赤ちゃんの誕生は両親だけでなく、祖父母など家族みんなの喜びであり、お七夜、お宮参りなどたくさんの赤ちゃんのイベント事を通し、赤ちゃんの健やかな成長を祈ります。
生後100日を祝って行われるお食い初めも「一生食べるものに困らないように」と願いを込めた赤ちゃんのための儀式ですが、しっかりやろうと思うと準備が中々大変なイベントになります。
料理はもちろん、お食い初めで使う食器の用意は大丈夫でしょうか?
食器の決まりや相場、選び方のコツを知り、しっかり準備できるようにしましょう。
食器は何を使うの?
正式には高足の御膳に漆器の器を用意します。
漆器に料理を盛り付けると大変格式高く、立派なお食い初めの儀式に見えます。
しかし昔はお正月など節目に利用するために家庭に保管されていた漆器も、高価かつデリケートで手間がかかるものとされ、若い夫婦の家庭ではあまり見られなくなりました。
お食い初めのために漆器を用意するのはもったいないと、最近ではベビー食器に料理を盛りつけ代用するケースも増えています。
生後100日というと離乳食が始まる時期も近付いていることから、離乳食用の食器のセットを購入すると実用的でしょう。
相場はどれくらい?
漆器、和食器
お食い初めの食器一式を漆器で用意するとなると相場は大体二万円程度になります。
漆器はきちんと手入れをしていけば長く使えるものなので、家族で代々使っていく目的があればいい買い物といえるでしょう。
漆器ではなくても、和食器のセットでも見栄えがいいものが販売されています。
そちらは3000~5000円と漆器に比べると安くなります。
形はきちんと整えたいが、漆器には手が出ないという方にはおススメです。
ベビー食器
離乳食用の食器で代用する場合は、セットのものが内容、価格帯共に幅広く販売されています。
3000~5000円であれば、お食い初めはもちろん、離乳食期を通して長く利用することができるものを揃えることができます。
選び方のコツを押さえよう!
①利用目的はお食い初めだけ?漆器かベビー食器か決めよう!
お食い初めだけでなく、料理を豪華に見せるために節句やお正月などにも利用する機会があるならば漆器か和食器で高足から一式そろえるといいでしょう。
節目の度に豪華なお祝いができます。
節目だけではなく日常的に利用したいならばベビー食器に決めましょう。
離乳食期から器の形によっては4、5歳くらいまで長く使えるものもあります。
②予算を決めよう!
赤ちゃんが誕生してお食い初め辺りで100日を迎えますが、イベント事はお七夜、お宮参りとすでに3つ目。
出費も諸々かかっています。
食器購入の際も予算を決めましょう。
漆器や和食器ではなく、安く済まそうと思えばベビー食器で100円均一でも種類豊富に売られています。
セットの物にするならば3000円と5000円では当然中身が違います。
後からばらばらに買い足すならばセットの方が安く済むことも。
見通しを立てて予算を考えましょう。
③購入の方法は?
お店で実物をみるのが一番な気もしますが、まだ生後3~4カ月の赤ちゃんを連れての外出は中々大変です。
インターネットでも種類豊富に販売されており、購入には困りません。
また、お店での購入を検討している場合も、どのような物があるのか事前にインターネットで予備知識を身につけてから出かけましょう。
そうすることで、店頭で迷うことなく長時間のお出かけを避けることができます。
ベビハピ!的まとめ
お食い初めが近付くと、鯛の用意とか祝い膳の献立に気を取られがちですよね。
でも食器だって大切!しっかり準備をしておきましょう。
お食い初め直前になるとけっこうバタバタしちゃいますから、早い段階で見通しをもった購入の仕方ができるといいですね♪
今回の記事を参考にしてみてください!