレの量が少なくなることがあります。