赤ちゃんの体調管理って本当に大変ですよね。
「お腹が痛い」「頭が痛い」などと言ってくれればいいですが、赤ちゃんにはそれができません。
ですが、その代わりに「発熱」や「ウンチ」などから彼らの体調を知ることができます。
日ごろから何に注意すべきなのか見ていきましょう。
乳幼児はウンチがゆるいもの
大人や普通の食事を摂取している子どもと違って、赤ちゃんのウンチは基本的にゆるいものです。
母乳またはミルクといった液体をご飯としているので、それは当然ですよね。
そうしたことから、意外と赤ちゃんの下痢は見逃しやすいものだったりします。
何か異常が合った時、「これって下痢かも?」と気が付けるように日頃からチェックしておきましょう。
具体的なウンチのチェックはこちらの記事を参考にしてください。
なぜ下痢をしてしまうの?5つの理由をご紹介
下痢をしてしまう理由は、様々ですが、大きく分けて5つあります。
◎風邪症候群
鼻水、咳や発熱など、風邪ウイルスが原因で下痢を引き起こします。
⇒室温や湿度、赤ちゃんの着るもの、睡眠、ストレスなど環境の整備で予防しましょう。
◎インフルエンザ
突然の高熱や熱性けいれんなど、インフルエンザウイルスが原因で下痢も起こります。
⇒とにかく、外部からウイルスを持ち込まないこと。大人の手洗いうがいだけでなく、湿度管理、人ごみに行かないなど、できる限りの予防を!
◎食中毒
食物についた細菌が原因で胃腸炎をおこし、激しい下痢や嘔吐を繰り返します。
⇒症状が起こったら病院へ。手洗い、低温保存、加熱調理などで食中毒を予防する。
◎食物アレルギー
赤ちゃんや子どもは、消化機能などの体が、まだ、未発達です。
免疫機能も不十分なためアレルゲンの可能性がある食物を食べると下痢を引き起こす可能性が高いです。
⇒離乳食など、食事をとるときは、アレルゲンの原因になるものには十分注意を。
◎単一症候性下痢
順調に成長し、状態の良い乳児が下痢を出し続けることをいいます。
母乳で育っている乳児は、一日に何度かの下痢(軟便)を出すことがありますが、病気として考える必要はなく気にしなくてよいでしょう。
⇒基本的には気にしなくて大丈夫ですが、嘔吐や高熱、機嫌が悪いなど、他の症状が
出た時、または、心配な場合はかかりつけの医師に相談し、安心しましょう。
もし発熱を伴う下痢をしてしまったら?
日ごろ注意していても、気候の変化や疲れやストレスなど様々な理由によっては下痢をしてしまうこともあります。
万が一、下痢をしてしまった場合、症状によっては急を要するものや、かかりつけの医師に相談が必要なものもあります。
ぜひ、以下の記事も参考にしてみてください。
「赤ちゃんが下痢になった時はまずうんちの色をチェック!」
「熱が出て下痢になっている時に考えられる赤ちゃんの病気」