妊婦さんは手足がむくんだり、つると言ったような症状を感じることが良くあります。
時期によってはもしかすると陣痛の兆候かもしれません。
陣痛はお腹の痛みを感じる前に、いくつかの兆候を見せることもあるのです。
手足のむくみや足がつることで分かる陣痛兆候のポイントを紹介します。
むくみが酷い
妊娠中には手足がむくむことがよくあります。
結婚指輪が指のむくみで抜けなくなる、なんて話もよく聞きますね。
臨月に入り出産の時が近づくと、むくみはますます酷くなることもあります。
特に、足の付け根に違和感があったりと下半身のむくみが気になるようです。
赤ちゃんが大きくなり、次第に頭が骨盤の辺りまで下がってくると、骨盤周囲の血流が悪くなります。
それにより、特に下半身の血流が悪くなることでむくみが酷くなるのです。
むくみは陣痛の兆候?
赤ちゃんの頭が骨盤まで下がってきているということは、出産のときまであとわずか。
今までにない大きなむくみは、陣痛の兆候と言えるでしょう。
足がつる
妊婦の足がつりやすい原因は運動不足による血行不良、歩き方の変化等があげられます。
血行が悪くなると、体が冷えてしまうので足をつりやすくなります。
冬場につってしまうのと同じことですね。
歩き方については、お腹が大きくなったことや、骨盤が開いたり歪んだりしてしまったことによるもの。
無意識のうちに体に負担がかかる歩き方をしているのかもしれません。
そこへさらに、臨月には産まれてくる準備として赤ちゃんがどんどん栄養を吸収しようとします。
母体はミネラルや栄養不足になりがちで体にもいろいろと影響がでやすくなっています。
そうした様々な要因が重なり、足がつりやすくなってしまうのです。
足がつるのは陣痛の兆候?
今まで以上に足がつりやすくなっている…。
そんなことを感じるようであれば陣痛は近いかもしれません。
むくみやつりの対処・改善策はあるの?
むくみやつることを陣痛の兆候だからと、放っておくのはどうなのでしょうか。
何もせずに我慢していることは赤ちゃんにも出産にも良くありません。
少しでも改善できるように、食生活や生活習慣を見直しましょう。
むくみ予防にはカリウム!
まず、食生活ではむくみを避けるために、カリウムを多く含む食べ物を積極的に取り入れましょう。
納豆やスイカ、きゅうり、バナナなどに多く含まれています。
カリウムには塩分を体外へ排出する働きがあるためむくみ予防に効果が期待できます。
足がつる場合はビタミン・ミネラルの摂取を
他にもビタミンやミネラルを多く含むものをバランスよく食卓に取り入れることで、足がつることを予防できます。
サラダなどは積極的に食べたいところですね。
運動も臨月・陣痛前のむくみや足のつりに効果あり!
また、血流を少しでも良くするためには軽い運動を行うといいでしょう。
ウォーキングなどは、陣痛を促すために産院でも勧められます。
適度な運動をして少しでも健康的な母体を保ちましょう。
また、動いたら休息をすることも妊婦の務め!
足を高くして横になることでも少し楽になりますので試してみてください。
ベビハピ!的まとめ
お腹の痛みを感じなくても、体は少しずつ陣痛が近くなっているサインを送っています。
不調を感じたら、改善するために生活を見直し、出産に向けて体の調子を整えましょう。
むくみや足がつる症状があまりにもひどく、頻繁に感じられるようなら、念のため医師にも相談してみてください。
何にしても、臨月に入ったら出産まであと少し、妊婦生活も残り僅かです。
赤ちゃんと一つになれる今の時間を楽しみつつ、健康に気をつけて出産に挑んでくださいね。