母乳育児をしていると虫歯にになりやすい
夜の添い乳で虫歯になってしまう
子供を虫歯にさせたくないなら、早く断乳すべき
なんてことを聞いたことがあるママさんも多いですよね。
実際に一昔前の小児歯科でも「母乳育児の期間が長いと赤ちゃんは虫歯になりやすいんですよ」と言われていました。
しかしここ最近では
母乳だけでは虫歯にならない
赤ちゃん・子供の虫歯の原因はもっと他にある
ということがわかってきているようです。
- 母乳では虫歯にならない理由
- 赤ちゃんが虫歯になるいくつかの原因
- 子供を虫歯リスクから遠ざけるコツ
こちらをまとめてみました!
虫歯になるから母乳をやめようかな…というママさん必見!
ムリに断乳する必要なんてありませんよー!
虫歯になる原因とは?メカニズムを理解しよう!
そもそも、どうして虫歯になってしまうのでしょうか?
まずは虫歯になる仕組みを簡単に見ていきましょう。
虫歯の原因となる菌
虫歯と言うくらいですから「歯に虫がつく」なんて…思う人はいませんよねw
ここで言う虫というのは「虫歯菌」のことです。
専門的に言うとミュータンス菌といいます。
どういう流れで虫歯になる?
このミュータンス菌は「酸」を発生させて歯を溶かします。
歯磨きをしっかりして、口内環境が良ければ再活性化により歯は元通りになります。
ですが、虫歯菌やその住処であるプラークの磨き残しがあると…
ミュータンス菌が大量に増殖してしまいます。
そしてたくさん増えたミュータンス菌が、再活性化が追いつかないほどの大量の酸を発生させてしまい、歯が溶けてしまうのです…。
虫歯になる要素を簡単にまとめ
ちょっと虫歯になる説明が長くなりましたね。
簡単に要素だけまとめると以下のようになります。
- 歯磨きが不十分で不健康な歯
- 虫歯菌や歯垢が増えてしまう
- 餌となる糖質(特に砂糖)の摂りすぎ
- 一定期間悪い口内環境が続く
この4つの要素が噛み合うことで虫歯ができてしまうんですね。
子供の虫歯を防ぐには…
この要素を理解すれば、虫歯にならないためには
- 歯を健康で強くする(歯磨きやカルシウム摂取)
- 虫歯菌・プラークをなるべく除去する意識
- 砂糖を摂りすぎないようにする
- 悪い環境から早く抜け出す
こういうことを意識すれば、虫歯を予防することができるわけですね~。
母乳が虫歯の原因になると言われてきた理由
さて、虫歯のメカニズムについてはなんとなくわかってきましたね。
ではですね、
なぜ母乳が虫歯の原因になると言われてきたのか?
その理由について見ていきましょう。
- 母乳=甘い・糖質
つまりですね、「母乳は甘い」
これが虫歯の原因であると言われてきた一番大きな理由です。
たしかに虫歯になるメカニズムを見てもわかるように
糖質=虫歯菌の餌となる
と言われていますよね。
そのため、私が子供のころは
「母乳を2~3歳くらいまであげていると子供が虫歯になりやすくなるよ」
「なるべく早い段階(遅くとも1歳前後)で断乳した方が良いよ」
と言われていたと、母から聞きました。
当時の小児歯科医師の多くの意見も「母乳は虫歯の原因になる」だったようです。
最近の研究では「母乳で虫歯にはならない」らしい!?
