キメが細かくすべすべでいつまででも触っていたくなるような赤ちゃんのお肌。
実はとってもデリケートで乾燥肌で荒れたり掻き壊したりしやすいのをご存知でしょうか。
赤ちゃんの肌は大人よりも皮脂や水分の量が少なく、皮膚の厚さも薄くなっています。
そのため、乾燥にとても弱く思っている以上に繊細なのです。
一年を通して赤ちゃんには保湿が必要ですが、乾燥する冬は特に保湿クリーム等で念入りにケアしてあげたいもの。
乾燥肌を防ぐためには保湿クリームはどこに、どのように塗ってあげればいいのでしょうか?
肌荒れしやすい顔や頭だけでなく、体にもまんべんなく塗った方がいいのでしょうか?
赤ちゃんの保湿クリームの塗り方や塗るべき部位について正しく知っておきましょう!
乾燥するのは顔や頭だけではない?
冬の寒い時期、赤ちゃんの健康管理が気になりますよね。
特に空気が乾燥してくると、赤ちゃんの肌が乾燥してカサカサになってしまいやすくなります。
乾燥で頬を真っ赤にしていたり、頭皮がカサカサしていることで悩んでいるママも多いのではないでしょうか。
顔や頭以外は保湿していない?
乾燥が目につく顔や頭は、お風呂あがりや外出前に保湿クリームでケアしてあげていることでしょう。
しかし、それ以外の部分はどうでしょうか?
たぶん、ほとんどのママさんが保湿をしてあげていないと思います。
意外なところが乾燥している!
実は赤ちゃんの体は、顔や頭と同様に乾燥しやすいものです。
中でもお腹周りやおむつかぶれしやすいお尻などはカサカサになっていることも。
他にも、首や背中なども意外と乾燥してしまっているものなんですね。
こまめなお肌チェックと保湿を
入浴中は体が濡れているので肌の状態はわかりにくいものです。
また、「痒がっていないけど…」と思っても、赤ちゃんは手がそこまで器用に動かせません。
自由に動かないからかけないだけで、実はお腹などが乾燥肌で痒い…というケースも。
入浴後や外出前は顔や頭だけでなく、体にも保湿クリームを塗ることで乾燥肌を防げます。
あまり目立たない部分もしっかりと気にしてあげることが大切です。
保湿することでアトピーの予防になる
保湿は肌の様々なトラブル予防になります。
たとえば、アトピー性皮膚炎は、アレルギーや乾燥が原因で痒みを伴う湿疹が出やすくなります。
酷い場合は、かきむしったことにより肌の色が変わってしまうこともある程です。
正しく保湿を続けることで、このアトピー性皮膚炎の発症リスクを抑えることができると言われています。
皮膚は乾燥すると、ほこりやウィルスなど外部からの刺激に対抗する肌のバリア機能が低下します。
しかし、保湿をしてあげれば、クリームがバリア機能を強化・サポートしてくれるんですね。
アトピーやその他、肌トラブルの原因は様々あります。
少なくとも、乾燥による肌の荒れは、保湿クリームの塗布で予防できます。
赤ちゃんが快適に過ごせるよう、できるだけのケアをして防いであげたいものですよね。
保湿クリームが特に必要な場所は?
