赤ちゃんを連れての外出では抱っこ紐を利用すると大変便利です。
荷物が多いお母さんの両手を空けることができますし、何より負担が軽減され体が楽です。
お店で抱っこ紐を選ぼうとすると、形も価格も様々でその種類の多さに驚きます。
抱っこ紐の選び方のポイントを紹介します。
①月齢に合わせる
抱っこ紐によって利用できる月齢が違います。
無理に使用すると事故につながりますので、対応できる月齢や体重を必ず確認しましょう。
スリング
ハンモックのように赤ちゃんを包み込むタイプの抱っこ紐です。
生後2週間からと他の商品に比べて比較的早い時期から利用が可能です。
16kgまで利用できるものもあり、長く利用することは可能ですが片側の肩に掛けるものなので子どもの体重によってはお母さんの体に負担がかかります。
腰ベルトタイプ
前抱っこ、おんぶなど3~4通り程の抱き方ができるタイプになります。
エルゴの人気で日本製の物でもほとんどのものが腰でも支えられるようベルトが付くようになりました。
カラーバリエーションも多いのでファッションとしても楽しむことができます。
インサートを使えば新生児から利用できます。
縦抱きになるのでインサートがない場合は赤ちゃんの首や腰がすわるなど月齢に応じて使用しましょう。
簡易タイプ
装着が簡単で、軽量です。
使用しない時はバックにコンパクトにしまえることが特徴です。
腰がすわってから利用できるものが多いようです。
②素材をチェックする
抱っこ紐を利用している間、赤ちゃんとお母さんは密着した状態になります。
季節によってはお母さんも赤ちゃんも汗びっしょりなんてことも。
抱っこ紐によっては通気性に優れる素材を利用した商品もあります。
日常的に抱っこ紐を利用する場合は参考にしてみてもいいでしょう。
③使う場面を考える
抱っこ紐を選ぶ時は、どんな場面での利用が多いのか考えましょう。
メインがベビーカーの場合、抱っこ紐の利用はベビーカーが使用できない場面が多くなります。
コンパクトに持ち歩け、軽い物がいいでしょう。
抱っこ紐を使用する機会が多い場合は、体に負担がかからない物が必要になります。
④着脱はしやすいか
一人でも簡単に赤ちゃんを抱っこできるか、または下ろすことができるのか、着脱しやすい物を選びましょう。
赤ちゃんを連れての外出は荷物がたくさん。
簡単に抱っこ紐の着脱ができると、負担が減ります。
おわりに
月齢が低く、首や腰が座らない赤ちゃんを抱っこ紐で抱く際は赤ちゃんの姿勢に無理がないか注意を払いましょう。
無理な姿勢による窒息や落下などの事故も発生しています。
上記の選び方を参考に安全面に配慮して、楽しいお出掛けの道具として活用しましょう。