健康・病気のワンポイント

赤ちゃんの体の冷えが下痢や便秘の原因に!症状・影響と6つの対策

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体が冷えると赤ちゃんにも様々な悪影響がでます。
風邪やインフルエンザ、その他の病気などが起きやすくなることでしょう。
また、冷えによって赤ちゃんの下痢や便秘が引き起こされることもあります。

「うんちの状態」は赤ちゃんの健康バロメーターですよね。
赤ちゃんをお世話するうえで気にしているママも多いことでしょう。
寒い時期に下痢や便秘に気がついたら…実は体の冷えがその原因かもしれません。

なぜ体が冷えると胃腸の調子が悪くなるのでしょうか?
冷えからくる赤ちゃんの下痢や便秘の原因や、長く症状が続いた時の悪影響、それぞれの対策を紹介します!

冷えは赤ちゃんの下痢原因になる?

体が冷えると赤ちゃんは下痢になりやすいのでしょうか?

冷えは下痢の原因になる!

大人でもお腹が冷えると下しやすくなりますよね。
それと同じで、赤ちゃんにとっても冷えは下痢の原因になります。

防衛反応としての下痢

ではなぜ冷えると赤ちゃんは下痢になるのでしょうか?
人間は体が冷えると水溶便を出すことで、冷えの原因となる水分を体外に排出しようとします。
つまり、人体の防衛反応として下痢が起こりやすくなるのです。

寒くなるとおしっこが近くなる経験はみなさんもあることでしょう。
実はその現象の大きいものが、下痢なんですね。
体の小さい赤ちゃんも、自分の体を冷えから守るために下痢になるのです。

ウイルス性には要注意

もちろん、ウイルス性の下痢の場合もあります。
空気中のウイルスが腸内に侵入し、嘔吐と下痢を繰り返します。
寒い時期に多くなりますが、体の冷えとはまた違う現象です。
ウイルス性腸炎の場合はすぐに病院に行き、食事療法および適切な水分補給をしましょう。

体の冷えは赤ちゃんの便秘原因にもなる?

実は体の冷えと便秘には密接な関係があると言われています。
冷えで赤ちゃんが下痢をするのはなんとなくイメージがつくかもしれません。
しかし便秘って…どういうこと?と思いますよね。

冷え性は便秘になりやすい

体の冷えと便秘にはどのような関係があるのでしょうか?
東洋医学では「便秘の人は体が冷えやすい」ことが知られています。
統計的にも「便秘」の人は体の「冷え」を訴えやすく、「冷え性」の人は「便通が悪い」傾向にあります。
どちらが先かは置いといて、いずれにせよ便秘と冷えは大きな関係があるようなのです。

胃腸の働きが低下する

では具体的な原因はどのようなことが考えられるでしょうか?
体が冷えると腸の温度が下がり、善玉菌の働きが弱くなります。
また、血流が悪化してしまうことから、腹筋も動きが悪くなってしまうのです。
さらに副交感神経にも影響が出ることで腸の働きが悪くなることもあるでしょう。

こうした様々な理由が便秘の原因となります。
赤ちゃんの体をなるべく冷やさないことが大切ですね。

下痢や便秘症状が続くとどんな悪影響がある?

下痢や便秘症状が続いてしまうとどのような悪影響があるのでしょうか?
一般的に考えられているものを見ていきましょう。

下痢は脱水や栄養管理に注意

冷えによる下痢は一種の防衛反応として起こります。
とはいえ、あまり長く続くのは良くありません。
脱水症状を引き起こしたり、栄養をうまく摂取できないなどの弊害があります。
下痢をした時は水分補給をしっかり行いましょう。
また、赤ちゃんの食欲や顔色・機嫌などを確認することも大切です。

便秘は寝付きと免疫力に影響が出る

赤ちゃんの便秘が続くとどうなるのでしょうか?
長引くとお腹が張ってくることで、違和感を感じるようになります。
そのため、機嫌が悪くなったり寝付きが悪くなったりすることがあるでしょう。
食欲が減ることで栄養バランスが偏ってしまうこともあります。

また、便秘は肌荒れや免疫力低下の原因にもなります。
3日以上続くようでしたら、病院に相談することも考えましょう。

冷え対策は下痢や便秘対策

 

