赤ちゃんが誕生して1年目は、子どもの健やかな成長を願う儀式や行事がたくさんあります。
お食い初めもその一つであり、赤ちゃんの生後100日頃に「一生食べるものに困りませんように」という願いを込め、祝い膳を食べさせる真似をする儀式です。
いざお食い初めをしようと調べてみると、祝い膳は尾頭付きの鯛に、季節のものや海・山の幸を取り入れた一汁三菜が基本など中々用意が大変そうです。
赤ちゃんの生後100日というとまだまだ昼も夜もなく育児に追われる日々。
「忙しくてお食い初めの準備ができない!」と諦めるのは早いかもしれません。
出前を利用して楽に、豪華なお食い初めを祝ってみませんか?
お食い初めで出前ができる?!
お食い初めの出前、とは中々ピンと来ないかもしれません。
実は配送地域が限定している店舗から全国配送を行っているところまで、インターネットで検索するとたくさん出てきます。
昔に比べて、食材の冷凍技術や真空、配送の技術が上がり何の準備もしなくても立派な尾頭付きの鯛がついた祝い膳が自宅に届くことが可能になりました。
お食い初めをする際は記念に写真を撮るでしょうから、その時に格式高そうな立派な御膳が並んでいると後から見返しても楽しい思い出の一つになるかもしれません。
出前のいいところ
注文せずに家庭でお食い初めの祝い膳の用意をすると大変な分、温かみもあります。
しかし、実はお食い初めで大変な点は料理だけでなく、その料理を盛る器にもあります。
本来、お食い初めは漆器に盛ります。
最近では漆器は高価なものなので、後々も使えるようにとベビー食器を利用するケースも増えているようです。
大変実用的なのですが、やはり漆器、もしくは和食器の方が見た目は豪華になります。
出前のいいところは、多くのお店が料理だけでなく器までセットにしていることです。
料理が届いたら、並べるだけで立派な祝い膳の用意が済んでしまいます。
また、全国配送によりお店まで行かなくても有名料亭の祝い膳注文することができることもデリバリーのメリットです。
注文するなら覚えておきたいポイント
①祝い膳のセット内容を確認
入手や調理が困難な尾頭付きの鯛だけがお食い初めメニューとして扱われている場合も多くあります。
鯛だけでいいのか、祝い膳一式が必要なのか検討して、セットの内容を確認しましょう。
②鯛や祝い膳の大きさ
写真で見ると大きく立派な鯛だったので注文したら、届いたら思ったよりもずっと小振りだった、なんてことがないように大きさについての注意事項を確認しましょう。
盛り付け方でお皿からはみ出すほどの大きな鯛に見えても、よく読むとお皿が小さいだけで鯛もそんなに大きくないということも。
値段重視なのか、せっかくだから見た目重視なのかよく検討しましょう。
③調理方法に気をつける
普段の感覚で、食べる前にチンすればいいとは限りません。
繊細に調理されているものは自然解凍を勧めていることもあります。
いざ、食べよう!としたら自然解凍で4時間なんてことがないよう到着と、お祝いの日を計画的に見ましょう。
④レシピ通りに!
祝い膳は品数が多いので、地域のお店から直接届く場合を除いては、食材が冷凍や真空パックされていることが多いようです。
レシピが同封されていると思われますので、お店同様美味しく食べられるようレシピ通りに調理しましょう。
ベビハピ!的まとめ
家庭で祝い膳を用意すると、伝統や温かさを感じることができます。
そうはいっても忙しい毎日です。
子どもの健やかな成長を願う気持ちには変わりはないのですから。便利な物を利用して楽しくお食い初めを行ってみてはいかがでしょうか。