「産後に目を使うと視力が低下する」
「産後は目が悪くなるからあまり酷使しない方がいい」
という話を耳にしたことはありませんか?
「出産と視力が関係あるの?」と不思議に感じている方もいるでしょう。
逆に、産後にテレビを見たり運転をしている時に「あれ?視力が落ちた?」と感じている方もいるかもいるかもしれませんね。
意外と知られてないけどけっこう感じている人はいる、「産後の視力低下の原因と対策」についてご紹介いたします。
産後の視力低下の原因は?
産後の視力低下には科学的根拠はありませんが、一般的には以下のような理由が関係していると言われています。
①出産時のいきみ≪毛細血管が切れる≫
出産時に力いっぱいいきむ際に、人によっては目の周りの毛細血管を傷つけ内出血をしてしまうことがあります。
このダメージが視力を低下させる原因と言われています。
②出産時のいきみ≪眼球の圧迫≫
①と同様、出産時に長時間にわたりいきむことにより血圧が上昇し、眼球が圧迫されることが原因で視力の低下につながると言われています。
③育児の疲労
産後のお母さんは、体調をみながら朝から夜中まで赤ちゃんのお世話で休む暇がありません。
また目と繋がっている腎臓は母乳のための栄養と、お母さんの体の栄養を回すのにフル回転です。
お世話による寝不足や疲労、腎臓の機能により目が疲れることで視力の低下が起きるとも言われています。
視力はもう戻らないの?
産後の視力低下は一時的なものという人がほとんどのようです。
慌ててコンタクトやメガネを購入すると、後々また度が合わなくなることもありますので気をつけましょう。
急な視力低下に不便を感じたり、長く続くようならば一度眼科を受診してもいいでしょう。
視力低下を防ごう!対策法は?
体と目を休めましょう。
疲労が原因で目がかすんだり、視力の低下を招いているようならばまずは体と目を休める対策法をとりましょう。
テレビを見たり、本を読む時間を短時間に設定して目を酷使しないよう気をつけます。
視力回復のトレーニングを取り入れましょう。
遠くを見る、目のストレッチ、遠くと近くを交互に見るなどのトレーニングで視力低下の対策をとりましょう。
目の運動を行うことで視力を安定させます。
アイマスクでリラックス
アイマスクなどリラックス効果があるもので目を休めながら気持ちも休めましょう。
ベビハピ!的まとめ
産後のお母さんの体には様々な変化と不調が見られます。
今回ご紹介した視力の低下もその一つです。
TVや雑誌、ネットなどついつい暇な時間に見てしまうものですが、視力的にはよくありません。
出産後「あれ?よく視えないな」と思ったら少し目を休ませる時間を設けましょう。
またご紹介した視力回復トレーニングもけっこう効果があるので試してみてください!