妊娠超初期には色々な症状が起こると言われています。
その中でも普通の風邪症状と勘違いしやすいのが”寒気”です。
寒気がする…というとどうしても風邪やその初期症状を思い浮かべてしまうもの。
妊娠初期のものだとは想像もつかない方もいるかもしれません。
どうやって風邪と妊娠超初期の寒気を見分けるのか、どういう違いがあるのかを確認する方法をご紹介します。
また、ブルっと震える寒気の対処法もご紹介しますのでご確認ください!
妊娠超初期に寒気が起きる原因
まずは、妊娠超初期に起こる寒気とはどんなものかを知っておきましょう。
妊娠超初期に寒気が起きる原因は4つあります。
体が冷える
妊娠することにより女性ホルモンが多く分泌され、自律神経が乱れることにより、体が冷えてしまいます。この冷えから寒気が来ることがあります。
体温が高くなる
妊娠すると、基礎体温が上がります。体温が上がると自分の周りの温度が低いと感じるようになり、それが寒気に繋がります。これは風邪と似たような状態と言えます。
つわり
早い人は、妊娠超初期でもつわりが始まることがあります。このつわりにより、体の寒気が起きることがあります。
貧血
妊娠中は貧血になりやすいもの。貧血になると眩暈などが起こり、それが寒気に繋がっていることがあります。また、脳に送られる血液が減り、”脳貧血”と言う状態になるとこれも寒気の原因となっている場合があります。
風邪との見分け方・病院の受診方法
風邪であれば喉の痛み・鼻水・咳といった諸症状が現れることがほとんどですが、妊娠超初期の寒気であればそれがありません。
しかし、妊娠超初期の寒気と風邪を併発している場合もあります。熱が高かったり、不安に感じているなら、病院を受診しましょう。
この時、未だ妊娠が解っていないが、妊娠している可能性があるなら産婦人科を受診することをオススメします。
内科を受診すると、妊娠が発覚せず”風邪”だと診断されることがあるので、気を付けましょう。
既に妊娠が解っている場合も、かかりつけの産婦人科もしくは内科で妊娠しているということを告げて受診しましょう。
家庭で出来る寒気の対策方法
風邪のような症状はなく寒気のみだという場合は、暖かい食べ物を食べたり、厚着をしたりと体を温めるようにしましょう。
湯船につかって体を芯から温めるというのもいいですね。
しょうがなど、体内を温める作用のある食材を使った料理や飲み物などがオススメです。
くれぐれも、自己判断で市販の風邪薬などを飲まないようにしましょう。
妊娠が解っている場合はもちろん、妊娠している可能性があるなら、風邪薬は危険です。
必ず病院を受診するようにしましょう。
ベビハピ!的まとめ
妊娠超初期症状は風邪の症状ととても良く似ています。
しかしじっくりとチェックしてみると病気による寒気とは明らかな違いがあるものです。
もしも心当たりがあるならば、かかりつけのお医者さんに相談してみましょう。
また、家でできる妊娠超初期時の寒気対策も参考にしてみてくださいね。