妊娠中に大きくなるお腹以上に増えている体重…。
赤ちゃんの寝床のため、出産や授乳のためにある程度は仕方ありませんがやっぱり気になりますよね。
ものふみか先生もついに脅威の15キロ増に突入!
臨月にお医者さんから言われた衝撃の一言とは?そしてもの先生が出した勇気ある決断とは…!?
週間ママ・マンガ「恋する産後ダイエット(仮)」第四話をご覧ください!
前回の話
第四話「勇気ある 撤 退 」

ベビハピ!的解説
脅威の15キロ増を果たしたもの先生。
さすがにお医者さんも運動をすすめたわけですが…速攻でエンドしちゃいましたね。
ところで、妊婦さんって運動していいの?と思った方もいるのではないでしょうか?
特に臨月に体を動かすなんて大丈夫?と不安に感じる方もいるかもしれません。
今回は「妊婦の運動」について解説していきます。
妊娠中は安静?運動するべき?
検診で「運動してますか?」「体を動かしましょう」とお医者さんに言われた経験ありませんか?
もちろん妊婦さんは赤ちゃんのために基本的には安静にゆったりと過ごすことが望ましいです。
ですが、全く動かず家でゴロゴロする…というのは逆に良くありません。
赤ちゃんのためにも、出産を少しでも楽にするためにも「適度な運動」は必要であると考えられています。
どれくらいが適度な運動?
では適度ってどれくらいのものをいうのでしょうか?
体調や妊婦さんの体力・筋力・その他状態にもよりますが、以下の様なものがオススメされています。
- ウォーキング
- スイミング
- 軽い体操
- ヨガやストレッチ
- 体を動かす家事
これらは妊婦さんでも比較的行いやすい運動です。
軽く汗をかく、ちょっとだけ息があがるくらいが適度というわけですね。
妊婦の運動に関するガイドライン
アメリカの産婦人科学会が1986年に出した妊婦運動のガイドラインがあります。
以下に簡単にまとめましたので参考にしてみてください。
- 心拍数140以下(1分間)に保つ
- 体温は38度以下に保つ
- 週に3回程度、継続的な運動が良い
- 妊娠と運動、それぞれの必要カロリーを摂取する
- 水分補給を怠らない
- 運動習慣は妊娠以前から持つことが望ましい
これを見ると、適度な運動習慣をつけることが必要とわかりますね。
また、「食べてはいけない」ということはなく、むしろ「必要な分は食べるべき」としています。
臨月は動いたほうが良い?
もの先生がお医者さんに検診時に言われた「運動してください」の一言。
「こんなにハッキリ言うのも?」とか思っちゃいますが、実際に言います。
別に体重云々だけでなく、出産のためにも臨月は軽くでも動いた方がいいんですね。
- 出産のための体力をつける
- 太り過ぎは難産になりやすい
- 猫背が解消され骨盤が軟らかくなる
- 陣痛が促進される
などなど、臨月の運動には色々なメリットがあります。
実際にもの先生がオススメされた雑巾がけや草むしりなどの軽度な運動も良さそうですね。
無理せず適度に!
臨月の妊婦だからこそ適度な運動をしたほうが良い!
これはいまや出産に関する常識です。
もちろん、その日の体調もありますのでムリは禁物です。
「体を動かさなきゃダメだよな…」という気持ちがストレスになるのも赤ちゃんには良くありません。
適度に、ムリをせず、気持ちのよい汗をかけるくらいの運動をしてみましょう。
キツイと思ったら、もの先生のように勇気ある撤退をしても…たぶんOKです!