赤ちゃんが熱を出した場合、ママはとても不安になってしまいますよね。
特に夜間の発熱の場合、救急を受診すべきなのかどうか、迷ってしまうことも多いと思います。
そこで、注意すべき熱の判断基準をご紹介したいと思います。
赤ちゃんの平熱を知ることが大切です
赤ちゃんは大人と比べて体温が高めですので、一般的には37.5度を目安に発熱の有無を判断します。
しかし、赤ちゃんと一概に言っても勿論個人差はあります。
そこで、普段からの検温で自分の赤ちゃんの平熱を知っておくことがとても大切です。
平熱が37度台と高めの場合、そこから1度以上高い場合を発熱と考えます。
よって、39度を超えるかどうかで発熱の危険性、高温であるという一つの目安になると考えられます。
赤ちゃんに合った体温計を使いましょう
体温計は脇の下に挟むものから、口の中に入れるもの、また、耳の中に入れるものまで様々なタイプがあります。
また、予測型と実測型という2種類があるので、それぞれの特徴を知った上で正しく使うことが大切です。
赤ちゃんの場合、たかが数分とは言え同じ姿勢でじっと動かずに検温することはとても大変です。
また、何枚も洋服を重ね着している場合、それらを脱がしてから脇の下に体温計を挟むのは一仕事です。
ですので、耳の中に入れるタイプの予測型が短時間で簡単に検温できるので、ママ的には一番楽であると言えます。
しかし、耳温計の場合、検温部を正しい位置に当てないと体温が全く変わってしまうというリスクもあります。
そこで、夏場などで薄着であったり、赤ちゃんが大人しくしていられる場合などを利用して、出来るだけ脇の下に挟むタイプの実測型を用いるようにしましょう。
実測型の場合は予測型とは違って実際の体温とのブレが生じにくいという特徴があります。
以上をベースに、脇の下に挟むタイプの実測型を基準にしてその他の体温計を併用しながら、適切に検温出来るように練習することも大切です。
体温は状況に応じて何回も測る必要があるものですので、使い易く、安定して計れるようにすることがとても重要です。[amazonjs asin=”B00FMS2ZAI” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”オムロン 電子体温計 けんおんくん わき専用 MC-682″]
検温は時間毎に行いましょう
一般的に、熱は朝に低く、夕方から夜にかけて上昇する傾向にあります。
健康な場合、その温度差は1度以内とされていますが、時間帯によって異なる平熱のリズムを知っておかなければ発熱時の判断が正しく出来ません。
そこで、その時間毎の平熱をきちんと把握し、それからプラス1度を基準に、発熱の有無を判断していきます。
発熱は身体の異常を知らせるバロメーターです。
赤ちゃんの場合は特に、すぐに39度以上の高熱に上がってしまうことがありますので、普段の熱を知ることで発熱時に落ち着いた対応が出来るように心掛けていきましょう。