赤ちゃんの生後100日に健やかな成長を願って行われるお食い初め。
「一生食べるものに困りませんように」という願いを込めて、祝い膳を用意し、食べさせる真似をします。
この祝い膳に欠かせないものが尾頭付きの鯛です。
生後100日が近付き、そろそろお食い初めの準備やレシピについて調べてみようかなとネットや育児本を見ると、立派な鯛の写真が出てきて準備がおっくうになったりする人もいるかもしれません。
そんな人のために家庭のオーブンで鯛を美味しく簡単に仕上げるコツやレシピを紹介します。
お食い初めの鯛の調理ってどうするの?
お食い初めの鯛は尾頭付きで塩焼きにします。
うろこや内臓の下処理をした後、塩をふります。
そして「踊り串」と言われる、焼きあがりに魚が踊っているような躍動感を表現するために身がS字になる様串を刺します。
家庭で焼く際は、グリルかオーブンを利用します。
オーブンを使うメリットは?
まずはオーブンを使って鯛を焼くことのメリットについてご紹介します。
①ひっくり返さなくて済む!
グリルの方が短時間で仕上がりますが、片面焼きのグリルの場合途中で焼き加減を見てひっくり返さなければなりません。
その時にやりがちな失敗が、表面が破れた、焦げたなどの見た目が悪くなってしまうことです。
オーブンはじっくり全体に熱を通していくのでひっくり返す作業がありません。
オーブンに入れたら、そのままきれいな状態で焼きあがるメリットがあります。
②大きな鯛も焼ける!
お食い初めの体験談をネットで見ると「せっかく大きな鯛を買ってきたのに、グリルに入らなかった」という失敗談を見かけます。
オーブンは焼くものの大きさを選ばない点が優れています。
③火加減調節なし!
オーブンはあらかじめ設定温度を決めて焼くので、途中で火加減を調整する必要がありません。
その機能から中からじっくり加熱するので、中はふっくら外はパリッとしたおいしい姿焼きが出来上がります。
オーブン使いのコツ!
①乾燥を防ぐ
オーブンでの調理中に表面が乾燥することを防ぐため、下味をつけた後に表面に油を塗るといいでしょう。
②身をふっくら仕上げる
クッキングシートやアルミ箔などで覆ってから焼くと、身がよりふっくらと仕上がります。
③最後に高温で仕上げる!
グリルで焼いたような美味しそうな焼き色をつけるために、最後に高温で表面を焼くと一層美味しそうに見えます。
オーブンで焼こう!鯛の姿焼きレシピ
最後に、簡単にできる鯛の姿焼きレシピをご紹介します!
- 内臓やうろこの下処理をする。
- 塩をなじませる。
- 踊り串をする。
- 胸びれや尾ひれなどに化粧塩として、塩をつける。
- アルミ箔などで覆う。
- 200度に予熱したオーブンで10分焼く。
- アルミ箔を取ってから5分焼く。
コツはたったの3つ、6工程で家庭でも簡単にお食い初めの鯛が調理できます。
ぜひ挑戦してみてください。
ベビハピ!的まとめ
いざお食い初めの祝い膳を全部つくろうとするとなかなか大変です。
赤ちゃんのことを見ながら…となると鯛も焦がしてしまいそうですよね。
しかしオーブンならばそんな心配もなく、手軽に美味しく焼くことができます。
ぜひチャレンジしてみてくださいね♪