赤ちゃんの肌が乾燥するのはお顔だけではありません。
他にも注意したい部位がたくさんあります。
冬場の乾燥肌を防ぐために、保湿クリームを重点的に塗っておきたい部分をご紹介します。
①やっぱり大切なお顔
頬や口周りはとくに乾燥しやすくなります。
食べかすがついたり、唾液で乾燥が助長されたり、その他様々な要因が関係しています。
乾燥しやすいということは、肌荒れを起こしやすい場所ということですね。
お風呂上がりはしっかりと保湿してあげましょう。
肌の状態によっては、食事やミルクの後など拭く度に保湿をすると良いでしょう。
②意外に荒れる耳の裏
耳の裏が荒れてしまう…赤ちゃんに多い乾燥肌のケースです。
見えにくい場所なので見落としがちですが、実はかなり乾燥しやすい場所の一つです。
また、お風呂でも洗いにくい部位なので汚れがたまりやすいということも。
痒がっているので見てみると、びっくりするくらいにガサガサになっていることも。
まずはお風呂でしっかりと汚れを落としてあげましょう。
入浴後は耳たぶを倒し、保湿クリームをしっかり塗ってあげてくださいね。
③頭皮は乾燥しやすい場所です
頭皮も赤ちゃんにとっては乾燥しやすい場所となっています。
髪が多い赤ちゃんでは見落としがちですが、冬場はしっかりとチェックしておきましょう。
お風呂で指の腹を使って優しく洗い、肌のダメージを少なく汚れを落としていきます。
入浴後は髪をかきわけて、乾燥が目立つところを中心に保湿剤を塗ってあげましょう。
④お腹・背中を掻きむしる子も
冬場は厚着をしているので目立たない、赤ちゃんのお腹や背中。
実はこの部位も油断をしているとカサカサになることがあります。
乾燥肌のせいで掻きむしってしまい、引っかき傷を作る場合もあるので注意が必要です。
赤ちゃんのお腹・背中は皮膚のたるみが多いので保湿クリームがちょっと塗りにくいかもしれません。
コツとしては、皮膚のしわに対して平行に伸ばすように、優しく広げてあげましょう。
こするように強く塗ると、かえって刺激になってしまいます。
余計に痒みが増してしまうことがあるのでよくありません。
⑤腕や手に粉を拭く
赤ちゃんの腕も乾燥肌で悩まされやすい部位です。
肩から腕が乾燥して、粉をふいたようになることもあります。
手や指も、口に入れて唾液がつき、それによって乾燥が助長されることもあるようです。
また、関節や皮膚と衣服が接する面では、摩擦も大きくなるのでガサガサになりやすいとも言われています。
保湿クリームを塗る際には体の中心から外へ向かうようにしてあげましょう。
一方向で、優しく塗ってあることで、腕全体にまんべんなく塗ってあげることができます。
赤ちゃんが使える保湿クリームの特徴とは?
赤ちゃんの保湿というとワセリンや馬油が一般的です。
メリットも多いですが、刺激が強かったり質の悪いものは不純物のせいで肌荒れが助長されることもあります。
体質によって合う合わないもありますので使用の際には注意しましょう。
低刺激で安全性の高い成分
保湿クリームの選び方としては低刺激であることが大前提となります。
赤ちゃんの肌は刺激に弱く、ちょっとしたことで荒れてしまうからですね。
お肌に膜を作ってくれるタイプが良い
また、適度に肌表面に膜を作ってくれるようなものが良いでしょう。
まだ弱い赤ちゃんのバリア機能をサポートしてくれることが期待できるからです。
まずはこの2つを意識して選ぶようににしましょう。
赤ちゃんとママが一緒に使える美肌・乾燥肌保湿クリームとは?
ロベクチンは低刺激で赤ちゃんでも使える保湿クリームとして注目を集めています。
アメリカFDAの厳しい審査を通ったアイテムで、コエンザイムQ10の1000倍の美肌パワーをもつアスタキサンチン配合です。
特徴としては
- 低刺激で安全な成分のみ使用(ノンアレルゲン、人工香料不使用、発がん性物質ゼロ)
- 植物由来の天然脂質でスキンバリアを作る
- ベタつきのないシルキールドベース
低刺激なので赤ちゃんはもちろん、すでに肌荒れしている方、アトピーなどの皮膚炎でも使用可能。
スキンバリアを作るので、赤ちゃんの脆弱なバリア機能を保護する役目もあります。
また、ベタつきがないので赤ちゃんが「ベタベタがイヤ!」と肌を擦ったり痒がったりすることもありません。
赤ちゃんの保湿クリームに迷ったら、一度試してみてはいかがでしょうか。
超高保湿クリーム&ローション「ロベクチン」
ベビハピ!的まとめ
赤ちゃんの肌は大人に比べると非常に乾燥しやすいものです。
顔や頭だけでなく、意外と様々な部位が乾燥肌で荒れてしまうことが少なくありません。
入浴後の丁寧なケアだけでは、乾燥による肌荒れを防げない場合もあるでしょう。
必要に応じて1日2回~数回の保湿をしてあげてくださいね。