赤ちゃんの下痢や便秘などが続き、体や下半身が冷えている…。
そういった場合はすぐに体を温めてあげるべきです。
下痢や便秘を解消するための冷え対策をご紹介します。

1.赤ちゃんの体温をしっかり管理しよう

まずは赤ちゃんの生活環境が適温かどうかをチェックしましょう。
赤ちゃんはまだ未発達ですから、自分で体温調整をするのが苦手です。
つまり、気温や室温に簡単に影響されてしまいます。
そのため赤ちゃんは体を冷やしやすく、下痢や便秘になってしまうんですね。

夏冬問わず、冷暖房は赤ちゃんが冷えないように設定してあげましょう。

2.衣服で調整しよう(特に就寝時!)

体温調整が下手な赤ちゃんの場合、衣服はかなり重要です。
着るものによって親が体温を調整してあげるようにしましょう。

特に、赤ちゃんは就寝時に布団から飛び出してしまいがちです。
お腹が出てしまって体を冷やし、下痢になる…それは珍しいことではありません。
スリーパーや腹巻を使用して、赤ちゃんのお腹が冷えないようにしてください。
就寝時の冷えからくる、便秘や下痢を予防しましょう!
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3.お腹のマッサージが効果的

冷えからくる便秘の場合は腸もみで温めつつ活性化させると良いと言われています。
ただ、内臓が未発達な赤ちゃんのお腹を強く揉むのは良くありません。
胃腸の形に合わせて、優しく撫でてあげてみましょう。

まずは赤ちゃんのお腹に優しく手を当てます。
そして大腸付近を「の」の字を描くように右回転に優しくなでてあげます。
すると胃腸が刺激されて、便の流れがよくなりやすいのだそうです。

また、便秘でなくても、体を優しく撫でることは冷え対策にもなります。
赤ちゃんとのスキンシップにもなりますので、ぜひ「の」の字マッサージをしてあげてくださいね♪

4.冷たいものはなるべく控えて!

赤ちゃんは体が小さいので、食べたものによっても影響を受けます。
特に冷たい飲み物は体を冷やすことに繋がります。
そのため、下痢や便秘の原因になりやすいのです。

夏場に暑いからといって冷たい麦茶を与える…これは良くありません。
冬場ももちろん、冷蔵庫から出した飲み物を与えるようなことは避けましょう。

ミルク以外にイオン水や麦茶を与えることもあるでしょう。
冷蔵庫で冷えたものは避け、常温または人肌程度にまで温めるようにしてください。
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5.ママの食生活も重要なポイント!?

赤ちゃんの体を冷やさない対策として、意外なものもあります。
実は母乳育児の場合は、ママの食生活を見直すのもポイントなのです。

甘いものや脂っこいものを過剰に摂取すると、母乳が冷えやすくドロドロになります。
そのような母乳ばかり飲んでいては、赤ちゃんの体も温まりにくくなるでしょう。

母乳育児中は特に食生活に気遣うことが大切です。
和食中心の食事を心がけると血液もサラサラになりやすくなります。
良質な母乳がたくさんつくられるようになり、赤ちゃんの体も温まりやすくなるでしょう!
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6.オリゴ糖で腸内環境を整える

下痢や便秘を改善するには腸内環境を整えることが大切です。
冷えによるものはもちろん、胃腸の問題を解決するには「善玉菌を増やす」ことが大切です。

母乳にも含まれるオリゴ糖は、善玉菌のエサとなります。
栄養が増えることで腸内フローラが活性化し、下痢や便秘をしにくくなるのです。

また、腸が健康になると免疫力も高まりやすくなります。
体全体の調子が良くなれば、冷えも改善しやすくなるのではないでしょうか。


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ベビハピ!的まとめ

夏も冬も赤ちゃんの小さい体は冷えやすいものです。
冷える理由を理解して、原因を1つずつ取り除いていきましょう!

体を温めて腸内の健康をキープしておけば、下痢や便秘も減ってきます。
赤ちゃんの明るい笑顔と健康を守るためにも、ぜひ冷え対策をしてあげてくださいね♪

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ベビハピ編集部
『赤ちゃんがハッピーなら、世界は笑顔で満たされる♡』をコンセプトに、お子さんとママ・パパにとって有益な情報をお届けいたします! 昨今話題の「AI」機能を搭載し、より多くの記事を執筆できるように頑張ります。
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