お子さんが生まれてから水道・光熱費が上がった!というご家庭は多いのではないでしょうか。
電気・ガス・水道、いずれも家族が増えると使用量が増えるものですよね。
新生児が誕生すると、特に水道料金と電気料金が上がったというケースが多くなります。
洗濯の回数が増え、エアコン・加湿器・空気清浄機等々の使用が増えますので仕方のないことです。
育児・家事をしっかりやりつつ、出費はできるだけ抑えたい!
今回はそんなママさんたち必見です♪
気になる育児中にかかる水道光熱費と高くなる理由、そして電気代を抑える7つのコツをご紹介します!
育児にかかる光熱費の平均は?
育児をするご家庭ではどれくらいの光熱費がかかるのでしょうか?
総務省が発表した数字から見ていきましょう。
総務省の「家計調査(平成25年)」によると…
「二人以上の世帯の光熱費(電気・ガス・水道・その他)の平均23,240円」
となっています。
この中で最も高い出費は電気代で、10,674円という結果です。
赤ちゃんが誕生したご家庭は、夏や冬はエアコンをフルで使用するケースが多いです。
そのため、「電気代が高くなった」と感じるようになるんですね。
育児中に光熱費が高くなる理由
電気代が増加する理由
電気料金がアップする理由は冷暖房の使用率があがることです。
先述の通り、赤ちゃんのために1日中つけていることは珍しくありません。
また、室内環境を整えるために空気清浄機や加湿器などを利用することも増えます。
「赤ちゃんがお気に入りのDVDをずっと流している」…案外、そういったことでも電気代が増えるようです。
ガス代はなぜ高くなる?
赤ちゃんが生まれると「お湯」を使うケースが増えます。
沐浴や入浴はもちろん、離乳食を作る時に電子レンジをたくさん使う…といったことがあるでしょう。
また、冬場はガス暖房機器の使用率が高くなることもあるかもしれません。
ご家庭にあるガス機器にもよりますが、赤ちゃんが生まれるとやはり高くなる傾向にあるようです。
水道代も増えます!
光熱費の中でもそれほど多くはないのが水道代。
とはいえ、やはり赤ちゃんが一人増えるだけでけっこう料金がアップします。
赤ちゃんが身につける下着や衣服は常に清潔にしたいですよね。
そのため洗濯物の量・回数が増えるので水道代も上がる傾向にあります。
また、「ため湯」でお風呂に入ることが増えます。
夫婦だけの時はシャワーだけだった…そういうご家庭の場合は水道代もアップしてしまうことでしょう。
育児にかかるその他の出費について
他にも赤ちゃんが誕生することで様々な出費が増えてきます。
水道・光熱費以外にかかってくるランニングコストについて見ていきましょう。
- おむつ…紙おむつは平均で1ヶ月5000~7000円くらいかかります。
- 粉ミルク…ミルクオンリーだと1~2万、混合で5000円くらい、完母だとほぼ0円になります。
- 食費…それほど変化はありませんが、離乳食が始まると月に数千円くらいアップします。
- 貯金や保険…赤ちゃんが生まれたことで保険や貯金をすることもあるでしょう。月に1~2万円くらいかかることが多いようです。
このように、水道・光熱費以外にも様々な出費があります。
毎月のランニングコストになりますので、しっかりと頭に入れておきたいものです。
育児中でも電気代を抑えて節約するコツ7選
赤ちゃん一人とはいえ、かかるコストは夫婦二人の時に比べて大幅に増えます。
特に電気代は光熱費の中でも比重が大きく、家計を圧迫してきます。
出費が増えるのは仕方のないことですが、なるべくならば抑えたいですよね。
具体的に、どのようにすれば電気代を抑えることができるのかを見ていきましょう。
1. 公共の施設へ出かけよう!
真夏や真冬などは、1日中フルでエアコンをつけてしまいますよね。
午前中や夕方までの時間帯は、気温の変化も激しいので特に電力を消費しやすいタイミングです。
その間だけでも、育児支援センターや児童館などへ出かけるというのも良いでしょう。
基本的に無料ですし、遊ぶことでお子さんもママも気分転換ができます。
電気代も節約することができるので一石二鳥となるでしょう。
2. エアコンの温度設定を変えてみよう!
