入浴法ひとつで、赤ちゃんの乾燥肌は予防・改善できます!
赤ちゃんのお肌は大人よりも薄く、機能も未発達で繊細なものです。
そのため、ママが赤ちゃんの乾燥肌で悩むケースは珍しくありません。
我が子の「お肌が乾燥している…」「カサカサになり痒そうにしている」。
…親としては何とかしてあげたいものですよね。
乾燥肌を予防・改善するには保湿クリームでのケアが大切です。
それに加えて、実は毎日の入浴方法もとても重要だって知っていましたか!?
赤ちゃんの乾燥肌を防ぐために知っておきたいこと…。
お風呂の入り方、赤ちゃんの体の洗い方、ベビー用ボディソープの選び方、低刺激の保湿クリームについてご紹介!
大切な赤ちゃんのきれいなお肌を、乾燥から守ってあげましょう!!
赤ちゃんの乾燥肌を防ぐお風呂の入り方
赤ちゃんのお肌を乾燥から守るためには、毎日のお風呂で清潔に保ってあげることが大切です。
菌の増殖による肌ダメージを防げますし、清潔にしておけば肌の状態を正常に保てます。
ただ、お風呂の入れ方が悪いと肌がカサカサになることも。
乾燥肌を防ぐ入浴法のポイントをご紹介します。
春夏はクーラーとの温度差を気にする
お肌のダメージは寒い時期によく起こる…というイメージがあります。
確かにそれはそうなのですが、春夏でもお肌が乾燥することは少なくありません。
特に赤ちゃんのお肌はちょっとした環境の影響で肌にダメージを受けます。
クーラーとの温度差を感じすぎないよう、お湯はやや温めにしておくと良いでしょう。
寒い時期でもぬるま湯で
秋冬は熱めのお風呂で体をよく温めてあげたくなりますよね。
ですが、あまり熱いと赤ちゃんの皮脂が落ちやすくなり乾燥肌になりやすくなります。
また、すでに肌のダメージがある場合も注意が必要です。
熱いお湯につかると痒みも増してしまうため、かき壊しが心配になります。
お風呂の温度設定は38度~39度程度のややぬるめにするようにしましょう。
やや寒いなという日でも、40度までにするようにしてあげてください。
乾燥肌を防ぐ入浴時間の目安
たとえぬるくても長湯のさせすぎは厳禁です。
赤ちゃんの体に熱が伝わりすぎてしまい、体が痒くなる…ということもあり得ます。
また、体が小さいうちはノボセやすいですから、脱水症状などの危険もあります。
脱水になると肌もカサカサに乾燥しますから注意しましょう。
お風呂に入れる長さは、体を洗って湯船に浸かるまでで15分程度が目安です。
それ以下の場合でも赤ちゃんの顔が赤くなっているようならば切り上げましょう。
入浴後は保湿と水分補給
お風呂の後は肌の水分がどんどん失われていきます。
ですから、早めに保湿をしてあげることが大きなポイントです。
タオルで優しく・素早く表面の水分を拭き取ってあげましょう。
乾燥肌がひどいところは、低刺激のクリームでたっぷりと保湿をしてあげてください。
また、入浴後の乾燥を防ぐには水分補給も重要なポイント。
温めの水、または麦茶などをあげるようにしてくださいね。
赤ちゃんの乾燥肌を防ぐ洗い方のポイント
赤ちゃんの乾燥肌を防ぐには、清潔を保つことが大切です。
肌荒れをするとバリア機能が失われ、乾きやすくなるからです。
とはいえ、洗いすぎは逆効果になります。
乾燥肌を防ぐお風呂での赤ちゃんの体の洗い方をご紹介します。
基本的な考え方について
汚れを落とす、となるとゴシゴシ洗ってしまいがち。
しかし、赤ちゃんのお肌は大人よりも薄くて大変デリケートです。
優しく丁寧な洗い方を心がける必要があります。
しっかりと泡立てましょう
ソープを直接つけたり、泡立ってない状態の石鹸は肌を痛め、乾燥肌になりやすいです。
ちゃんときめの細かいたくさんの泡で洗うようにしましょう。
そのほうが刺激が少なく、肌へのダメージが少ないので乾燥しにくく済みます。
手とスポンジはどちらがいい?
