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もし、硬水のミネラルウォーターを赤ちゃんに飲ませてしまった場合、いったいどんな影響があるのか気になりますよね。 
今回は、赤ちゃんに負担をかけるかもしれない臓器がどんなものなのか見ていきましょう!
硬水と軟水の違いをチェック!
ミネラルウォーターはそのお水の性質の違いによって二種類あるのをご存知でしょうか? 
硬水と軟水、それぞれどのような違いがあるのかチェックしておきましょう。
海外産のミネラルウォーターに多い”硬水”
ミネラルが豊富すぎるため、赤ちゃんの身体に負担をかけてしまいます。 
大人が飲む分にはむしろ健康的なのですが、子供に与えるのは避けるべきと言えます。
日本産のミネラルウォーターに多い”軟水”
飲み口が軟らかく日本人が日頃飲み慣れているお水の種類です。 
ミネラル濃度が低いので、赤ちゃんへの影響はあまりないと考えていいでしょう。
胃への負担
赤ちゃんの胃はとってもデリケート。 
作りも簡単で、何もなくてもミルクを吐いていまうことがあるくらい、弱いものです。 
もちろん、ミネラルなどの栄養素は必要ですが、粉ミルクに含まれている分で十分なので、ミネラルウォーターで過剰に摂取してしまうと、未発達な赤ちゃんの胃では分解するのが大変。 
非常に大きな負担となってしまいます。
腸への負担
胃と同様に、未発達な赤ちゃんの腸では吸収する力も未発達。 
ミネラルが過剰に含まれていることで、腸への負担もかかります。 
腸へ負担がかかると出てくる症状が、下痢や便秘などの便の不調。 
お腹が痛くなることも赤ちゃんにとっては苦痛ですが、下痢や便秘になるということも非常に苦痛ですし、ぐずぐずの原因になりますよね。 
健康のバロメーターである便の調子が悪くなるというのは避けたいですね。
肝臓への負担
胃腸へ負担がかかるということは解りますが、注目したいのが肝臓にも負担がかかるということ。 
肝臓はおしっこを排出する際に使われる臓器ですよね。 
実は、ミネラル分が豊富すぎてしまった場合、肝臓で不要な分をろ過しておしっこに含ませ排出するのですが 
赤ちゃんの未発達な肝臓でそれをすると、非常に負担がかかってしまいます。 
また、排出できても必要以上に水分を要するので、水分不足になりがち。 
肝臓への負担は外からは解りにくいので怖いですよね。
栄養の摂りすぎには注意!
このように、色々な臓器への悪影響が懸念されるので、やはり硬水を粉ミルクに使うのはやめましょう。 
赤ちゃんは体調が悪くてもはっきりと口に出して伝えることが出来ません。 
ですから、ママやパパがしっかり見てあげて、与えるものには注意を払わなくてはいけません。 
硬水のミネラルウォーターだけでなく、体調に影響を与えかねないものは事前に排除すべきです。 
栄養が豊富なことも大事ですが、過剰摂取も危険ということを忘れずに!
ベビハピ!的まとめ
安全で美味しいミネラルウォーターですが、赤ちゃんにとっては負担が大きいものです。 
調乳や離乳食ではミネラル分が少なく臓器への負担の少ないお水を利用してくださいね。 
赤ちゃんグッズの専門店ならばそういったお水が販売されていることもありますのでぜひチェックしてみてください。
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