長い間、母乳は甘いから虫歯の原因になると考えられてきました。
しかし、最近の研究では母乳=虫歯になるという考えは違ってきているようです。
近年では母乳に含まれている糖が虫歯の元になっているのではないらしいという結果になってきました。
乳歯を用意し、それを母乳の中に浸して虫歯になるかという実験をしてみたそうですが、この時、乳歯は虫歯にならなかったということなのです。
逆に、母乳に含まれているラクトフェリンという成分が口内の虫歯菌が増殖するのを抑制する作用があるという話まで出て来ています。(くぼくら歯科医院)
ということで、母乳が虫歯の原因になるどころか、
母乳によって虫歯菌の増殖が抑制される
そんな可能性すらあるらしいんですね。
ラクトフェリンは虫歯菌の増殖を抑える
母乳に含まれているラクトフェリンというのは大まかに言うと…
ラクトフェリンとは
母乳などに含まれる鉄結合性の糖タンパク質。
「抗菌・抗ウィルス」「免疫力向上」「腸内環境の改善」「貧血の予防・改善」などの効果があるとされている。
ラクトフェリンは特に初乳に多く含まれていると言われています。
生まれたばかりで体の弱い赤ちゃんを守るためでしょうね。
虫歯ということで注目したいのは「抗菌・抗ウィルス」でしょう。
ラクトフェリンは菌の増殖を抑制するという作用があるため、虫歯菌にも効果的なのかもしれません。
こんな情報もありました。
ラクトフェリンはその100倍以上の鉄の吸着能力があります。そして鉄を捕ったら他に渡さないんです。そうして細菌に鉄を渡さないようにして増殖を防いでいます。歯周病菌に対しても抑制的に働いていますから歯周病治療の一環のサプリメントとしては選択肢の一つとして有効だと思います。(唾液の主な成分とその働きー今回はラクトフェリンーより)
ということで、虫歯菌同様に口内の悪玉菌である歯周病菌の抑制にも良い可能性があるわけですね。
母乳をやめるよりも生活習慣の見直しの方が虫歯予防では大切
こうして見ていくと、「母乳で虫歯になる」と断言できない気がしますね。
私の考えとしては
母乳だけが子供の虫歯の原因にはならない
と考えておいたほうが良いと思います。
「母乳で虫歯になるのかな?」
「虫歯にならないために母乳をやめるべき?」
そうした不安を抱え込むよりも
母乳をやめると考えるのではなく
歯の生え始め(生後6~7ヶ月)から3歳くらいまで虫歯予防への意識を高める
こっちの方が、お子さんのために大事なのではないでしょうか。
生活習慣の悪化が虫歯の原因に
実際にこういったデータもあります。
1歳半健診や3歳児健診から得られたデータでは、「長期間母乳を飲んでいる子は、むし歯になりやすい」と出ています。しかし、これらをもっと詳しく調べていくと、甘いものや歯の手入れなど、いくつかの生活習慣が重なっている場合の多いことが分かってきました。お口の状態が良い子は、むし歯になっていないのです。(歯医者さんと考える「母乳とむし歯」より)
「長期間母乳を飲んでいる子は、むし歯になりやすい」
というデータは確かにでているようです。
しかしその内容を詳しく見ると
甘い物をたくさん食べ、歯磨きが行き届いていない子
→虫歯予防の生活習慣ができていない子は虫歯になりやすい。
お口の状態が良い子
→虫歯予防の生活習慣がある子は虫歯になっていない。
ということがわかっているわけですね~。
やはりと言うべきか、
母乳が虫歯の原因とは断言できない。
母乳うんぬんよりも、歯のケアを意識すべき
ということが重要だと語られています。
虫歯になるから早めに断乳しなくちゃ…
そういう強迫観念に駆られる必要はないのかもしれません。
だって、虫歯の原因は母乳だけではないのですから…!
夜の授乳「添い乳」で虫歯になる?
母乳で虫歯になるとは言い切れないことがわかってきました。
ただ気になることがもう一つ…
夜の添い乳でそのまま寝ちゃうと虫歯になりやすいって言うよね?
こういう疑問もありますよね。
果たして、夜の授乳「添い乳」では虫歯にならないのでしょうか?
