赤ちゃんの寝かしつけって本当に大変!
すんなり寝てくれればいいけど、そう簡単にはいきませんよね。
寝れなくて泣いちゃう赤ちゃんの姿を見るのも可哀想だし、ママも体力を削られイライラ…。
寝かしつけがうまくいかないと育児が悪循環になってしまいがちです。
今回は「トントン」「ポンポン」による寝かしつけ5つのコツをご紹介。
赤ちゃんが寝やすい環境づくりのポイントもお伝えしますので参考にしてみだくださいね!
みんなが悩む、赤ちゃんの寝かしつけ。
子育て中のママの約8割は寝かしつけで悩んだ経験を持っています。
口コミや体験談でよく見られるのは…
- 「抱っこしないと寝ない。」
- 「おっぱいをあげないと寝ない。」
- 「他の兄弟が起きていると寝ない。」
といったものです。
赤ちゃんの寝かしつけは一筋縄ではいかない…といった感じですね。
寝てくれる時はすんなり行くのに、元気いっぱいの時もある…。
親の方も付き合えるうちはいいですが、眠い時はついイライラしてしまうことも。
赤ちゃんの寝かしつけは本当に悩ましいものです。
寝る環境~まずは赤ちゃんの不快を取り除こう~
赤ちゃんの寝かしつけを行うには、快適な状態を作ることが大切です。
赤ちゃんの不快を取り除いてあげましょう。
なぜ快適にしないといけないの?
生まれて間もなく~3カ月くらいの赤ちゃんは、まだ昼夜の区別がついていません。
お腹がすくと目を覚まして泣き、授乳によってお腹が満たされるとまた眠るというリズムで過ごしています。
また、低月齢の赤ちゃんは眠りが浅いのも特徴にひとつです。
つまり、ちょっとした刺激で目覚めやすいんですね。
ですから、快適に眠れる環境をつくってあげることが大切です。
①赤ちゃんの体調は良いですか?
就寝前の赤ちゃんの体調をチェックしてみましょう。
たとえば以下の様なことに注意してみましょう。
- 風邪などで咳や鼻水が出ている
- 中耳炎のため耳を掻きむしっている
- 便秘や下痢でお腹の調子が悪い
- 汗疹や湿疹で痒そうにしている
- いつもより発汗している
このように目に見えて体調が悪い状況ではすんなり寝てくれません。
病院にいって診てもらったり、お薬を与えてみたり、部屋の環境を整えるなど対処しましょう。
②おむつは気持ちいいですか?
就寝前のおむつチェックも大切なポイントです。
最近の紙おむつは高性能ですから、ちょっとオシッコしたくらいではそこまで不快感はないかもしれません。
ですが、赤ちゃんはちょっとした刺激によって寝付きが悪くなるもの。
出ているのであれば面倒臭がらずにちゃんとおむつを変えてあげましょう。
③お腹は満たされていますか?
お腹が空いていると赤ちゃんは起きてしまいます。
赤ちゃんは大人に比べると胃も小さく食事をまとめて取れません。
短時間でお腹が空いてしまうので小分けに授乳しないといけませんね。
できれば寝る30分前には授乳して、食欲を満足させてあげましょう。
もちろん、忘れずに必ずゲップをさせてあげてくださいね!
寝る環境~心地よい寝室を作ろう~
大人でも環境が悪ければストレスが溜まり寝れないもの。
赤ちゃんだって快適な環境が維持されていなければ寝付くことができません。
心地良い寝室を作ることも意識しましょう。
① 室温と湿度
1年を通じて、寝室の室温は20度前後がよいでしょう。
また、湿度が低いと、のどが痛くなったり、咳がでやすくなります。
快適な湿度の目安としては45%~60%と言われています。
過ごしやすい空間を目指しましょう!
② 寝室を暗くしましょう。
当たり前のことですが、電気は消してくださいね!
