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赤ちゃんが離乳食を食べない原因は?8つの理由と対策について

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おっぱいやミルクの時期を経て離乳食へ移行する5ヶ月~6ヶ月。
「ちゃんと食べてくれるかな?」「どんなものを作ればいいかしら?」と色々考えるものです。
食器を揃えたりメニューを考えたりと楽しみな反面、ママもパパも不安な気持ちが出てくる時期でもありますね。

なかなか離乳食が進まない赤ちゃん
1歳ごろになって食べてくれなくなる
母乳やミルク大好きっ子

赤ちゃんそれぞれの個性や成長度合いがあり、理由もさまざまです。
今回はは赤ちゃんが離乳食を食べてくれない8つの理由とその対策をご紹介します。

1:母乳やミルク好きで食べ物に興味があまりない

月齢によっては食べ物に興味が持てずに、離乳食を食べないことがあります。
生後5~6ヶ月くらいだとまだまだ母乳やミルクの方が好き、という子は珍しくありません。

そうした場合は無理をして離乳食を食べさせるようなことはしないようにしまししょう。
怒ったり無理に口に運ぶと「離乳食が怖い」というイメージがついてしまいます。
母乳やミルクが好きな子にはゆっくりと進める意識を持ちましょう。

2:食事のリズムが整っていない

離乳食を始めたばかりの子は食事のリズムが整っていません。
与えるタイミングによってはお腹も空いておらず、食べたいと思っていないこともあります。

離乳食が始まるまで、赤ちゃんは「お腹が空いたら母乳・ミルクを飲む」という生活をしていました。
大人のように1日3食食べる、という習慣はありませんよね。
離乳食初期はもちろん、中期・後期であってもママ・パパのようにリズムができていないのです。

まずは赤ちゃんが食事をするリズムを作っていくようにしましょう。
色々なタイミングを試してみて、最も良い時間帯に離乳食を食べさせるところから始めてみてください。

3:離乳食の食感や味にまだ慣れていない

離乳食初期の目的は食べるということに赤ちゃんが慣れていくことです。
赤ちゃんに「食べる経験」をしてもらう、と考えるとわかりやすいかもしれません。

それまでは母乳やミルクを飲んできた赤ちゃん。
彼らが慣れ親しんだものと、離乳食では味・匂い・食感なども全く違うことでしょう。
離乳食初期の赤ちゃんにとっては、まだまだ違和感がたくさんあるんですね。
そのため、食材を口にしない事が度々あります。

こうしたケースは多くの赤ちゃんで見られます。
対処法としては、離乳食に母乳やミルクを少量足してみると良いでしょう。
どうしても初めての離乳食は、食感が違う事で違和感を得てしまうものです。
でも母乳やミルクなど「自分が覚えている匂いや味」を口にする事で安心してくれるかもしれません。
徐々に慣れていき、離乳食を口にしてくれるようになることでしょう。

4:ママやパパの表情が真剣過ぎて怖い…

お食事タイムは楽しい時間であって欲しいですよね。
しかし初めての離乳食となると、食べさせるママやパパは必死になりすぎてしまうものです。
スプーンでご飯を赤ちゃんの口に運ぶ時…ついつい眉間にシワが寄ったりしてはいませんか?

いつも優しく微笑みかけてくれるママとパパ。
でも食事となると真剣な顔で近づいてくるとなると、赤ちゃんは少し怖いかもしれません。
そうなると「離乳食は怖いもの」「ご飯の時間は嫌なもの」と赤ちゃんが思うようになってしまいます。

ママやパパは「食べてもらいたい!」と必死になってしまうのは仕方ありません。
でも、。赤ちゃんと接する時はなるべく笑顔を心がけるようにしましょう。
そして、離乳食を一口でも食べたら、思いっきり褒めてあげてください。
「ご飯の時間は楽しい!」という雰囲気を作ることが大切です。

5:同じ味に飽きてきた

離乳食時の味付けはどうすれば良いんだろうと思うこともあるしょう。
「薄味で糖分控えめにしたい」「オーガニックで国産の野菜にこだわりたい」等々ありますよね。
離乳食作りには家庭によって色々な理由や考えがあることでしょう。

しかし毎日同じメニューだったり同じような味付けだと、赤ちゃんも飽きてしまうこともあります。
自然素材からお出汁を取ってお粥やスープを作ったり、ベビーフードを上手に利用してみましょう。

最近のベビーフードは、お砂糖を使わず食材の自然な甘みだけで調理されています。
それに国産のお野菜のみを使っているものも多く、バリエーションも豊富です。
また、パッケージに対応月齢も書かれているので、与える時も安心ですよね。

ベビーフードで様々な料理や味付けを試して、赤ちゃんの好みを探るのも離乳食を進める良い手段と言えるでしょう。

6:意外にも食器の好き嫌いが赤ちゃんにはある

生後10ヶ月~1歳くらいになるとスプーンの練習を始める子も出てくることでしょう。
最初は興味を持ってくれていたのに、食器などを投げるようになった…ということはありませんか?

意外なことですが、食器に飽きたりグッズの好き嫌いがある赤ちゃんもいます。
また、スプーンで上手く食べられずイライラしてしまって、離乳食が嫌になる…というケースも。

そういう場合には食器類を変更してみるのも一つの手です。
子供によって使いやすいものに違いがありますし、色や形の好みもあります。
また、一旦スプーンの練習はやめて、手づかみに戻すのも良いでしょう。

7.椅子に慣れず食べるのに集中できない

離乳食初期でよくあるのが「赤ちゃんが椅子を嫌がる」というケース。
食べさせようにも食卓についてくれないのでは困ってしまいますよね。

赤ちゃんにとってはこれまで抱っこをされて母乳・ミルクを飲んできました。
人肌を感じながら食事をしてきたので、いきなり椅子は不安があるのでしょう。

もし椅子を嫌がるようならば、最初は膝の上に乗せて離乳食を口に運ぶというのもありです。
徐々に食事に慣れて興味が沸くようになり、椅子にもスムーズに座ってくれるようになります。

8:自分でやりたい、食べさせられたくない

離乳食中期から後期にかけて、「食べさせる」ことを嫌がる子が出てきます。
食材や食器類に興味が出始め、「自分でやりたい」という気持ちや「自我」がでてくるからです。
「ア~ン」とお口にスプーンを持って行くと、首を振ってイヤイヤするようになる子も少なくありません。

このような状態になったら、無理に親が食べさせるのではなく自分で食べてもらうようにしましょう。
手づかみやスプーンを持たせてあげて、食事をさせてみてください。

もちろんはじめのうちはあまり上手ではありません。
なのでご飯を乗せたスプーンを渡してあげたり、手づかみしやすいように食材を細かくするようにしましょう。
慣れてくれば少しずつですが自分で食べてくれるようになります。

親が食べさせている時に比べると食事量が減ってしまうことがほとんどです。
なので、母乳やミルク、おやつなどで栄養を補完してあげましょう。

ベビハピ!的まとめ

離乳食を食べない理由は様々ですが、赤ちゃんの個性や成長と関係することがほとんどです。
いきなり食べなくなると困ってしまうものですが、焦らずじっくりと取り組みましょう。
今回ご紹介した離乳食を食べない原因とその対処法を参考に、色々と試してみてくださいね。

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ベビハピ編集部
『赤ちゃんがハッピーなら、世界は笑顔で満たされる♡』をコンセプトに、お子さんとママ・パパにとって有益な情報をお届けいたします! 昨今話題の「AI」機能を搭載し、より多くの記事を執筆できるように頑張ります。
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