臨月に入ると、少しの体調の変化も「もしかしてそろそろ生まれるのかな?」とドキドキしてしまうものです。
陣痛は急な痛みから始まるだけではありません。
実際には陣痛が来るまでにいくつかの兆候があることもあります。
臨月に起きる腰痛や胃痛の原因やその対処法について勉強しておきましょう。
腰痛の原因は?
陣痛の始まりは人によっては、お腹よりも腰の痛みを感じることもあります。
生理時に腰痛を感じるように、腰が痛い、張る、重くだるいといったようなことが臨月にあれば陣痛の兆候かもしれません。
臨月に起きる腰痛の原因は、出産に備えて赤ちゃんが下がってきたことにあります。
赤ちゃんは出産前には骨盤に頭がはまる位下がってきます。
そのため骨盤にかかる負担の影響で、腰痛を感じるようになるのです。
胃痛の原因は?
臨月の胃痛の原因はホルモンと関係があります。
出産のときに子宮収縮に働きかけ、陣痛を起こすオキシトシンという女性ホルモンがあります。
このホルモンは胃腸を収縮させる働きもあるため、胃の痛みや不快感、吐き気などを感じることがあるのです。
出産予定日が近づき、胃痛を感じるならば陣痛の兆候かもしれません。
人によっては出産への緊張がストレスとなり、胃痛があることもあります。
リラックスした状態で心や体の準備を整えましょう。
腰痛・胃痛の対症法3つ
①軽い運動
骨盤周りの血流が悪くなっていると、腰に良くありません。
体調に気をつけながら、軽く体を動かし血行が良くなるように心がけましょう。
また、軽い運動はストレス発散にもなり、緊張のため胃の痛みを感じている場合にも効果的です。
②医師に相談
人によっては腰や胃の痛みや不快感で、ゆっくり体を休められなくなり出産前に疲れがたまってしまうこともあります。
眠れない等、痛みがあまりにひどいようならかかりつけの産院で相談しましょう。
自己判断で市販の湿布を貼ったり、痛み止めを使用することは避けます。
③消化にいいものを食べる
緊張による胃痛には、温かい食べ物や飲み物など消化にいいものを摂取するようにしましょう。
少しでも体調のいい状態で出産に臨めるよう体を労わることが大切です。
ベビハピ!的まとめ
陣痛や出産のときはどのように訪れるか分かりません。
陣痛の兆候も人それぞれです。
臨月になり、出産予定日が近づくと緊張や不安もありますが、ベビー服を見たりお世話用品を揃えたりなど、赤ちゃんを迎え入れる準備をすることで心が落ち着くこともあります。
体調を整え、できるだけリラックスしてその時を待ちましょう。