寒い季節は、風邪やインフルエンザなど常に流行性の病気の心配がつきものですよね。
赤ちゃんは口呼吸があまり上手ではありません。
鼻風邪をひいてズーズーしているととても息苦しそうにみえます。
鼻づまりは赤ちゃんにとって機嫌と体調を悪くさせる厄介なものなんですよね。
鼻水がつまっているため機嫌が悪かったり、眠りが浅く夜中に何度も起こされて疲れているママもいるのではないでしょうか。
そんな鼻風邪による鼻づまりで困っている赤ちゃんのお世話と鼻水・鼻くそ対策にについて紹介します!
しっかりケアして、この冬をスッキリと赤ちゃんに過ごしてもらいましょう♪
赤ちゃんの鼻風邪って中々の曲者!!
赤ちゃんにとって風邪は、症状が軽くても厄介なものです。
大人が鼻風邪をひいてしまった場合は大げさな対処は特にとらないことが多いでしょう。
しかし、赤ちゃんは自分で鼻をかむことができません。
鼻づまりにより呼吸が難しくなるため、赤ちゃんの鼻風邪は中々の曲者なのです。
機嫌がとても悪くなる
赤ちゃんは口呼吸がうまくできません。
そのため、鼻がつまると常に息苦しく不快な状態となってしまいます。
ミルクや母乳もうまく吸えなくなるので、機嫌も悪くなりがちです。
症状を悪化させやすい
また、口呼吸はウィルスや菌が体に侵入しやすくなります。
鼻風邪は赤ちゃんの風邪の症状を悪化させる要因ともなるでしょう。
さらに鼻風邪を放っておくと、鼻水の中のウィルスや菌が悪さをして中耳炎になってしまうケースも珍しくはありません。
このように赤ちゃんにとって鼻風邪は、油断ならない症状の一つなのです。
悪化を防ぎ早い回復を目指して、しっかり対策をとってあげることが大切です。
鼻風邪の時は鼻水をすってあげることが大切
赤ちゃんが鼻風邪をひいたら、鼻水を適度に吸いとってあげなくてはいけません。
子供は3歳頃まではうまく鼻をかむことができません。
放っておくと息苦しくなり、口呼吸になってしまうので、鼻水・鼻くそを吸ってあげないといけないんですね。
鼻吸い器を使ってみよう
どうやって吸い取るの?というママさんもいるかもしれません。
たとえば、ドラッグストアやベビーグッズ売り場では「鼻吸い器」が売られています。
手動のものや吸引力が強く親子感染を防ぐ自動の機械もあります。
どちらを使ってもかまいませんが、最近は衛生的な観点から電動の吸引器が人気のようです。
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病院の吸引器でスッキリしてもらう!
手や吸引器で鼻水・鼻くそがうまく取れない!ということもあるでしょう。
鼻づまりが酷い時は頑張ってもなかなか取れるものではないんですよね。
鼻水を上手く吸えない時は小児科を受診してみるのも良いでしょう。
専用の強力な吸引器がありますので、赤ちゃんの頑固な鼻づまりもスッキリ解消することができます。
鼻づまり解消の後は赤ちゃんの症状などの相談もできるので一石二鳥と言えそうです。
赤ちゃんの5つの鼻風邪・鼻づまり対策
自分で鼻をかむことができない赤ちゃん。
鼻風邪をひいてしまうと鼻水・鼻くそが溜まってしまい本当に苦しそうですよね。
少しでも赤ちゃんの鼻づまりを楽にしてあげるために、5つの鼻水対策をご紹介します。
①部屋の湿度を調節しよう
部屋が乾燥していると風邪をひきやすくなりますし、呼吸もしにくくなります。
乾燥は赤ちゃんの鼻風邪だけでなく、咳など風邪のすべての症状にとって大敵です。
加湿器の利用や、バスタオルの部屋干しなどの工夫を行いましょう。
目安としては部屋の湿度が50~60%です。
赤ちゃんのためにも気を配ってあげてくださいね。
②お風呂で楽にしてあげる
赤ちゃんの鼻づまりには蒸気を当てるのが効果的です。
高熱など他の症状がなく、元気ならばお風呂に入れてあげましょう。
蒸気であたためられて鼻通りが楽になります。
乾燥した鼻くそもとりやすくなるので、入浴後はとってあげてくださいね。
③蒸しタオルを鼻の下に
鼻風邪の症状によっては入浴できないこともありますよね。
そんな時はレンジなどで温めた蒸しタオルを赤ちゃんの鼻の下にあててみましょう。
お風呂と同じで、温めることにより鼻水が流れやすくなります。
ただ、熱すぎると火傷をしてしまう可能性もあります。
蒸しタオルを使う場合には十分気を付けてくださいね。
④寝る時は枕を利用
鼻通りを良くするには就寝時の頭の角度も気を配ってみてください。
ベビー枕やタオルを敷いて、頭が少し高くなるように寝かせてあげましょう。
すると鼻水が重力によって自然に流れやすくなり、呼吸が楽になります。
顔を横向きにするのも、鼻通りを良くするのに効果的です。
ただ、月齢が小さいうちはあまり無理をさせるのは禁物。
発達段階によっては、寝返りや窒息に気を付けてください。
⑤くしゃみをさせてみる
赤ちゃんの鼻づまり原因の多くは鼻水が乾燥してしまうことにあります。
鼻水が鼻の中で固まって、うまく吸いだしてあげられない…そんな時はくしゃみをさせてみましょう。
ティッシュでこよりを作ってあげて、お鼻をこしょこしょしてみてください。
くしゃみをさせることで、粘膜が刺激されて鼻水が出てきます。
鼻の奥で固まってしまった鼻くそが取れやすくなります。
鼻風邪はお肌がかぶれやすい
赤ちゃんが鼻風邪になった時は、こまめに鼻を拭き取ってあげることも大切です。
鼻づまりを解消することで、鼻で呼吸しやすくさせ、口呼吸による症状悪化を防ぎます。
ただ、お鼻を拭きすぎるとその影響で鼻の下が真っ赤にかぶれてしまうこともあります。
赤ちゃんの肌は大人よりもデリケートであるためです。
鼻水を拭き取る時のコツ
お鼻を拭く際にはウェットティッシュや濡らしたガーゼなど優しい素材のものを使いましょう。
そしてゴシゴシするのではなく、そっと拭き取ってあげてくださいね。
保湿もしっかりしてあげて!
また、保湿クリームを使うのも効果的です。
肌のバリア機能を高めてくれるので鼻の拭きすぎによる肌荒れを防げます。
赤ちゃんでも使える低刺激でベタつかない保湿クリームを選んであげてくださいね。
病院を受診する目安について
鼻風邪は風邪の中でもそれほど重い症状のものではありません。
しかし、鼻詰まりがひどいと眠れない、食欲がない、常に機嫌が悪いといった状態になることも。
そういった症状が見られるようでしたら、家庭でのケアに加え、病院でみてもらったほうがいいでしょう。
鼻水くらい、と安易に考えてしまいがちですが、放っておくと症状を悪化させることもあります。
鼻吸い器のある小児科もたくさんありますから、できるだけ早い回復のために病院受診を視野に入れておきましょう。
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ベビハピ!的まとめ
冬の時期、大人だけでなく赤ちゃんの風邪も心配になりますよね。
鼻風邪になると鼻づまりしてしまって、赤ちゃんも苦しそうで可哀想ですよね。
今回ご紹介したケア方法を参考に、鼻水・鼻くそをとってあげてください。
スッキリすれば、赤ちゃんもご機嫌になり育児も楽になりますよ♪