さっき起きたばかりだし、ミルクも飲ませた・・・オムツも変えた・・・それでも泣きやまない!
そんなときは便秘の可能性を疑ってみましょう。
お腹が張って気持ち悪いとき
お腹が張って気持ち悪いときでも、泣くことがあります。
赤ちゃんのお腹を触ってみて、少しへこむくらいが通常です。
固く張っている場合は、お腹がパンパンになってしまっています。
赤ちゃんは、特にミルクの場合空気も一緒に飲んでしまいます。
そのため、低月齢のときは、ゲップやおならで空気を排出します。
しかし便秘に陥っていると、うまくおならが出せないときがあります。
おなかを「の」の字にマッサージしてあげると良いでしょう。
特に右側(赤ちゃんの左下のお腹)の脇腹をさすってあげると気持ちよくゴキゲンになるときがあります。
我が家のベビーもお腹が張っているとき、抱っこをしてお腹が圧迫するとおならをしていました(笑)
ウンチが固くて出にくくなっている
赤ちゃんのウンチは本来液体状です。
しかし便秘になると、0歳児でも硬いコロコロとしたウンチになる場合があります。
赤ちゃんの肌は大人に比べてとっても薄く、傷つきやすいです。
そのため、少し硬いウンチでも痛くて泣くことがあります。
ウンチをいきみ始めていたら、おしりを確認してみてください。
硬いウンチが栓のように見え隠れする場合があります。
なかなか出てこないようでしたら、大人用の綿棒に馬油やオリーブオイルなどを付けて取ってあげましょう。
硬いウンチを取ってあげたら急にゴキゲンになった!という赤ちゃんも多いです。
便秘がちの赤ちゃんはすぐにまたウンチが固くなってしまいますので、再発しないようにしたいですね。
ウンチに血が混ざっていた場合
赤ちゃんのウンチに血が混ざっているケースは多くみられます。
特に、糸状の血が数本ウンチに混ざっているような場合は、5~6か月までの赤ちゃんにはとても多いことなので心配は要りません。
母乳やミルクを飲んだ時に、お腹の中でそれらが発酵し、ガスとなって腸を刺激します。
赤ちゃんの消化器はまだまだ未熟なので、そこから少し出血してしまいます。
一方大量に血が出てしまっている場合は注意が必要です。
便秘によってウンチが固くなって、腸や肛門を傷つけ、そこから出血している可能性があります。
そういった場合、おしり周辺を拭いたりすると泣くことがあると思います。
それだけではなく、細菌性腸炎に感染している可能性がありますので、気づいたら早めに受診をしましょう。