妊娠超初期に起こる変化で、最も解りやすいとも言われているのが”基礎体温”の変化。
日頃から基礎体温を付けているならより解りやすく変化する場合が多いんです。
妊娠することで基礎体温がどう変化していくのかをチェック!
ポイントをまとめましたので、気になる方は参考にしてみてくださいね。
通常の基礎体温
通常、基礎体温は3つの時期に分けられます。
低温期
排卵前の約14日間を低温期と言います。この時期に卵巣にある卵胞が成熟します。
14日間と言うのは目安で、長い人では約25日ほど続きます。
排卵期
成熟した卵胞が卵子を出て、排卵します。受精しなければ卵子は寿命を迎えます。
高温期
排卵後、体温が高くなる時期を高温期と言います。これも、約14日間続きます。
妊娠した場合の基礎体温の変化
妊娠した場合、基礎体温に変化がみられることがあります。
どんな変化があるかは人により違いますが、多く見られる変化をチェックしておきましょう。
高温期が長く続く
妊娠すると高温期が長く続くと言われています。
段から基礎体温を測っていて、それと比べると長い高温期になっている場合は妊娠の可能性があるかもしれません。
高温期が2段階になる
妊娠しているときの体温の特徴として、高温期が10日ほど過ぎてから、更に体温が少し上がるというものがあります。
毎日チェックし、高温期からしばらくしてまた体温が上がる日が続けば、妊娠の可能性があるかもしれません。
平熱より高くなる
37度以上の熱が出る場合など、いつもより明らかに体温が高くなることがあります。
しかし、これは体調が悪かったり、風邪気味の場合にも起こるので、要注意。
個人差があるので、37度を超えたからと言って妊娠の可能性が高いとは言えません。
あくまでもいつもとどう違うかをチェックする目安としましょう。
普段から基礎体温をチェックしておく
高温期がいつから始まるのかなどを把握するために、日ごろから基礎体温をチェックしておく必要があります。
最近はアプリなどでも基礎体温をつけるものがあるので、利用してみましょう。
また、体温計は通常のものでもいいですが、婦人用の体温計ならより正確に判断できます。
体温計に基礎体温をチェックする機能が付いているものもありますので利用してみてもよいでしょう。
あくまでも目安、妊娠を完全に判断できるものではない
妊娠検査薬が使えない生理予定日前などに「妊娠しているかも?」と思った場合は基礎体温をチェックすることになります。
ですが、基礎体温が上がっていたり、高温期が長く続いているからといって必ずしも妊娠しているとは判断できません。
基礎体温は体調の変化など些細なことで上がったり、高温期が続くことがあるので、あくまでも目安として考えましょう。
ベビハピ!的まとめ
妊娠超初期において最もわかりやすい兆候となっているのが基礎体温です。
あくまでも目安であり確実とはいえませんが、日頃から測っておけばひとつの判断基準になることでしょう。
妊娠の予定がある、希望している場合などはこま目にチェックしておくと良さそうですね。