出産予定日が近づくと体調のちょっとした変化が陣痛につながるのでは、と気になるものですよね。
陣痛が始まる前には、いくつかの兆候があります。
その中の一つが胎動の回数の変化です。
元気にポコポコと、力強く動いていた胎動に変化があると、いよいよ出産に向けて赤ちゃんの準備が始まった合図かもしれません。
胎動の回数について知っておくと陣痛や出産に向けて心の準備をすることができますよ。
陣痛兆候を見極める、胎動の回数や動きの変化の特徴、胎動回数のチェック方法などをご紹介します!
陣痛兆候のチェックポイント①胎動の回数は減る
陣痛の兆候として有名なものが、胎動の回数が減るということです。
出産予定日が近づいて、胎動が減ったなと感じたら陣痛の兆候として捉えましょう。
胎動の回数が減る理由と個人差
赤ちゃんの頭が骨盤辺りまで下がり、自由に動く空間が少なくなることで胎動を感じる回数が減ります。
ただし個人差もありますので、必ずしも胎動が減るとは限りません。
お産直前まで元気にお腹の中で動いていたという赤ちゃんもたくさんいます。
あくまでも陣痛兆候の一つの目安、くらいに考えておいたほうが無難です。
陣痛兆候のチェックポイント②胎動回数をチェックする
急に胎動を感じなくなると「赤ちゃんに何かあったの?」と心配になりますよね。
胎動が気になる時には回数をチェックしてみましょう。
胎動回数カウントの仕方
胎動カウントは、10回胎動を感じるのにかかる時間を調べるものです。
臨月では10回の胎動に平均20~30分かかります。
計る場合には必ずママがリラックスした状態でカウントしましょう。
1時間様子を見て10回に届かない時は、もう1時間様子を見ます。
それでも、胎動の回数が少ない、または感じられないようならば産院に連絡しましょう。
胎動を全く感じなくなっている場合は赤ちゃんにトラブルが起こった可能性も考えられます。
産院で確認してもらった方がいいでしょう。
陣痛兆候のチェックポイント③胎動の位置や動きも確認
赤ちゃんの位置が下がってくることにより、胎動を感じる場所も少し下がったように感じることでしょう。
また、動くスペースが狭くなったことで以前はお母さんが痛いと思うほど強く感じていた胎動が弱くなったりもします。
普段、赤ちゃんがどの位置でどのように動いていたか日頃からチェックしておくことが大切です。
もしいつもと違う位置や動きの変化がある場合は陣痛の兆候である可能性があります。
本陣痛と前駆陣痛との違い
同じ陣痛という言葉がつくものに「前駆陣痛」というものがあります。
一見、同じもののように見えますがこれは全くの別物です。
「偽陣痛」という言われ方もしていて、本陣痛の予行練習のようなものとなります。
痛みの間隔が不規則で、時間とともに弱くなったり痛みそのものがなくなります。
陣痛の場合は間隔が徐々に狭まり、出産が近づくに連れて痛みが強くなります。
それが本陣痛と前駆陣痛の大きな違いと言えるでしょう。
お腹が張ったり痛くなる、腰痛がくる、生理痛のような痛みがある…。
症状は個人差がありますが、間隔が不規則で徐々に痛みが弱まる。
そのような場合は本陣痛ではなく前駆陣痛である、と覚えておきましょう。
ベビハピ!的まとめ
臨月に入るとホルモンの影響による体の変化や、不調や痛みから感じる陣痛の兆候があります。
胎動の変化は、それらとはまた違った、赤ちゃんからの「生まれてくるよ!」のサインです。
出産前から胎動を赤ちゃんとのコミュニケーションと捉えておきましょう。
よく観察していれば、赤ちゃんからのサインに気付きやすいかもしれません。
赤ちゃんもお腹の中で眠ったり、起きたりを繰り返しています。
胎動カウントをする場合は毎日、同じ時間帯に行うといいでしょう。
胎動の変化を見逃さず、陣痛兆候をしっかりと見極めてくださいね♪