1歳児の寝かしつけって難しい?
実はけっこう悩んでいるママさんは多いみたいですね。
1歳児は0歳、2歳の子どもとどのような違いがあるのでしょうか?
成長の目安や特徴などもしっかり学んでおきたいですね!
子供がグッスリと寝てくれて、夜泣きもなくなる!
難しい1歳児の寝かしつけ、3つのコツをご紹介いたします♪
1歳児でみられる成長について
自分で伝えられる!
1歳児は、ただ泣くことしかできなかった赤ちゃん期から脱却する時期。
お腹がすいたり、おむつが汚れたり、不快なことが起きた時、自ら主張をしてきます。
今までは泣いてお母さんが来るのを待つしかなかったのに、自分で動いて言葉で伝えてくれるんですね。
すっごく動くようになる!
また1歳代は、劇的な変化として運動面で歩くことが出来るようになります。
行動範囲が広がり、ますます好奇心が強くなっていきます。
成長とともに自我の芽生えが見える
自分とママが違う存在だと分かるようになり、自我の芽生えが目覚ましいときです。
周囲のことがよくわかるようになり”~すればあのおもちゃが取れる。”なんて考えたり
日中あった出来事を思い出して夜泣き・・・なんてこともあります。
今までは泣いて自分の意思をを伝えるだけだった赤ちゃん。
1歳になると言葉で「いやっ!」といえるようになれるんですね。
そのため、親と衝突してしまう場面も増えてきます。
赤ちゃんのころとは違う育児の大変さがでてくるんです。
断乳で添い乳も卒業?
また、そろそろ断乳を考えるママが多い時期。
ですから、添い乳やおっぱいをあげながらの寝かしつけは卒業するタイミング。
これはこれで苦労しますから、ママのお悩みはとても多いです。
1歳児の生活リズム
1歳を過ぎるころには、生活リズムがほぼ整ってきます。
睡眠をまとめて取れるようになり、お昼寝も1日2回から1回になるように。
離乳食は3回になり、栄養のほとんどが食事からとれるようになります。
また、あんよができるようになり、外遊びが大好きになります。
一日に1~2回、2時間程度を目安に外遊びやお散歩をしてみましょう。
そうすれば身体をよく使って遊び、程よく疲れて寝付きやすくなります。
お風呂の時間はできるだけ同じ時間にするとよいです。
ほてりで目がさえたり、寝つきが悪くなったりするので、寝かしつけの1時間前には入れてあげたいですね。
1歳児の寝かしつけ、3つのコツ!
成長とともに0歳児とは違った育児の大変さが出てくる1歳児。
寝かしつけの方法・考え方も変わってくるものです。
1歳児の寝かしつけのコツをご紹介いたします!
① たくさん身体を動かそう!
ハイハイ期までは活動範囲もまだ屋内が多く、ママの周りが中心でした。
母乳やミルクを飲んで寝て…出生から1年で体重が2倍~3倍増えます。
歩き始めるようになると、身長はゆるやかに伸びていきますが、体重はあまり増えません。
運動能力が発達し、歩くことができるようになると爆発的に運動量が増えるためです。
栄養も食事からほぼとれるようになり、体力がついてきます。
程よく疲れるくらい遊ぶ!
体力のついてきた1歳児、寝やすいように疲れさせてあげましょう。
遊ばせるやり方に正解はありませんが、たとえばこんなことをしてみてはどうでしょう?
- 坂道や階段を登り降りする
- 近所をちょこっとお散歩する
- ペットなど動物と触れ合ってみる
- 近所の公園でお友達と遊ぶ
こういったことでも、この時期のこどもにはワクワク、ドキドキの冒険です。
ただし、道端のありんこにも魅力を感じるお年頃ですから、ママの予定通りにはいきません。
余裕をもてる状況がベストです。
地域の施設で遊んでみよう!
