最近よく耳にするサイレントベビー。
そもそもサイレントベビーって何?
どんな特徴があるの?対策はどんなものがある?
そんなサイレントベビーについての疑問を解消しましょう!
サイレントベビーについての基本的な4つの特徴と原因・対策につをご紹介いたします。
サイレントベビーとは?その特徴4つ
「手がかからない子」と言うと聞こえがいいですが、感情が表に出ないのであれば問題です。
果たしてサイレントベビーにはどのような特徴があるのでしょうか?
- あまり泣かない
- 視線が合わない
- あまり笑わない
- その他、感情表現が乏しい
主にこの4つを挙げることができます。
赤ちゃんには個性があるので、泣かない子もいます。
なのでもし一つくらい当てはまる特徴があっても心配しすぎる必要はありません。
ですが、1日のうちでほとんど感情の起伏がなさすぎるという場合は不安になるもの。
その場合は病院にいって正しい診断を受けることも必要かもしれません。
赤ちゃんの感情表現はいつから始まるの?
すべての感情表現が生まれてすぐには始まるわけではありません。
成長するにつれて声を出したり目を動かしたり表情を変えてみたりと、様々な表現をします。
たとえば…
- 笑う…笑顔が見られるのは月齢2~3ヶ月くらい、遅い子でも6ヶ月くらい。
- 視線…物の形や色を認識できるくらいに視力が発達するのは生後3~4ヶ月くらい
となっています。
もちろん、赤ちゃんには個性がありますので多少は前後することでしょう。
サイレントベビーになってしまう原因とは?
ある程度成長しているのに、感情の起伏が見られない場合。
泣くことも笑うことも少ないという時にはサイレントベビーが疑われます。
これは、赤ちゃんが長時間放置され、泣くことを諦めたりしたときに起こると言われています。
それが続き、自分の要求が満たされないまま育つことによって心が不安定になってしまうんですね。
泣いても笑っても相手にされない…そう悟ってしまった赤ちゃんが感情を出すことを諦めてしまう、と言う人もいます。
いずれにしても、過剰なまでに赤ちゃんのお世話を放置してしまった場合にサイレントベビーになってしまうようです。
サイレントベビーが成長するとどうなる?
感情の起伏が弱い、不安定な赤ちゃんが成長するとどうなってしまうのでしょうか?
たとえば、コミュニケーション能力不足になることがあるようです。
また、アルコール・薬物依存になりやすくなる、とも言われています。
サイレントベビーにさせないための対策法
サイレントベビーにならない子育ての方法は、1つのポイントを抑えるだけでOKです。
それは、赤ちゃんとのコミュニケーションを沢山取るということ。
- 言葉が解らなくても沢山話しかける
- 泣いたときはできるだけ沢山抱っこしてあげる
こんな簡単なことを心掛けるだけでいいんです。
乳幼児期であっても赤ちゃんとのコミュニケーションはとっても大切。
むしろ、乳幼児期のコミュニケーションで培ったものがその後の子供の心の成長に関わってきます。
赤ちゃんをたくさんかまってあげましょう!
心配しすぎるのも良くない!
ちゃんと構っているのに、あまり泣かないし笑わない…。
表情が乏しく、あやしても反応が薄い気がする…。
ということもあるかもしれません。
先程も書いたように、赤ちゃんにも個人差があります。
ですから、サイレントベビーの状態になっていなくても、あまり泣かない・笑わないといった比較的おとなしい子もいます。
心配しすぎるとママ・パパにとっても負担となってしまいますよね。
それが原因で赤ちゃんのお世話ができなくなる…なんてことも。
逆にサイレントベビーを育てやすくなる状態になってしまうんです。
サイレントベビーなのか、大人しい性格なのかの判断は自分ではなかなかできないもの。
気になる場合はかかりつけの小児科や専門の病院に相談してみるのもいいですね。
ベビハピ!的まとめ
我が子にはサイレントベビーになってほしくない、そう思うのは当然のことです。
ですが、1人で考え込んだり悩んだりするのは良くありません。
色々なサービスを利用して自身の負担を軽くすることも大切です。
ママが悩んでいたり、精神的に不安定だとそれこそ赤ちゃんに悪影響。
まずはサイレントベビーとは何なのか、どうしたらなるのか、特徴を知っておきましょう。
今回の記事が参考になれば幸いです。