空気が乾燥する秋から冬には、乾燥肌などの肌トラブルが気になる時期。 
大人はもちろんこと、肌が弱い赤ちゃんは特に注意したいものですね。 
赤ちゃんのお肌は大人よりも薄く、また菌などの侵入を防ぐバリア機能も未熟です。 
大人と比べれば大変デリケートなお肌をしているんですね。 
夏は何の手入れもしなくても健康できれいなお肌をしていたかもしれません。 
しかし、秋から冬にかけては乾燥に負けてカサカサお肌になることも。 
赤ちゃんのぷるっとした柔肌を守るために、環境づくりをしていきましょう! 
最適な室温・湿度、お風呂の入り方、保湿クリームの使い方・選び方など、乾燥肌を防ぐための肌ケア対策をご紹介します。
乾燥肌対策①温かすぎ、湿度が高過ぎには注意!
冬の寒い時期、赤ちゃんのためにエアコンなど暖房器具をつけるご家庭は多いですよね。 
それとともに乾燥しやすい時期ですから、湿度にも気を配っていることでしょう。 
実は室温や湿度をあげ過ぎるのはあまりよくないのをご存知でしょうか? 
風邪や乾燥肌の予防にと思ってやったことが裏目にでることがあるんですね。 
赤ちゃんは大人よりも新陳代謝が良くて体温も高目。 
冬でも赤ちゃんはとても汗をかきやすいので、室温をあげ過ぎたことによる肌トラブルを招きかねません。 
また、湿度が高すぎてしまうとカビの増殖につながります。 
衛生面はもちろんのこと、アレルギーによる肌トラブル等の心配があります。 
赤ちゃんが汗をかいていないか、暑がっていないかなど気を配ってあげてくださいね。
乾燥肌対策②最適な室温は20~23℃
冬場は赤ちゃんに風邪を引かせては大変!と思うもの。 
ついつい高めに暖房を設定してしまいがちですよね。 
ですが、最適な室温は冬場でも20~23℃位です。 
もちろん、寒がりさんな赤ちゃんもいますし、風邪を引いている時はやや高目でも構いません。 
暑すぎない、寒すぎない室温を様子を見ながら調節していきましょう。 
また、寒い日でも室温に気を配りつつ適度に換気を行ってあげてください。 
室内の温度を保ち、乾燥肌を防ぐことができるようになります。 
換気をせずにいると乾燥して室内にこもったハウスダストが舞い上がりやすくなります。 
バリア機能の低い赤ちゃんは、そうしたことで乾燥以外のお肌のトラブルの原因となってしまうのです。
乾燥肌対策③湿度は50~60%
冬の赤ちゃんの乾燥肌対策には、湿度管理が重要です。 
いつもいるリビングや寝室など、室内を適度に加湿してあげましょう。 
部屋が乾燥した状態が続くと、赤ちゃんのほっぺたが赤くカサカサに乾燥してしまいます。 
カサカサして傷つきやすくなり、ひび割れなどの原因にもなりますので乾燥肌は注意が必要です。 
赤ちゃんの乾燥肌を防ぐ目安の湿度は50~60%程度。 
加湿器などを活用して適切な湿度に調整してあげましょう。 
家に加湿器がない、部屋によっては置き場がない…そういう場合もあるかもしれません。 
その時はバスタオルを部屋干しにしたり、洗濯したカーテンをさげるなどしてみましょう。 
ちょっとした工夫ですが、それだけでもかなり快適な湿度を保つことができます。
乾燥肌対策④暖房器具のそばには寝かせない
赤ちゃんが寒くないようにと、暖房器具を側に置いて寝かせてはいませんか? 
暖房器具の近くは最も乾燥しやすい場所です。 
たとえばエアコンの風があたるような位置だと、赤ちゃんの肌はすぐに乾燥してしまいます。 
赤ちゃんの寝る場所は、暖房器具から少し遠ざけてあげましょう。 
また、冬で肌が乾燥した状態にあると、暖房器具の熱で痒みを引き起こすことも。 
かき壊してしまって乾燥肌から余計に肌の状態を悪化させてしまう可能性があります。 
お世話スペースは暖房器具の熱が直接当たらない場所を考えてあげましょう。
乾燥肌対策⑤保湿クリームを塗ってあげるタイミング
保湿ケアは乾燥肌への最も効果的な対策です。 
お風呂上がりはもちろんのこと、日中でも気になったらこまめに保湿をしてあげましょう。 
お顔を拭いたりするとそのたびに水分が失われます。 
また、部屋の温度・湿度によっても乾燥しやすくなるものです。 
食事後にお顔を拭いてあげた後、部屋が乾いているな…。 
そういったタイミングで保湿クリームを塗ってあげると良いでしょう。
乾燥肌対策⑥お風呂の入れ方
赤ちゃんの乾燥肌予防にはお風呂の入れ方も重要です。 
冬であってもぬるま湯程度にし、長時間の入浴は避けましょう。 
皮脂が落ち着すてしまって乾燥肌になりやすくなります。 
また、ゴシゴシ強くするのではなく、優しくなでるように洗うのも大切。 
肌を傷つけないことも乾燥肌予防では大切です。
乾燥肌対策⑦保湿クリームの選び方
赤ちゃんの乾燥肌予防では保湿クリームを活用することが大切です。 
ただ、市販のものは赤ちゃんの肌に刺激が強いことがあります。 
赤みや湿疹が出てしまうなど、乾燥肌以外のトラブルが起こることも。 
また、しっとり系でベタつくタイプだと赤ちゃんが気にしてしまいます。 
痒がったり手で拭い取って舐めてしまうなどの危険性もあるでしょう。 
保湿クリームは低刺激かつサラッとした使い心地のものを選ぶようにしましょう。 
その他、成分的にも優しいものだと赤ちゃんの乾燥肌予防に効果的です。 
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ベビハピ!的まとめ
赤ちゃんの冬の乾燥肌はどんな子にも起こりがちな悩みの一つですね。 
小さいうちはまだまだ室内で過ごす時間が長いものです。 
肌の状態を保つためには、室内の環境作りが大きく影響してくることを覚えておきましょう。 
室温や湿度を適度に保ってあげることが乾燥肌予防の基本となります。 
また、快適な室内環境は細菌やウィルスなどの増殖を防ぐことができます。 
乾燥などの肌トラブルだけでなく健康にも良いのでぜひ気を配ってあげてくださいね。

							
							
							
															
							
							
							
															
							
							
							
															
										
					
									