多くのママさんが困ってしまっている赤ちゃんの寝かしつけ。
どうやったら寝てくれるの…?と悩んだ時に試したいのが絵本の読み聞かせです。
読み聞かせによって赤ちゃんが得られる効果、寝かしつけしやすい時期、いつから始めるべきか…などご紹介いたします!
絵本の読み聞かせが持つ3つの効果
絵本の読み聞かせというと、どの方に聞いても、「赤ちゃんにいいらしい。」という答えが返ってきます。
一体、何がよいのでしょうか?
読み聞かせの3つの効果をご紹介いたします。
① 読解力アップ
言葉がわからない時期も含めて、幼児期に投げかけられた言葉の数と成長してからの読解力には関係があります。
実際に実験をしたところ明らかな相関があったそうです。
言葉を話すずっと前から、大人の言葉にとても影響をうけているんですね。
② 知能が発達
上記と同様に、たくさん話しかけられると、本への興味が湧いてきます。
それは将来授業を楽しむ姿勢へと繋がり、学ぶことへの興味や幅が広がるようです。
③ 感情が豊かに
読み聞かせをしている最中のこどもの脳は、喜怒哀楽を生み出しています。
そして行動を決める大脳辺縁系が活発に働いているそうです。
読み聞かせを通じて、こどもに豊かな感情や、情動が湧き上がってくるんですね。
読み聞かせはいつから始めるべき?
読み聞かせの効果は「何歳でも」あります。
言葉がわからない、話せないという時期であっても「コミュニケーションを取る」ことが大切なんですね。
絵本の読み聞かせは一人一人、その時その時のお子さんの反応を見ながら進めることができるもの。
だからこそ何歳から、いつからとかは関係なく始めることが出来るものなんですね。
絵本はいつからでも始めることができるんです。
親子のコミュニケーションやお子さんの情緒面の成長を促していきましょう!
どうして寝かしつけるのに、絵本を読むの?
絵本で寝かしつける方法はそれほど難しいものではありません。
毎晩寝る前に絵本を読み、そして寝るという習慣をつけるだけです。
「入眠儀式」というと堅苦しいのですが、毎日繰り返すと習慣化されていきます。
「絵本を読んだら寝るんだなあ」と赤ちゃんながらにも理解するんですね。
絵本を読み聞かせる姿勢や方法は?
姿勢については寝た状態でも、すわってでも構いません。
赤ちゃんとお母さん(お父さん)がコミュニケーションを取りやすい方法で読んであげてください。
あとは、お母さん(お父さん)が優しく語りかけるようにゆっくり絵本を読んであげてください。
まだ言葉がわからない赤ちゃんは絵本の内容よりも、お母さん(お父さん)の声を聴いていることが大好きなのです。
これが、しっかり眠るための精神安定剤になります。
絵本を読み終わったら「さあ、ねんねの時間ですよ。」と合図をしてあげます。
そしてお部屋を暗くしてあげましょう。
こうして、「今から寝る時間だ。」と赤ちゃんに認識させるのです。
いつから絵本で寝かしつけができる?
先程書いた読み聞かせの時期と同様に、寝かしつけについても「いつから」「何歳になったら」というのは決まっていません。
絵本の読み聞かせはお母さん(お父さん)とのコミュニケーションやスキンシップのひとつです。
いつからでも始められるし、いつからでも遅くはありません。
ただし、「絵本を読んだらそろそろ寝る時間ですよ」という入眠儀式を作りたい…。
そういった目的があるのならば、早めの方がよいでしょう。
ほぼ生活リズムが安定してくる1歳代までがチャンスです。
絵本を読みながら寝ることが目的ではなく、「絵本を読んだら寝る時間だな~」と理解してもらうことが大切なんですね。
小さい頃に確立しておけると、大きくなったときに嬉しい成長が見られます。
寝る時間になると、「今日はこれ読んで。」と自分から本を持ってきてくれるようになるんですね。
2歳、3歳になって、入眠儀式を作ろうとすると、ちょうど自我が強くなり難しくなります。
「魔の二歳児」「いやいや期」と重なるので入眠儀式作りを拒む可能性が高くなります。
「まだ、ねむりたくな~い!」とぐずり、困ってしまうかも…。
ベビハピ!的まとめ
読み聞かせ効果は子供の情緒や感受性を高めるのに非常に効果的です。
また絵本を使うことで入眠儀式が自然とできあがり、寝かしつけも楽ちんに!
いつから始めても大丈夫ですが、なるべくならば1歳代くらいまでには試してみましょう!
[…] 期も含めて、幼児期に投げかけられた言葉の数と成長してからの読解力には関係があります。 寝かしつけで絵本を使うのはいつから?読み聞かせの効果は? | Baby Happiness! <ベビハピ!> […]