個人差は大きいものの、早い人では妊娠超初期から様々な体の変化を感じることがあります。
妊娠を意識していなければ、主に風邪などが原因の体調不良のように感じられることが多いようです。
たくさんある妊娠超初期症状の一つに、頭痛やめまいがあります。
果たしてどのような症状を感じるのでしょうか。
頭痛・めまい・肩こりに関する、4つの妊娠超初期症状についてご説明していきます。
①偏頭痛がある
もともと頭痛持ちの人によく見られる妊娠初期症状の一つで、偏頭痛がするようになります。
頭痛の原因はホルモンバランスの変化にあります。
妊娠が成立したことにより、黄体ホルモンが多く分泌されるようになります。
黄体ホルモンの働きの一つに、血液循環を良くしようとするものがあります。
これにより、脳血管が拡がり神経が圧迫される、または引っ張られることで偏頭痛の症状がみられるのです。
頭痛がひどい時は、痛むところを冷やしてみましょう。
冷やすことで頭痛の原因である血管の拡がりを抑え、少し楽になることでしょう。
②肩こりによる頭痛
妊娠超初期に普段より肩のこりを感じることがあります。
妊娠すると体は冷えやすくなります。
そのため、血行不良から肩こりになり、肩凝りからの頭痛を感じる人もいるようです。
肩こりがひどい場合は、患部を温めたりお風呂でリラックスするなど、血流が良くなる工夫をしましょう。
③急なめまいに襲われる
妊娠超初期に急なめまいを感じる人もいるようです。
めまいの原因は妊娠したことにより、赤ちゃんを育てるために母体の血液の量が増したことにあります。
血量は増えることで、赤血球の濃度が薄くなりヘモグロビンが不足します。
ヘモグロビンは体内に酸素を運ぶ役割があるため、不足するとめまいが起こりやすくなるのです。
めまいを感じたら、できるだけ横になるなど体を休めるように心がけましょう。
④立ちくらみがひどい
妊娠超初期に、クラッと立ちくらみをすることがあります。
立ちあがろうとした時やお風呂上がりなどに目の前が真っ暗になる…そんな症状です。
妊娠すると赤ちゃんに鉄分を大量に送るため、知らず知らず鉄分が不足しがち。
鉄欠乏性貧血を起こす人も多いので気をつけましょう。
お腹の赤ちゃんのためにも、普段からバランスの良い食生活に気を配ることが大切です。
ベビハピ!的まとめ
妊娠が早々に判明すれば、アルコールや煙草、強い薬など胎児に悪影響があるものを遠ざけることも可能です。
ですが、妊娠超初期における頭痛やめまいだけでは妊娠かどうかは断定できません。
他の症状や基礎体温なども考慮するといいでしょう。
また、気にし過ぎるとかえってストレスになり、頭痛が悪化する原因にもなります。
妊娠検査薬が使用できる生理予定日~生理予定日1週間後まではリラックスして待つようにしましょう。