エアコンの設定温度を変えるだけでも、かなりの節電になります。
夏季の外気温度が31度の時は27度~28度に。
冬季は20度~22度を目安に設定をしてみましょう。
実際、この程度でもだいぶ室温は快適になるものです。
冷えすぎ・温まりすぎということもなくなるので、健康にも良いでしょう。
もちろん、設定温度を調整することは省エネになり、電気料金にも良い影響があります!
3. エアコンのフィルターは月に2回は掃除をしよう!
エアコンは定期的にお掃除しないとが汚れが溜まってしまいます。
実はフィルターが汚れているとエネルギー効率が悪くなり、電気消費量が増えてしまうのです。
赤ちゃんのためにずっとエアコンをつけたままにすることも多いですから、少しでも費用を抑えたいですよね。
電気代を減らすためには、フィルターに埃がついていない状態を保つことです。
こまめに掃除をして、エネルギー効率を高めてあげましょう。
フィルター掃除の目安としては月に2回くらいがベストです。
節約のためにも、ぜひ習慣にしましょう!
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4.扇風機を活用しよう
エアコンだけでなく扇風機を活用すると電気代が少なくなります。
室内は空気の循環がなく、場所によって温度にかなりの差があります。
せっかくエアコンをつけても、部屋の一部にしか効いていないものなんですね。
温度差ができてしまうと、部屋の温度は下がりにくいor上がりにくくなります。
結果としてエネルギー効率が低下して電気代が高くなってしまうのです。
たとえば、夏ならば冷気が下に溜まりやすく、室内の上部は熱っぽくなります。
冬の場合は暖気が上にたまるので、足元が寒くなってしまいます。
また、空気が循環しないことで部屋の隅っこに急激な温度差ができてしまうでしょう。
扇風機を使うと、停滞した空気が循環し始めます。
空気の流れができれば室内の温度が一定になっていきます。
温度差がなくなれば、エアコンのエネルギー効率も高まることでしょう。
エアコンを使う際には、ぜひ扇風機を回しましょう!
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5. 冷蔵庫の開閉の頻度に注意しよう!
家事・育児をしていれば、冷蔵庫を開ける機会も増えますよね。
ここで意外と知られていないのが、ドアの開閉と料金の関係です。
実は、冷蔵庫のドアを開閉する度に電力は消費されています。
また、開けることで庫内の温度が上がってしまいます。
温度を下げるため、冷蔵庫はエネルギーを使ってしまうんですね。
電気代を節約するには、冷蔵庫の開閉頻度をなるべく減らすことが大切です。
食材はまとめて一度に出すことでも、エネルギー効率は良くなるでしょう。
また、冷蔵庫にビニールのカーテンをつけることで温度上昇を防ぐことができるのでオススメです!
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6. 冷蔵庫の詰め方を工夫しよう。
赤ちゃんがいると、買い物にもなかなか行けませんよね。
一回でたくさん色々な食材を購入し、冷蔵庫に詰め込んでしまっていませんか?
しかし、その行動には電気料金を高めてしまう原因が潜んでいます。
まとめ買いそのものは悪いことではありません。
ですが冷蔵庫へ詰め込みすぎてしまうと、電力を多く消費してしまうのです。
庫内の冷気がうまく循環できなくなり、冷やすために多くのエネルギーを使ってしまうからです。
冷蔵庫はなるべく詰め込みすぎないようにするのがベスト。
多くなってしまった場合は、冷気の循環を意識してスペースが空くように置き方を工夫しましょう。
また、冷蔵庫に入れなくても良いものは、別の場所へ移し保管してみてください。
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7. 洗濯機への詰め込みすぎに注意しよう!
子どもの数が多くなるにつれて、洗濯する量や頻度は増えるものですよね。
特に赤ちゃんのうちは汚れ物も多くなりますので大変です。
清潔を保つことは育児ではとても大切なことです。
しかし、面倒だからといって洗濯物の詰め込みすぎてはいけません。
それだけでかなり多くの電気を消費してしまいます。
洗濯物の量が増えすぎると、洗濯機のパワーロスを引き起こします。
洗うときは多くても洗濯槽の70~80%に抑えるように気をつけましょう。
ベビハピ!的まとめ
赤ちゃんが生まれて育児がスタートすると、出費が一気に増えていきます。
家計をやりくりするために、なんとか節約したい…と思いますよね。
今回ご紹介したように、まずは水道光熱費を抑えるところから始めましょう。
特に、電気代を抑えるとかなり出費を減らすことができます。
ぜひ、今日から始めてみてくださいね♪