虫歯は寝ている間に進行しやすい
これは子供だけでなく大人も含めた一般的な話ですが、
虫歯は夜、寝ている間に進行しやすい
と言われています。
起きている間、人間の口内には唾液でいっぱいになっています。
その唾液の中には健康な歯に欠かせない再石灰化のミネラルが含まれているんですね。
また、虫歯菌が唾液によって洗い流されたり増殖が抑えられたりしているんです。
なので、起きている間は虫歯は進行しにくいんですね。
しかし、就寝中は唾液の分泌が極端に減ります。
唾液による再石灰化の促進はもちろん、虫歯菌も抑制されにくくなります。
そのため寝ている間はどうしても虫歯に対する防御力が減ってしまうのです。
添い乳するならその後のケアを!
赤ちゃんももちろん、寝ている間は口内の唾液が減ります。
虫歯に対する防御力は減ってしまうんですよね。
ですから、夜の授乳=添い乳のまま寝てしまうというのは…あまり良い状況とは言えません。
というのも、添い乳のまま寝てしまうということは、
「歯磨き・歯のケアをしないまま寝る」
ということになるからです。
母乳の飲み残し・カスなどが口内に残ったままではもしかしたら虫歯菌が増殖してしまう可能性がありますよね。
母乳だけが虫歯の原因ではないが、
添い乳でそのまま寝るのは虫歯リスクを高める可能性がある
ということは覚えておきましょう。
夜の授乳をするならば、必ず赤ちゃんの歯もキレイにケアしてあげることを忘れずに!
母乳育児でも虫歯にならないために覚えておきたいコツ
母乳をあげているからと言って必ずしも虫歯になるわけではありません。
むしろ母乳には虫歯菌を抑制する可能性もあります。
ですが、過信をしてはいけません。
先述したように「良い生活習慣」こそが虫歯を予防する最善手です。
母乳育児を続けていても虫歯にならないためにはどうしたらいいか、そのコツをまとめておきます。
子供に虫歯菌を移さないようにする
生まれたばかりの赤ちゃんの口内には虫歯菌は存在していません。
ですから、そのまま虫歯菌がお口の中に入り込まなければ、ずーっとキレイな歯のままでいられるわけですね。
では虫歯菌はどうして赤ちゃん・子供のお口に入り込むのでしょうか?
それは以下のような経路になります。
- 大人とのスプーン・箸の共有
- 口移しなどで食事を与える
- お口にキスをしてしまう
- くしゃみや咳など
などなど、虫歯菌を持つ大人の唾液が赤ちゃんの口内に入ってしまうことが原因なんですね。
ですから、まずは徹底してスプーンの共有や口移しなどをしないように心がけましょう。
そしてスキンシップの際にも、唾液がかからないように工夫をしてみてください。
こうした虫歯菌の混入を防ぐ家族の努力は、後のお子さんの「虫歯予防意識の高まり」につながっていくはずです。
食器は必ずわけ、取り箸も別に用意する
これは先述の子供に虫歯菌を移さないこととつながってくることですね。
子供の虫歯菌感染経路の多くは家族(大人)からです。
同じ食器を使ったりスプーンや箸を共有してしまうと、感染リスクが高まります。
そのリスクを極限まで減らすため、食器などは別にした方が良いでしょう。
- 大人と子供の食器は別にする
- スプーンや箸も別にする
- 取り分ける際には菜箸などを別途用意する
- 大人が使った箸などで子供に食事をあげない
こうしたことを徹底しておくと、虫歯リスクは大幅に減少します。
母乳育児に限らず、子供を虫歯にさせたくないということであれば意識してみてください。
虫歯の原因となるものはあげないようにする
虫歯のメカニズムでもお話しましたが、虫歯菌の増殖には餌=糖分が必要です。
虫歯菌の餌をなるべく減らす=子供に与える食事に気を使う
これが虫歯予防の一つの手段となります。
虫歯になりやすい食べ物というと…
- チョコ
- 飴・キャンディー
- スポーツドリンク
- アイスクリーム
- ケーキ
などなど、甘い食べ物というのはなるべく控えていきましょう。
特に1~3歳くらいまでは歯も弱く、虫歯になりやすい時期と言われています。
この時期に「子供が食べたいから」と気にせず与えてしまうのはよくありません。
とはいえ、特別な日やタイミングで甘い物を上げるのは悪いことではありません。
たとえば「お友達と誕生日パーティーをした」「何か頑張って成長した」などのタイミングで「今日はすごかったね!」とご褒美的にあげるのは良いかもしれません。
逆に「どうしても泣き止まない…」「言うことを聞かない…」などの理由で甘いものをあげてしまうのはあまり良くありません。
子供はそういう経験を積み重ねると「グズればチョコが貰える」と思ってしまうからです。
甘いものに頼ってしまうと、子供の虫歯はもちろんわがままも促進してしまう可能性があります。
小さいうちはなるべく控えるようにしていきましょう!
