健康・病気のワンポイント

マイベイビーの体温がしっかりわかる、お熱の測り方5つのポイント+α!

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赤ちゃんの体温は、いつ?どこで?どのような体温計を使って?どのように?測れば良いのでしょうか?
赤ちゃんの体調管理を適切に行うために、正しい熱の測り方をご紹介したいと思います。

いつ測れば良いのか?

何時という決まりは特にはありませんが、一定の時間を決めて測るようにします。
通常、体温は体内リズムに合わせて変化をし、朝が低く、午後から夕方にかけて上がる傾向があります。
そこで、朝・昼・夜とそれぞれの時間帯で時間を決め、時間帯ごとの平熱を測っていくことが大切です。
このようにすることで、赤ちゃんの平熱周期を把握することが出来るようになります。

どこで測れば良いのか?

どの部位で測っても問題はありませんが、部位に適した同じ体温計を使い、同じ部位で測るようにしましょう。
体のどこで測るかによって体温は異なってしまうからです。
一般的には皮膚の温度よりも体の深部の方が温度が高めになるとされています。
わきに比べて耳(鼓膜)の方が高い温度という感じになるわけですね。

どのように測れば良いのか?

体を動かすことなどによって赤ちゃん・子供の体温はすぐに変化してしまいます。
体温を測る場合は、体を激しく動かしたり、泣いた後は避けるようにし、落ち着いた状態で動かないように抱っこをするなどして計測しましょう。
また、飲食後すぐも体温が上がりやすいタイミングですので、避けるようにするべきです。
その他、起きてすぐは体に熱がこもって体温が高くなりがちなので避けてください。
寝ている時は逆に体温が低くなりがちなのでやはり測るタイミングとはいえません。
赤ちゃんが最も落ち着いている状態で測ってあげてくださいね!

わきでの正しい測り方

脇の下でお熱を測るときには、わきのくぼみの中央に体温計の先端をあてます。
体温計が上半身に対して30度くらいの角度になるようにして脇をしっかりと閉じ、そのまま動かさないようにして計測します。
この時、体温計がずれないようにしっかりと抑えるてあげることが大切です。
わき式測定の場合、皮膚の温度を測るので、体表温度が上がっている時や、逆に汗がひいて体温が下がった時などは計測に不向きです。
そういった状態である場合は少し落ち着くまで時間を置き、汗はきちんと拭きとってから体温を測るようにしましょう。

耳での正しい測り方

耳計測の場合は赤ちゃんを膝の上などに乗せ、顔を横に向け、耳を上に向けて、頭が動かないように片手で優しく押さえてあげます。
耳の奥、出来るだけ深く体温計を当てて計測するようにしましょう。。
耳式測定では、鼓膜から放出される赤外線をセンサーによって体温を測ります。
鼓膜周辺で体の内部の温度を反映した『耳内温(耳の中の鼓膜およびその周辺の温度のこと)』を測ることになるんですね。
ですから、体温計の先っぽがしっかりと鼓膜側に向いていることを確認してください。
先端が別の場所を向いていると耳の皮膚温度が計測されてしまい正しい体温が測れません。
出来るだけしっかりと耳の中に入れるようにしましょう。
1秒程度で瞬間的に計測できるのでとても効率的ですが、一瞬の体温で測定するために結果に誤差が生じる可能性があるので注意が必要です。

【補足】実測式と予測式

その他、体温計には実測式と予測式があります。
実測式の場合、センサー部分の温度をそのまま計測するため、計測に3~5分程度の時間はかかりますが、正確に計測が出来ます。
予測式の場合は計測開始時からの温度上昇域によって最終的な体温を予測するため数10秒程度の短時間で計測出来るというメリットがありあります。
しかし、あくまでも予測値であるために誤差が生じる可能性があることも覚えておきましょう。
それぞれの適正と方法を理解した上で、測りやすい体温計を選び、正しい測り方で体温を計測出来るように練習していってくださいね!

ABOUT ME
あななん
東京都出身、元アパレルブランド広報担当。 結婚を機に主人の故郷である熊本に移住し、現在はフリーライターとして活動中。 メディカルアロマテラピーのインストラクターでもあり、趣味はアロマ石けん作り。
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