夏場、赤ちゃんと家で過ごすときに気になるのが室温。
赤ちゃんは自分で「暑い」「寒い」といった意思表示がまだできません。
ですからママが工夫して快適な室温にしてあげるしかありません。
室温を調節するためには、冷房・エアコン・扇風機などをつかうでしょう。
しかし、使い方を間違えると赤ちゃんの風邪の原因になったり、危険なことが起こる可能性も。
今回はこれらの冷房器具の使い方のコツをご紹介します。
特に初めて赤ちゃんと夏を迎えるという方はチェックしてきましょう！
ベストな室温は26～28！
赤ちゃんがいるご家庭の室温の目安は「26～28度」と言われています。
正直言うと大人はちょっと暑いと感じるかもしれませんね。
ただ、赤ちゃんの体を冷やしすぎてしまうのは良くないことです。
エコ的な視点から考えてもこれくらいがちょうど良さそうです。
室温と外の気温の差
また、外の温度との差が5度以上になるのはあまりよくないと言われています。
赤ちゃんは体温調節機能がまだ十分に発達していません。
お散歩に行くときなど、あまりに室温と外気に差があると風邪をひく恐れも。
やはりこの温度がベストと考えられますね。
湿度にも注意しよう
室温は26度～28度がベストですが、湿度はどうでしょうか？
クーラーをつけっぱなしにすると場合によっては湿度が下がり過ぎることも。
室内の湿度は40％～60％くらいを保てると良いですね。
咳もでにくくなりますし、赤ちゃんも快適に過ごしやすいです。
温度計・湿度計などを使って、部屋の温度がチェックできる状態にしておくと◎。
コツ1：風が直接当たらないように気を付けて！
赤ちゃんに直接風が当たるのはよくありません。
体が冷えすぎてしまい、風邪など体調不良になってしまいます。
クーラーなど風が吹く場所の真下・真上などに赤ちゃんをいさせないようにしましょう。
空気を循環させましょう
室温にも関わることですが、扇風機などを使って空気の循環をさせるとより快適になります。
たとえば、エアコンの風向きを下にしておいて、その下に扇風機を置いてみましょう。
直接風が当たらなくとも冷気が部屋中に循環しますので涼しくなります。
より健康的、快適に赤ちゃんも過ごすことが出来るでしょう。
コツ2：扇風機の使い方・事故防止方法
前述のとおり、扇風機を赤ちゃんに直接当ててを涼ませるのは好ましくありません。
基本的には窓の近くに置いたり、エアコンの下に置いたりして空気を循環させるために使いましょう。
赤ちゃんに良くない扇風機の使い方
直接風が当たってしまうと、体を冷やし過ぎたり肌や喉を乾燥させてしまいます。
また、息がしにくくなり、苦しがることもあるので気を付けてください。
赤ちゃんの近くに扇風機を置くのもいけません。
指を入れてしまい、怪我をするなどの事故も考えられます。
置き場所もそうですが、扇風機には必ず事故防止ネットを付けてあげましょう。
そうすれば、赤ちゃんが指を入れることを防止できます。
また、羽のない扇風機など、最初から事故防止の工夫がされている扇風機を使うという方法もオススメです。
コツ3：扇風機＋保冷剤で温度を下げる！
エアコンをずっと使っているとどうしても電気代が気になりますよね。
もちろん、赤ちゃんのためには、電気代なんて惜しむべきではありません。
でも、これから続く育児生活の中で、少しでも節約・エコをしたい！と考えるのは自然なことでしょう。
保冷剤がクーラーの役割を果たす？
実は、冷凍庫に眠っている保冷剤が夏場大活躍します。
扇風機の前に保冷剤を置いて、冷たい空気を部屋の中に循環させることができるんです。
この方法で部屋の温度も多少ですが、下げることができます。
窓を開けて外の空気も取り込みながら行うと、より効果が高まりそうですね。
ベビハピ！的まとめ
ムシムシする梅雨の時期、7月8月の夏本番…赤ちゃんも大人も快適に過ごしたいですよね。
エアコンだけでなく、扇風機やその他のアイテムを使うことで暑い日も過ごしやすくなります。
ぜひ紹介した方法を試してみてください♪