食後の歯磨き・口内ケア習慣をつける
なるべく早い時期から食後のお口ケアを習慣づけるとよいでしょう。
虫歯になる子の多くは、口内ケアの習慣が確立されていないことが多いと言われています。
歯磨きまたは口をすすぐなど、食後ケアを小さいうちから行っておくと良さそうです。
- 歯の生え始め:ガーゼで前歯などを拭いてあげる
- 授乳後など:ガーゼで歯をケアしてあげる
- 歯磨きできるなら:毎回軽くでいいので歯ブラシを
- 仕上げ磨き:10歳くらいまでは仕上げ磨き習慣を
といった感じで、食べたら歯やお口をキレイにすっきりさせることをお子さんと一緒に習慣づけていってください。
菌の餌となる食べかすがなければ、虫歯リスクは大幅にカットできます。
歯磨きを楽しいものと思ってもらう
私の周りでもいらっしゃるのですが
歯磨きを嫌がって困っている
このままだと虫歯になっちゃう…
けっこうこういうご家庭が多いみたいなんですよね。
うちも一時期、「歯磨きやだ!」「自分でやる!(仕上げ磨きをさせてくれない)」という状態になり困ってしまいました…w
なぜ子供が歯磨きを嫌がるのか、理由は色々とあると思います。
- 口の中に異物が入るのが嫌だ
- 無理やりやられると恐怖を感じる
- ブラッシングで歯茎などが痛くなる
- 年齢によっては「自分でやりたい!」と思うようになる
という感じで、嫌がる子の多くは
歯磨きにマイナス要素を感じてしまっている
そういう状態になってしまっているんですね。
ならば逆にですよ、プラスに変えてあげれば良いのではないでしょうか。
「歯磨きって楽しい!」
たとえばそう思ってくれれば、子供から率先して歯磨きをしてくれるかもしれません。
- 歯磨き上手だね~と褒める
- お口がスッキリするね!とメリットを伝える
- 歯磨き動画を見せながら「これできるかな~?」と言ってみる
- 「ママと歯磨きレースしよう!」とゲーム感覚にしてみる
- 子供の好きなキャラが描かれた歯ブラシにしてみる
などなど、お子さんの気持ちが少しでもプラスになるようなことをしてみましょう。
ついつい親としては「子供を虫歯にしたくないから」と必死になってしまいます。
しかしその必死さは子供にとっては「怖い」「嫌だ」などのマイナス感情を抱かせるきっかけになることもあります。
歯磨きをやってもらいたいからこそ、遊び感覚にする
こういう気持ちってたぶん大切なんだと思います。
食事の時間をある程度決める
小さいお子さんでありがちなのが「ダラダラ食べ」ですよね。
ある時はパッとご飯をおしまいにしたのに、ある時はず~っと食べ続けている…。
そうなると食後の歯磨きのタイミングもマチマチになってしまいます。
次第に大人も面倒になってしまって、歯磨き習慣が徹底できなくなって子供が虫歯になる…という悪循環になってしまうこともあるでしょう。
食事の時間はある程度きっちり決めておく
これは歯磨きだけでなく、生活習慣として大切なことです。
子供は成長する中で体内時計のようなものが設定されていきます。
1日の中で遊ぶ、寝る、食べるといったタイミングがある程度出来てくるんですね。
そうした子供なりの体内時計で活動できていると、機嫌よく活発になります。
逆にそれが崩れてしまうと、全体的にダラ~っとしてしまいます。
遊びも、お昼寝も、食事も、もちろん歯磨きだってダラダラとしてしまうでしょう。
そうなるとせっかくの虫歯予防ケア・歯磨きの習慣づけも崩れてしまいますよね。
もちろん、あまりガチガチにスケジューリングする必要はありません。
お子さんなりのペースを見極めつつ、無駄にダラダラさせないことをなんとなく意識してみてください。
そして自然と子供の中に「歯磨きのタイミング」が設定されていけばベストです!