洗うときは基本的にママやパパの手で大丈夫です。
肌同士であれば、多少擦れてもそれほど赤ちゃんの肌に傷をつけません。
ただ、爪は短くして先端を丸く削っておくことを忘れずに。
目の粗いスポンジは肌を傷つけて乾燥肌を助長する恐れがあります。
もし使うのであれば、赤ちゃん用の柔らかいものを使用してあげてください。
優しく洗うためのコツ
洗い方のコツとしては、ゴシゴシではなくサワサワです。
しっかり泡立てた泡が、ママやパパの手と赤ちゃん皮膚の間のクッションになるイメージです。
手と肌が触れずに泡だけで洗うように気をつけると、お肌を傷つけることがなくなります。
洗う順番
乾燥肌の原因として意外に多いのが、すすぎ残したソープです。
低刺激のものでも、肌に残っているとダメージの元となります。
すすぎの際には目に見える泡だけでなく、手で感じる石鹸のヌルヌルも落としましょう。
また、頭から洗うことで、首や肩についた石鹸も最後に一緒にきれいに落とすことができます。
上から順に洗うことを意識すると比較的すすぎ残しが減るかもしれませんね。
ボディーソープの選び方
赤ちゃん用のボディーソープは様々なメーカーが販売し種類も豊富ですよね。
その中からどれを選ぶべきか…迷うママも多いのではないでしょうか。
刺激が少ないものを選ぶ
赤ちゃんのお肌のことを考えるならば低刺激で、香料など余分なものが入っていないものがいいでしょう。
基本的にベビー用とされているものであれば、ほぼこの条件は満たしているはずです。
決して大人用の洗浄力や刺激の強いソープは使わないようにしましょう。
皮脂を流しすぎるのは良くない
ボディソープは肌の汚れを落とすために使うものです。
ただ、成分によっては赤ちゃんには刺激が強すぎることもあります。
汚れだけでなく肌を守るための皮脂も多く流されてしまうことがあるんですね。
皮脂が落とされると乾燥や刺激に敏感な肌になってしまいます。
低刺激を重視してボディソープを選びましょう。
色々と試してみましょう
赤ちゃんの肌の強さはそれぞれ個性があります。
Aのソープは大丈夫だけど、Bのソープは洗ったあとに肌が乾燥する…ということもあり得ます。
ですから、最初は小さいボトルを購入して「試す」ようにしましょう。
いくつか使用して一番良いのが見つかったら、改めて通常のサイズで購入する。
そうすれば、赤ちゃんの肌荒れによる乾燥を防ぐことができるでしょう。
口コミも重要な情報源!
肌の乾燥を防ぐソープ選びでは、ネットの口コミをチェックするのも良いでしょう。
実際に使っている先輩ママたちの意見ならば、参考になりますよね。
少なくとも大手ネット通販のAmazonや楽天の口コミは見ておきたいところです。
利用者も多いですし、プラス・マイナス両面の体験談を見ることができます。
たくさんの口コミ情報を参考にしながら、赤ちゃんの肌に合うものを探してあげましょう。
お風呂の後はしっかり保湿で乾燥肌対策
お風呂の後は乾燥肌を防ぐために保湿対策が大切です。
赤ちゃんの体は入浴後に一気に乾いてしまいます。
素早く表面の水気を拭きとって、保湿クリームを塗ってあげましょう。
赤ちゃんでも使える低刺激クリームで保湿
とはいえ、赤ちゃんの肌はまだまだ未発達ですから刺激に弱いものです。
ですから、保湿クリームも低刺激なものを使わなくてはいけません。
大人用のクリームは、保存料や香料などが入っていますので刺激が強く赤ちゃんには向きません。
逆に肌を痛めて、乾燥肌を助長する恐れもあります。
必ず、赤ちゃんでも使える低刺激の保湿クリームを使用しましょう。
口コミで評判の赤ちゃんが使える保湿クリーム
アメリカのFDAで認可された「ロベクチン」は低刺激高保湿のクリームです。
ベタつかないので使用感も良く、サラッとしていますからお風呂あがりに向いています。
赤ちゃんでも心地良く使用できると口コミでも評判の良い保湿クリームです。
乾燥肌で悩んでいる、冬の肌の乾燥を防ぎたい…ということであれば一度試してみても良さそうです。
ベビハピ!的まとめ
ぷるっとした赤ちゃんのお肌を守るには、入浴法やお風呂後のケアが大切です。
毎日のお風呂の入り方を意識するだけで、赤ちゃんの乾燥肌を予防・改善することもできます。
さらに、低刺激の保湿クリームを使用すれば、赤ちゃんのモチ肌を守ることができるでしょう。
赤ちゃんのプルプルのお肌のために、お風呂の入り方や保湿に気を配ってあげてくださいね♪