赤ちゃんがあまり笑ってくれない…。
これって、最近問題になっているサイレントベビーなんじゃない?
と思ったことはありませんか?
赤ちゃんが笑わない、あまり泣かないといった状態になるサイレントベビー。
そのまま育つとコミュニケーション能力が低い子供になってしまうとも言われているもので、非常に問題視されています。
その原因と予防法について注目してみました。
サイレントベビーの原因
主に、泣いている状態で長く放置することによってサイレントベビーになってしまうと言われています。
赤ちゃんは泣いている状態で長く放置されると、泣くのをやめ、自分の要求を満たしてもらうことを諦めてしまいます。
そうすると段々と感情のスイッチがオフの状態になってしまうんですね。
結果として、あまり泣かない、笑わない、反応が薄いといった感情表現の乏しい子供になってしまうんです。
“抱き癖をつけないために、あまり構わない”といった育て方がサイレントベビーに繋がるのでは?とも言われています。
サイレントベビーにならないためには?
“抱き癖を気にしない”
「あまり抱っこすると抱き癖がつく」なんて聞いたことはありませんか?
しかし、別に子供が小さい内はたくさん抱っこしてあげていいんです。
むしろ泣いていても抱き癖を付けないために、あまり構わないというのは危険です。
それがサイレントベビーのおおきな原因となってしまいます。
気にせず、赤ちゃんが泣いている時は抱いてあげましょう。
愛情をたっぷりかけて
赤ちゃんは目や耳、そして触れるものから様々な情報を得て学んでいきます。
もちろん、ママやパパの愛情からも沢山のこと…特に感情について学んでいくんですね。
たっぷり愛情をかけて育てる、これはとても大切なことです。
たくさんの愛を注げばサイレントベビーになることはありません。
それを念頭に置いて子育て出来れば良いですね。
沢山話しかける
まだ言葉が解らない赤ちゃんにも、ママやパパの気持ちは伝わります。
解らなくても話しかけることはとっても大切なんです。
言葉をかける時に出る自然なママやパパの表情、手の仕草、頭をなでられる…そういったことから赤ちゃんは色々感じ取っています。
会話だけでなく、総合的なコミュニケーションをしっかりとることで、赤ちゃんの感情面が育まれます。
結果としてサイレントベビーになってしまうことを予防することができるでしょう。
沢山触れてコミュニケーションをする
話しかけることとつながってきますが、たくさん触れるということも大切なことです。
抱っこだけでなく、手を握ったりマッサージしたり、手遊びで一緒に遊んだり、ベビーサインにチャレンジしてみたり…。
様々な方法で赤ちゃんとスキンシップを取ってみましょう。
バリエーション豊かなコミュニケーションは赤ちゃんの情緒・感情を豊かにします。
サイレントベビー特有の「感情が表に出ない」という状態を防ぐことができます。
自分を追い込まないように要注意!
サイレントベビーになってしまう赤ちゃんのママたちは、愛情に欠けているのでしょうか?
答えとしては、必ずしもそうとは言い切れません。
むしろ、赤ちゃんのことをとても考えている人が多いんです。
ではなぜサイレントベビーになってしまうのでしょう?
たとえば、考えすぎてしまったり、間違った対応の仕方をしてしまったり、何をしていいかわからなくなったり…
そうしたことが続いて、自分を追いつめてしまうことがひとつの要因となっています。
精神的に追い込まれてしまい、必要な時に赤ちゃんを構ってあげられなくなってしまうことは少なくありません。
実際に深刻な育児ノイローゼになってしまったママさんのお子さんはサイレントベビー化しているケースが多いと言われています。
大切なのは、息抜きをしつつ、心に余裕をもって子育てをすること。
泣いたら必ず抱っこしなくてはならないわけではありません。
長時間放置することがないように、自分のペースで、”愛情をもって”赤ちゃんに接してあげることが一番大切です。
ベビハピ!的まとめ
サイレントベビーの原因と対策のカギは「赤ちゃんと親のコミュニケーション」です。
ママ・パパの笑顔が赤ちゃんの笑顔を育むもの。
ムリをせず、楽しみながら育児ができる環境こそが一番のサイレントベビーの予防策と言えそうです。