夏は熱中症や脱水症状など赤ちゃん・子供にとって怖いことがたくさんあります。
ママやパパはそれらを防ぐため、外出時には色々と気を使っていますよね。
夏の暑い時期は紫外線対策もかなり重要です。
日焼けだけでなく、実はUVは目にかなり悪影響があります。
しっかりと対策しないと、子供の将来の視力を奪うことにもなるのだとか…。
紫外線が赤ちゃん・子供の目に与える影響とは?
紫外線のピーク時期・時間帯は?
赤ちゃん・子供用サングラスの効果や選び方や目を守る紫外線対策をご紹介します!
紫外線が赤ちゃんの将来の視力を奪う?
オランダの目に関する団体「Oogfonds」では赤ちゃんの時期から目を保護することが大切と訴えています。
子供の目は成長段階にあり、紫外線に対して非常に弱いといわれています。
それに加えて通園や通学、体育活動や遠足、野外での遊びなどで大人に比べて浴びる日光量が多いのだとか。
そのため、18歳までに一生の内に浴びる紫外線量の80%を受けることになるのだそうです。
視力低下や網膜疾患の原因に
大量の紫外線を受けることは目の様々な機能を劣化させる原因となります。
長期間に渡るUVによる目の損傷が蓄積すると、視力の低下や網膜の疾患を引き起こすことになるそうです。
赤ちゃん・子供の目を守る!
18歳までに多くの紫外線を浴びる子どもたち。
しっかりと目を保護しておかないと将来、視力で悩むことになりかねない、ということですね。
紫外線のピークは5~9月の暑い時期!
日本では1年のうちで最も紫外線量が多いのが5~9月と言われています。
1日のうちでは午前10時~午後2時くらいまでが紫外線量が多いそうです。
つまり「5月~9月の10時~14時はしっかりUV対策をすべし」ということですね。
もしくはその時間はあまり外出をしないようにしたほうが良さそうです。
サングラスを着用しよう!
紫外線ピークの時期・時間帯にどうしても外に出なくちゃいけない、ということはありますよね。
むしろ、時間的には最も活動しやすいタイミングですから、家に篭っているのもちょっと…と思うことでしょう。
ですが、紫外線は赤ちゃんや子供の目に良くない…ということもあります。
外に出たいけど出れない…なんとも悩ましいことですね。
子供の目の紫外線対策はどうする?
では、赤ちゃん・子供の目の紫外線対策はどうしたらいいのでしょうか?
先にご紹介した「Oogfonds」では「サングラスの着用」を推奨しています。
赤ちゃんや子供のうちから紫外線を防ぐことで将来の視力低下を予防するということのようです。
サングラスを着用するべき場所
夏の時期の街中やビーチ、さらには雪山でもサングラスを着用すべきとのこと。
アスファルトや白い砂浜、雪は照り返しも強く、足元からの紫外線量が多いためでしょうね。
子供用サングラスにはどんな効果がある?
赤ちゃん・子供用のサングラスには具体的にどのような目的・効果があるのでしょうか?
いくつか箇条書きにしておきますので参考にしてみてください。
- 目を紫外線から守る
- 将来の視力低下・目の疾患を防ぐ
- 日焼けをいくらか減少できる
- 疲れ目や体の疲労を減らす
- 夜の寝付きが比較的良くなりやすい
主にこのような効果がサングラスには期待できるようです。
赤ちゃん・子供の目を将来のために紫外線から守るという効果は先述ご説明の通りです。
サングラスが日焼けを抑える?
日焼けを減少できるというのは意外なサングラスの効果といえるかもしれません。
目から強い紫外線が取り込まれると、脳が体を守ろうと働きます。
メラニン色素を多く分泌するように命令してUVをカットしようとするんですね。
そのため、日焼けをしやすくなると言われているんです。
サングラスをかけておくことで多少ですが、無駄な日焼けをすることが減らせるかもしれません。
疲労軽減にもサングラス!
4については、目は光による刺激を受け続けると疲れやすくなります。
結果的に紫外線を浴び続けると体の疲労にもつながるのだとか。
サングラスで光を刺激を抑えてあげることで夏場の体力低下を少しだけ減らせるんですね。
サングラスで寝付きが良くなる?
また、サングラスで目の刺激が減ると寝付きが良くなるということもあります。
寝付きの悪い子の一つの原因として、昼間受けた強い刺激が影響していることがあるのだそう。
夏場の強い陽射しや紫外線も赤ちゃん・子供にとっては大きな刺激となりますよね。
サングラスでそれを防げば、寝付きが良くなるケースも少なくないのだそうです。
赤ちゃん・子供用サングラスの選び方
では実際に子供用サングラスを購入する際にはどのような点に注意すれば良いでしょうか?
こちらも、まずは箇条書きにてお伝えしていきます。
- UVカット率の高いものを選ぶ
- Uなるべく薄いレンズカラーを選ぶ
- U隙間の少ないものを選ぶ
- Uゴーグルタイプは落とさないので安心
子供用サングラスを選ぶ際には上記のポイントを参考に購入するとよいでしょう。
濃い色は瞳孔を開かせます
特に2番めのレンズカラーはこだわっておいた方が良さそうです。
濃すぎると視界が暗くなるため、光を取り入れようと瞳孔が開きます。
結果として多くの紫外線を取り込んでしまう可能性があるそうです。
大きすぎるものはダメ!
サイズもサングラス選びでは重要なポイント。
紫外線は正面からだけでなく、上下左右様々なところから入ってきます。
サングラスのサイズが合わずに隙間が大きく開いていると、そこから紫外線がたくさん入ってしまうんですね。
さらにグラスの色が濃いと瞳孔が開いているので余計に目に悪いようです。
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サングラス以外の目の紫外線対策
ちなみにですが、筆者も息子(10ヶ月)のためにサングラスを購入しました。
意気揚々と着用させてみたのですが…嫌がって着けてくれない!
どうやらレンズの色が濃く、視界が暗くなるのが嫌みたいですね。
また、顔に何かがついているという状態が好みでないようです。
子供がサングラスをつけてくれない時は…
このように赤ちゃん・子供によってはせっかくサングラスを購入しても着けてくれないことがあります。
もう少し成長すればいいのでしょうが、月齢・年齢の低いうちは嫌がることも多いと思います。
そんな時はサングラス以外の紫外線対策をしっかり行いましょう。
- 帽子を被らせる
- ベビーカーにカバーをつける
- なるべく日陰を歩く
たぶんほとんどのママ・パパが行っていることだとは思います。
とりあえずこういった基本の対策を十分に行い、赤ちゃん・子供の目を守ってあげましょう!
ベビハピ!的まとめ
まだまだ成長途上の赤ちゃん・子供にとって強い刺激はあまり良くないこと。
夏の紫外線はかなりキツイですから、なるべく防いであげたいものですよね。
我が子の将来の目を守るため、ママ・パパができることはどんどんやっていきましょう!