天気が悪いときは地域の子育て支援センターなどの利用もおすすめです。
同じ世代のこどもがいたり、保育士さんが手遊びなんかもしてくれます。
そして、一番いいのが、派手なイベントではなく、生活の中に溶け込めるほどよい刺激であること。
ちょっととなりの公園に行くつもりで利用してみたらどうでしょう。
保育園はリズムある生活が送れる
集団で過ごす保育園はリズムある生活が送りやすいです。
- 午前中のお遊び
- 昼食
- お昼寝
- おやつ
- 午後遊び
ほぼ一定の生活を送ることが出来ていますのでご安心あれ。
保育園選びには、お外あそびの様子のチェックを忘れずに。
程よい疲れとリズムが大切
1歳児は0歳児に比べて昼夜の感覚もしっかり理解できています。
とはいえ、まだ調整力は大人ほどありません。
ご紹介したように、生活リズムを整えてあげることがまずは大切です。
その中でしっかり運動・遊びをして程よく疲れるといいですね。
たくさんの刺激を受けて疲れて寝てしまう…子供にとってはそれがベストです。
遊びや運動を取り入れ、寝やすい生活リズムをつくってあげましょう!
② 入眠儀式
0歳児のうちはママが「寝ましょうね」と添い乳すれば寝てくれたかもしれません。
しかしこれからは「自分から寝る」「もう子供は寝る時間」ということを納得させていくことが必要です。
1歳児ないしその前に「いつもの流れ」を作っておきましょう。
- ごはん食べて
- お風呂に入って
- 温かい白湯を飲んで
- 絵本を読んで
- 明かりを消して
- おやすみなさい
こうした流れができると1歳児とはいえ、「そろそろ眠るんだなあ」ということを納得してくれます。
入眠儀式というほど大層なものではありませんが、「流れ」を作っておけば寝かしつけがスムーズになります。
ちょっとしたコツ
ただし、ここにひとつコツがあります。
お風呂の後、実際に寝かしつけるまでにちょこっと時間を空けること。
というのも入浴直後だと、ほてってなかなか寝付きにくいのです。
そのちょっとした時間を上手く利用して、「あぁそろそろ眠るんだなあ」という雰囲気を作れるとベスト。
たとえばこんなことをしてみるのはいかがでしょうか?
- 背中トントン
- 手をつなぐ
- おでこなでなで
- 耳元で寝息を立てる
- ママの二の腕ぷにぷに
- 絵本を読み聞かせる
コミュニケーションを取りつつ、「寝る時間かぁ」と思わせることができます。
やり方は色々その子その子のお気に入りがあるようです。
見つけるコツはいつも眠そうなときに子供からする、やりたがる仕草を観察してみましょう。
イヤイヤ期に入ると大変?
2歳を過ぎてイヤイヤ期になると、寝かしつけが大変になります。
大きくなりすぎてやり方がどうであれ、入眠儀式が身につきにくいんですね。
小さいころから意識して流れを作り、子供に合った入眠儀式が身についているといいですね。
③ 入眠前のいちゃいちゃタイム
月齢が進み、精神面が発達してくると子供は色々と変化してきます。
たとえば、日中あったことや保育園であったことなどを思い出して夜泣きして起きることがあるんですね。
引っ越ししたり、生活環境が変わったりしてもそうなります。
色々なことを感じて、喜怒哀楽がはっきりでてくるんですね。
この夜泣きは楽しくても悲しくても良くも悪くも精神が揺れたことによって起きるもの。
寝る前にスキンシップをたっぷりとって、心を落ち着かせた状態でお布団に入るとよくなることがあります。
やり方はそれほど難しくはありません。
寝る前10分でも20分抱っこしながら絵本を読んだり、手遊びをさせたりしてみましょう。
そして子供のことを優しく見守ってみましょう。
「ママが見てくれている!一緒にいてくれる!」と思わせてあげてください。
そんな時間を寝る前に作っておくと頻繁に起きて泣くことが減るそうです。
ベビハピ!的まとめ
寝かしつけは育児の中でも本当に苦労するものの一つですよね。
特に1歳児は自我が芽生え始め運動能力も上がり成長著しい時期。
今回ご紹介したコツを参考に、色々と試してみてくださいね♪