体重は妊娠前に戻っても、中々引き締めることができないぽっこりお腹に悩まされる人は多いでしょう。
産後ダイエットでぜひスッキリさせたいものです。
産後のお悩みであるぽっこりお腹、体重が戻っても下腹が出る理由とともに引き締めのコツを紹介します。
産後のぽっこりお腹の理由は?
産後のぽっこりお腹の理由をご存知ですか?
妊娠中はホルモンの影響で脂肪がつきやすくなっています。
大きく伸びたお腹の皮に脂肪がついたことがぽっこりお腹の理由の一つです。
骨盤もぽっこりお腹の原因に
もう一つは、お腹の赤ちゃんをしっかり支えていた骨盤が妊娠・出産で大きく開いたり歪んだりしたことに理由があります。
骨盤が開いたり歪んだ状態だと、内臓が下がったり、下半身の血流が悪くなることで代謝にも影響を与えます。
そのため、体重は落ちても下半身が太ったままということが産後はよくあるのです。
産後ダイエットについては、適正な体重を目指すことはもちろんですが、上半身、下半身ともにバランスのとれた体型を目指しましょう。
産後のぽっこりお腹対策には!!
産後ダイエットにおいて、ぽっこりお腹対策には
「骨盤・内臓の位置」
「脂肪を燃焼し骨盤をささえるための筋力」
が重要になります。
骨盤や内臓の位置を戻し、お腹についた脂肪を燃焼するにはお腹の筋肉を鍛えることが効果的です。
しかし、産後の筋力が落ちバランスが崩れた体で無理に激しい筋トレを行うと、腰痛など余計な体調不良を招きますので注意しましょう。
産後ダイエット引き締めのコツ4選
①まずはお手軽に骨盤ベルト
忙しい育児の合間に自分の体のケアまで手が回らない、という人もいるでしょう。
でも、何もせずにいるとあっという間に産後のぽっこりお腹や下半身太りが定着して、痩せにくくなってしまいます。
忙しくてもできる骨盤ベルトなどを利用し、まずは骨盤を締めることから始めましょう。
②骨盤周りの筋肉を鍛える
骨盤を締めるためのストレッチなどの軽い運動から始めましょう。
骨盤体操として色々な体操や、筋力をあげるストレッチなどがあります。
体調をみて、体に無理がない範囲から少しずつ始めるといいでしょう。
③内臓の位置を戻す
大腰筋というインナーマッスルを鍛えることで内臓が元の位置に戻ることを助けます。
大腰筋はお尻歩きや階段の上り下り、踏み台昇降など簡単なエクササイズで鍛えることができます。
④腹式呼吸で基礎代謝をあげる
腹式呼吸でも腹筋を鍛え、少しずつ代謝をあげることができます。
激しい運動ができない産後ダイエットは、代謝をあげることが重要なカギです。
急に効果はでないかもしれませんが、焦らずいい習慣を身につけゆっくり引き締めていきましょう。
ベビハピ!的まとめ
産前のジーパンが入らない!とショックを受けて早く痩せたくなる気持ちになりますが、産後はまず体調を優先させましょう。
無理なダイエットや早すぎるダイエットは体調や母乳に影響を与えてしまいます。
産後2、3カ月頃から体調をみながら少しずつ始めましょう。
骨盤を意識したダイエットは産後6カ月位までが一番効果が見られる時期になりますので、遅くてもそれまでには始めると産後の下半身太り解消に効果が期待できます。