赤ちゃんでも飲めると人気のオリゴ糖。
オリゴ糖は便秘に優しく働きかけ、ウンチを柔らかくしてくれる働きがあります。
赤ちゃんだけでなく、大人でも愛飲している人も多いようです。
オリゴ糖の効果と、それ以外でも便秘解消効果のある飲み物について検証です。
■オリゴ糖で食事のついでに便秘改善
糖分が便秘改善に効果があるのはなんとなくわかるのですが、糖であればなんでもいいというわけではありません。
最近耳にする「オリゴ糖」ですが、これはほかの糖とどのように違うのでしょうか?
糖というものは、単糖・二糖・多頭などさまざまな種類があります。
オリゴ糖とは、<単糖>で<3つ以上>の糖がつながったものを指します。
なぜオリゴ糖で便秘が解消できるのか。
オリゴ糖は<単糖><3つ以上>という構造をしていますので、胃や小腸で分解されず大腸に届きます。
そして、ビフィズス菌の栄養分となり、腸内環境を良くするために一活躍するのです。
オリゴ糖のみで便秘が改善するわけではありませんが、効果はてき面です。
しかも赤ちゃんでも飲める飲み物ということで人気があるようです。
ミルクや離乳食に混ぜても、味があまり変わりにくいというところも、人気の理由の一つのようです。
■昔ながらの「砂糖水」
先人の知恵で、砂糖水が便秘に効果がある飲み物であることはわかっていたようです。
現実、砂糖水は便秘に効果があり、腸で堅くなってしまった便を柔らかくする効果があります。
砂糖水を作るのに使用するのは、おうちでも使用しているグラニュー糖でかまいません。
作り方は100mlの水にグラニュー糖5gを溶かすだけ。
100mlを作って、赤ちゃんに飲ませます。
しかしお医者さんによっては「無理やり下痢を引き起こすようなもの」ということで勧めていない場合もあります。
特に低月齢の赤ちゃんの場合、100mlすべてを飲ませるのは厳しいですし、万が一下痢になってしまうと脱水症状に陥ってしまいます。
新生児期などの赤ちゃんには、普段の母乳やミルクを多めに飲ませるようにして対応した方が良いですね。
■柑橘系の果汁
便秘に効く食べ物といえばバナナが代表的ですが、実は柑橘系の果物も便秘に効く食べ物です。
グラニュー糖など、加工された食品を赤ちゃんに使用するのは未だ少し抵抗がある・・・というママにもお勧めです。
バナナと違い、柑橘系の果物ならば、絞って赤ちゃんにも飲ませてあげることができます。
しかし柑橘系の果物は独特の酸っぱさと香りを兼ね揃えているため、赤ちゃんには少し刺激が強い場合も。
そのため、赤ちゃんにしぼり汁をあげる場合は、水などで薄めたものをあげましょう。
以上のようにママが一生懸命作っても、赤ちゃんが口にしてくれないことが多いです。
オリゴ糖のように、ミルクや離乳食に入れて、一緒に食べてくれるとママは便利ですよね。