不幸というのは突然訪れるもの。
小さい赤ちゃんや子連れでのお葬式の参列はどうしたらいいものか悩みますよね。
気持ちとしては最期のお別れをしたい、遺族と悲しみを分かち合いたいものです。
ですが、長時間に及ぶお葬式に赤ちゃんの機嫌が耐えられるの?授乳は?おむつ替えは?
なんて不安も感じてしまいますよね。
お葬式に出席するか欠席するか、その決め方のポイントを紹介します。
参列のポイント①遺族側の意向
お葬式にあたって、「赤ちゃんも小さいし、欠席で大丈夫」と遺族側から配慮の言葉を頂くこともあります。
参列に大きな不安があるようならば、お言葉に甘え欠席させてもらいましょう。
とはいえ、そのままにしてしまうのは不義理となってしまいます。
後日改めて赤ちゃんと一緒にお線香をあげに伺い、故人を偲ぶようにしましょう。
参列のポイント②親戚の場合は両親に相談
遠方であったり、赤ちゃんの月齢がまだ低い…。
そんな時はお葬式に出席することはかなりの負担になることも考えられます。
できれば欠席したいんだけど…と思うこともありますよね。
しかし親戚付き合いは個人で判断するのは良くありません。
必ず両親などに相談するようにしましょう。
場合によっては欠席でかまわない、と言われることでしょう。
両親からも遺族に断りと挨拶をしてくれるはずです。
逆に赤ちゃんでもぜひ最期にお顔を見せてくれると故人が喜ぶ、と打診される場合もあります。
その時は出席してあげるべきと言えるでしょう。
両親などに赤ちゃんのお世話の協力してもらえば負担もかなり減ります。
参列のポイント③地域柄
地域によっては親族間や近所の結びつきが強いこともあるでしょう。
そのような場合には赤ちゃん連れでも出席した方がいいかもしれません。
もちろん、赤ちゃんの機嫌や授乳の心配もあるでしょう。
ですが、お葬式は1日のこと、その後のお付き合いは一生のものとなります。
地域の特性を考慮し、ベストな選択をしてくださいね。
参列のポイント④旦那さんに代表してもらえるか
赤ちゃんの体調などによってはお葬式に出席できないこともあるでしょう。
その場合には旦那さんに家族の代表として参列してもらうという選択肢もあります。
旦那さんの方からこのように説明してもらいましょう。
「故人とのお別れをしたかったが、赤ちゃんが泣いたり騒いだりしてはご遺族の迷惑になるで、自分が代表で参列しました」
こうしておけば、他の方々も納得してくれますし、むしろ好印象を与えることができます。
それほど遠くない場所ならば、赤ちゃんが少し成長してから家族で改めてご挨拶に伺うといいでしょう。
参列者は意外と好意的
お葬式は故人を偲ぶとともに、遠方の親戚などが一同に会する場でもあります。
それぞれ家庭があり、親族が一同に集まれる機会もそうそうありませんよね。
そうした時、新たな一員として赤ちゃんの顔を見せると喜ばれるものです。
故人にとっても、赤ちゃんの可愛らしい笑顔だけでなく、元気な泣き声は良いお見送りとなります。
葬儀中は赤ちゃんの機嫌を見て退席する、焼香の番以外は控室など外で待機する…。
そういった行動は決してマナー違反にはあたりません。
むしろ好印象となりますので、無理をせずにお葬式にあたってください。
ベビハピ!的まとめ
赤ちゃん連れでのお葬式がある際は、今回ご紹介した決め方を参考に検討してみてください。
お葬式は待ち時間も長く赤ちゃん連れは大変ですし負担も大きいものです。
デメリットが最初に思い浮かんでしまうのも仕方ありません。
ですが、故人の冥福を祈り最期のお別れをする機会はたった1度きり。
そうしたことをよく考えて、お葬式の出席・欠席を決めていきましょう。