「イタタ…」生理予定日前に感じた腹痛や足腰など下半身の痛み。
それはもしかしたら妊娠超初期の兆候かもしれません。
思い当たるフシがある、または妊娠の予定がある、ベビ待ち…。
そういった方はぜひ妊娠超初期の足腰や下半身の痛みについて学んでおきましょう!
妊娠超初期は検査薬の反応が出ない?
生理予定日前では妊娠検査薬でも反応が出ないことが多いです。
思い当たるフシがあってだいぶ早い段階で使う方もいますが、精度が悪いのでアテにはならないでしょう。
そこで知っておきたいのが「妊娠超初期の兆候」です。
微熱や鼻水といった風邪のような症状、頭痛やめまいなど妊娠をすると女性は様々な変化を感じるようになります。
意外に多いのが足腰や腹痛といった下半身の痛みを感じるケースです。
妊娠超初期にはどのような痛みがあるのか、4つにわけてご説明していきます!
①生理痛の様な腹痛
妊娠によるホルモンバランスの変化や子宮が大きくなることが原因です。
痛みの種類としては生理時のような腹痛を感じることが多いようですね。
とはいえ、生理予定日が近くなるとお腹の張りや腹痛がある方はたくさんいます。
生理痛のような痛みがあったからといって妊娠超初期の症状かどうかまでは断定できません。
とりあえず安静にする、ということをオススメいたします。
②チクチクする下腹部痛
妊娠超初期には下腹部に針で刺したようなチクチクとした痛みを感じることがあります。
また、チクチクから一瞬の激痛に変わることも。
これは着床痛とよばれていて、受精卵が子宮に着床する際に痛みを感じることのようです。
ただ現段階では医学的な根拠はなく、確実に妊娠しているとは言い切れないことをお忘れなきよう。
③恥骨の痛み
妊娠超初期に恥骨の痛みを感じる人は多いようです。
女性の体は妊娠すると、リラキシンというホルモンが分泌されます。
このホルモンには出産に必要な、骨盤などのじん帯を緩ませる働きがあるとされています。
その働きによって恥骨周辺のじん帯にも影響があり痛みを感じることがあるのです。
妊娠超初期に腰痛を訴える人も、リラキシンの分泌が原因と考えられます。
④足腰の痛み
妊娠超初期には足の付け根や腰に、だるさや痛みを感じることもあります。
③の恥骨痛同様、リラキシンというホルモンの影響で骨盤周りのじん帯が緩むことが原因です。
体を支えている骨盤ぐらつき、足腰が痛むと考えられます。
ひどい場合では、激痛のため動けなくなったり、ぎっくり腰になったかのような痛みを伴うこともあるようです。
また、足や足の付け根の痛みは子宮が大きくなり始めたことも原因の一つと考えられます。
いずれにしても、母体の変化によって体のバランスが取りにくくなり、結果として足腰を痛めるということなのでしょう。
足腰の痛みに対する対処法
足腰に痛みを感じている場合は、入浴などで体を温めることで血流をよくすると楽になりやすいです。
ホッカイロなどを貼るという方法もありますので、季節によっては活用してみても良さそうです。
妊娠超初期の諸症状は参考程度に
妊娠を希望していると、妊娠超初期の様々な症状が気になるものです。
注意しなければならないのは、妊娠超初期に体の変化を感じるかどうかは個人差が大きいこと。
そして、生理前の症状と似ていることが多いということです。
あくまでも参考程度にとどめておく方が無難といえるでしょう。
妊娠超初期の変化は「後で気がつく」もの
妊娠超初期に変調を感じた多くの人は、「後で気がつく」というケースが少なくありません。
生理予定日を過ぎて妊娠が発覚してから「あれは妊娠超初期症状だったのかな?」と振り返るようです。
基本的には妊娠超初期症状はそれほど強く生活に影響するほどのものではありません。
ひとまず変調を感じたら、リラックスして生理予定日を待ちましょう。
ベビハピ!的まとめ
妊娠超初期の症状や感じ方は人それぞれです。
今回ご紹介した足腰や腹痛などは多くの人が実際に感じていると言われています。
とはいえ、あくまでも参考程度にしておき、「安静にしておこう」くらいの気持ちでいた方が良いと思います。
あまり考えすぎず、ゆったりと構えておきましょう!