人間の体内時計は明るさによって調整されます。
明るければ赤ちゃんが寝つきにくくなるのも当然です。
また、頭上からの明かりは人を活性化させます。
逆に足元からの光に対しては落ち着きを覚えるようです。
寝る前は明るい室内灯は消して、間接照明で部屋を薄暗くしてみてください。
そうすれば徐々に寝やすい体に整っていきます!
③ 生活リズムを整えましょう。
生後3ヶ月までは昼夜の区別がついていません。
また、それ以降も体内時計が正確ではありませんので、日によって寝付きが悪いこともあります。
夜になっても元気に遊んでしまう…1歳とか2歳の子でもたまにあることです。
なるべく決まった時間に寝てもらうためには、習慣付けが大切です。
毎日決まった時間に起きて眠る習慣をつけるように、生活スケジュールをたてましょう。
繰り返していくことで、赤ちゃんもいつもの時間になると自然に眠くなってくれます。
さあ、ここからトントンテクニック!
どうして背中トントンが寝かしつけの代表格に君臨しているのでしょうか?
人は単調なリズムを感じていると脳の働きが緩慢になります。
そのため眠気が促されるんですね。
とはいえ、まずは赤ちゃんが不快な状況ではない、寝やすい環境であることが絶対条件。
前述した準備を参考に、まずは寝やすい状態を作ってあげましょう。
それができていないうちにいきなりトントンしても意味がありません。
むしろ赤ちゃんもお母さんもストレスになるだけなので、避けましょう。
では、準備が整ったところで、トントンテクニックのスタートです!
トントンのコツ①リズム
「トントン」「ポンポン」はとにかく単調が一番です。
同じ間隔、速さで繰り返しましょう。
歌いながら「トン、トトトン、トントン」なんて、変な節をつけたりするのはやめましょう。
リズムの変化が覚醒を促してしまい、逆効果になることがあります。
トントンのコツ②速さ
赤ちゃんによって速いリズムを好む子もいれば、ゆっくりが好きな子もいます。
好きな速さを見つけてあげてください。
入門編としては、あみんのヒット曲「待つわ」や水戸黄門の「人生楽ありゃ苦もあるさ~」のテンポ。
この2つの曲は人間の心音の速さに似ているのだそうです。
トントンのコツ③強さ
実は、ちょっと強めにトントンするくらいが良いと言われています。
というか、そぉっとトントンしても、なかなか効果がでにくいようです。
強くトントンすると逆に目が覚めてしまうのではないか…心配かもしれません。
ですが、少し強いくらいの方が赤ちゃんも落ち着いて寝つきがよいようです。
保育園でもお昼寝の時間にはトントンどころか「ボスボス」と背中を叩く音が聞こえるくらい。
赤ちゃんが痛がらない範囲内でちょっと強めにトントンしてみましょう。
トントンのコツ④合わせ技
抱っこをして、トントンに揺れを加えると効果がアップします。
心地良い抱っこの揺れ=子宮の中
ちょっと強めのトントン=心音を全身で感じる
それぞれ、このような意味があります。
抱っこトントンは最も心地よく寝ていた胎児の頃と環境が似ているんですね。
「待つわ」の歌に合わせてゆるやかに横にステップを踏んだり、トントンのリズムに合わせて小刻みに縦揺れにしたりするとよいでしょう。
トントンのコツ⑤触れ合い
寝かしつけには赤ちゃんとのコミュニケーションも大切です。
トントンしながら、お母さんのほっぺをくっつけてあげたり、顔を近づけてあげてみましょう。
十分なコミュニケーションが取れれば安心して寝つきやすいようです。
また、途中で起きることも多少減る傾向にあるので試してみましょう。
ベビハピ!的まとめ
寝かしつけは育児の中でも最も大変で難しい部類に入るものですよね。
今回の記事を参考に、色々と試してみてください。
いきなり上手くいく!ということもあれば、あまり効果が…ということもあるかもしれません。
じっくり取り組んで、赤ちゃんに合う方法が見つかれば最高ですね!