定期的に歯科医院に通う!フッ素を塗る!
虫歯に負けない歯を作ることも重要なことです。
先述のように母乳にはラクトフェリンによって虫歯菌が繁殖しにくくなる効果があるかもしれないと言われていますよね。
なので、母乳を適度に与えることは虫歯に負けない歯になるのかもしれません。
それとともに、私が小児歯科の先生に伺ったのは
早い段階からフッ素で歯を強くしていくのも良いですよ
とのことでした。
定期的にフッ素を塗布することで歯が強くなり、虫歯になりにくくなるのだそうです。
それを聞いてからはうちでは、子供用のフッ素入り歯磨き粉を使って歯磨きをしています。
また、フッ素をしっかり塗布するために定期的に歯医者に通うようにもなりましたね。
専門家が子供の歯や口内環境をチェックしてくれるので良いことかなと思います。
フッ素を塗る以上に「歯医者で定期検診する」という習慣づけができたことが個人的にはメリットかもしれませんw
母乳で虫歯になるから…とムリに断乳する必要なし!
というわけで色々と書いてきましたが、けっきょくのところ…
母乳で虫歯になるわけじゃない!
虫歯を気にして断乳するなんてナンセンス!
と、個人的には思います。
虫歯の原因は母乳以外にたくさんありましたよね
これまで書いてきたように、虫歯になるには母乳云々の前にもっとたくさんの原因がありますよね。
- 大人から子供に虫歯菌がうつさないようにする
- 口内ケアがちゃんと行うようにする
- 菌の餌=砂糖を与えすぎてはいけない
- 歯磨き・ケアが習慣づけしていくべき
- 大人も虫歯治療や口内ケアをしっかりするべき
母乳をやめることを考えるよりも先に、こういった基本的な虫歯予防について考える必要があるのではないでしょうか。
母乳は赤ちゃんにとって心と体の栄養です
母乳というのは赤ちゃんにとって大切なものです。
成長の過程で必要な栄養を摂れるだけでなく、心の栄養でもあります。
また、ママにとっても授乳はかけがえのないものですよね。
もちろん毎日昼夜問わず母乳を与え続けるのはとても大変なことです。
パパにはわからない苦労も本当にたくさんあります。
これは私の断乳時の経験談ですが、
母乳はママと赤ちゃんにとっての一つの絆だった
ということを断乳して初めて気づいたんですよね…。
断乳の時は私も子供もたくさん泣いちゃいました…。
大変だったことだけでなく、幸せだった思い出の方が本当に多いんです…w
なのでね、断乳って本当にちゃんと考えてやってほしいなって私は思います。
虫歯予防のためというのも大きな理由ですけど、
それだけのためにムリに断乳する必要はない!
そう私は思っています。
ベビハピ!的まとめ
というわけで今回は、母乳では虫歯にならない!ということについて書いてみました。
母乳で虫歯になるかも…と悩むよりも大切なのは
虫歯菌をうつさない意識と歯磨き・口内ケアの習慣づけ
これに尽きます。
実際に母乳では虫歯にならないという研究も出てきています。
断乳したら虫歯にならない!という安易な考えではなく、虫歯予防ケアの根本から考えるきっかけになれば幸いです。
それでは!