なんか、唾液や鼻水がすっごく出る…なんで?
妊娠超初期にこのような症状を感じる人は意外に多いみたいです。
0~3週という時期でも、早い人ならばこのような体調の変化に気付くことがあるんですね。
なぜ妊娠超初期には唾液や鼻水が出やすくなるのでしょうか?
症状の起こる原因などをまとめてみました!
妊娠超初期は風邪に近い症状がある?
人によって妊娠超初期時の症状には個人差があります。
多くの人が感じると言われているものは風邪や生理前に似た症状。
特に妊娠を意識していない人は「ちょっと体調が悪いのかな?」と思ってしまうかもしれませんね。
実際に、妊娠検査薬でも陰性になることが多く、はっきり妊娠かどうかは判断し辛いものです。
ただ、思い当たる節があるのであれば、唾液や鼻水が出やすくなっている状態は妊娠初期の兆候かもしれません。
妊活中などであれば、いつもと違う変化もしっかりと意識しておきたいものですね。
①唾液が多くなる
妊娠によるホルモンバランスの変化の影響を受け、自律神経が乱れることが原因で唾液が多くなることがあります。
自律神経が乱れると、副腎皮質ホルモンが刺激されるため唾液が増えるのです。
ホルモンバランスは着床したころから変化し始めていきます。
なので妊娠超初期に唾液が多くなることは決して珍しいことではありません。
②唾液の味が変わる
妊娠超初期に唾液の味が変わることもあります。
あまり多くはありませんが、自分の唾液で気分が悪くなり不快に感じることがある人も。
味の感じ方は人それぞれですが、たとえば
- 酸味を感じる
- ねばっぽくなった
- 匂いが強くなった
- 苦味がある
- 妙な甘みがある
など、色々とあるようですね。
妊娠すると酸っぱいものが欲しくなる、など味覚の変化が起こることがあります。
妊娠超初期に唾液の味が変わることもそれに近いことと言えそうです。
③無性に喉が渇く
妊娠によりプロゲストロンというホルモンが増加します。
当然、妊娠超初期のころから増えていきます。
このホルモンの働きにより、微熱やだるさ、喉の渇きを感じるようになることも。
また妊娠すると母体の血液の量が増し、羊水の状態を整えるためにもたくさんの水分が必要になります。
知らず知らずのうちにたくさんの水分が使われるため、喉が渇くのです。
妊婦の大敵である便秘やむくみを防止するためにも、水分はこまめに摂取するよう心がけましょう。
④さらさらした鼻水が止まらない
普通、微熱や鼻水といった症状があると、多くの人が妊娠ではなく風邪と思いますよね。
しかし、妊娠超初期にもサラッとした鼻水がでることがあります。
これは妊娠性鼻炎といわれていて、妊娠超初期・初期に起こりやすい症状です。
ホルモンバランスの変化の影響を受けることで自律神経の乱れが原因と考えられています。
元々アレルギーを持っているか否かは関係なく、妊娠すると出やすくなるんですね。
また、妊娠すると母体は子宮に栄養を送るようになっていきます。
その結果、免疫力が低下し鼻炎が起こりやすくなることも原因の一つとされています。
妊娠超初期の鼻水は風邪のせいではありません。
鼻水の状態は非常にサラサラしているのが特徴。
思い当たるフシがあるならば意識しておきましょう!
ベビハピ!的まとめ
他の妊娠超初期の症状と違って、唾液や鼻水の変化は生理前の症状にはあまり見られないものです。
早くから妊娠の可能性も視野に入れておけば、強い薬やアルコールなど体に良くない物を遠ざけることができます。
とは言え、妊娠超初期では検査薬などはあまりあてになりません。
自己判断せずに、あくまでも参考程度に留めておくということを忘れずに。