着床出血は妊娠超初期症状の一つです。
ただ、ほとんどの場合は「早めの生理が来たのかな?」と感じるようですね。
生理予定日前の出血の種類を知ると、早く妊娠に気付く手がかりになります。
突然の出血は生理?不正出血?着床出血?と慌てたり不安になってしまうこともあります。
妊娠超初期に起こる着床出血とそれ以外の出血の違いについてご紹介いたします!
妊娠超初期期間の出血の種類と特徴
妊娠が成立してから生理予定日前の期間を妊娠超初期と呼びます。
この期間に見られる出血は以下の様なものが考えられます。
- 予定日よりも早めの生理の兆候
- 妊娠が成立しており、着床出血
一つ目の場合は単純に生理がくる前兆としてたまたま出血したもの。
なので妊娠などを意識する必要はありません。
二つ目出血の場合は妊娠超初期症状のひとつ着床出血ということになります。
色は茶色っぽく、トロっとした状態であることが多いようです。
着床出血について次から詳しく見て行きましょう。
妊娠超初期の着床出血とは?
着床出血についてここではご説明していきます。
なぜ着床出血が起きるの?
受精卵が着床することで妊娠がスタートします。
その際、子宮の壁を多少ですが傷つけてしまうんですね。
細かい傷ですが、時に出血してしまうことがあり、それが着床出血として表にでるのです。
着床出血はいつ出るの?
妊娠超初期、つまり0週~3週の間に見られる症状です。
だいたい生理予定日1週間前位から、生理予定日頃の期間に見られます。
着床出血って危険なの?
出血と言うと、妊娠においては問題があるイメージがありますよね。
ですが、着床出血は母体はもちろん、お腹の赤ちゃんに影響はないので心配ありません。
子宮壁の細かい傷によって出てしまうものであり、すぐに修復されますので大丈夫です。
着床出血はどんな状態なの?
出血と言っても子宮の内膜の粘液が溶け出るもの。
流れるような血ではなく、おりもののような状態をしています。
着床出血と生理の見分け方は?
普段の生理が軽い人では、生理が来たと思っていたら妊娠だったと後から気付くこともあるようです。
着床出血と生理の出血、それはどのように見分ければ良いのでしょうか?
着床出血はトロっとしている
個人差がありますが、着床出血は生理終わり頃の様な茶色のトロットしたおりもの状をしていることが多いです。
色が鮮血ではないこと、量が少ないことが着床出血と生理の見分け方になるでしょう。
基礎体温と見比べてみる
着床出血と思われる出血があった場合、基礎体温と照らし合わせてみましょう。
その出血が妊娠超初期の兆候かどうかが判断がしやすくなります。
生理の兆候であれば、基礎体温は下がりはじめます。
体温が高いまま少量の出血があると、着床出血の可能性が高くなります。
妊娠するとみんな経験することなの?
着床出血は経験する人がそれほど多いものではありません。
むしろ経験のない人の方が多いんですね。
なので、なかったからといって着床に異常があるわけではありません
「妊娠検査薬では陽性反応があったけれど、着床出血はなかった。ちゃんと着床できていないの?」
そんな無駄な心配をしないようにしましょう。
着床出血はなくとも、おりものの量や色に多少の変化があったりすることも。
妊娠超初期症状は人それぞれ個人差があるものなのです。
ベビハピ!的まとめ
基本的には、生理期間以外の出血は不正出血とされます。
着床出血ならば安心ですが、その他のものだとちょっと不安。
考えられる原因は子宮内ホリープ、子宮内膜症、子宮筋腫などで、妊娠している場合は流産や早産が考えられます。
自己判断をせずに、いつもと違う出血の様子があったり、痛みを伴う場合は病院で相談しましょう。