なんだか子育てが楽しくない…
子供があまり可愛いと感じられない…。
こんなはずじゃなかったのに…。育児ノイローゼになると、様々なことがママの心の中で起こります。
気持ちにどんな変化がでるのか、実際の育児ノイローゼによくある精神状態からチェックしてみましょう。
初めての育児…こんなはずじゃなかった…。
待望の赤ちゃん。でも、育児がこんなにつらいなんて思ってなかった!
と理想と現実のギャップに驚いた方も多いのでは?
特に初めての育児だと、ノイローゼになりやすいんです。
また、新生児期は赤ちゃんと24時間ずっと一緒。
外に出る機会も非常に少なく人とのかかわりが少なくなります。
これも、ノイローゼになる原因の一つ。
ストレスを溜め続けることによって、
- 「産まなければよかった」
- 「育児を投げ出したい」
- 「すべてにおいてやる気が出ない」
と言った心境になることがあります。
対策:見つめなおす時間も必要
誰だって最初は初心者ですし、一人目の育児は初めてのこと。
理想を追い続けてムリをするよりも、できることをまずはやっていきましょう。
また、育児においてママの心と体の健康は最も大切なものの一つです。
一度自分を見つめなおし、分析してみることも大切です。
夫への不信感
育児ノイローゼでパパへの不信感を強めてしまうママも少なくありません。
- 「育児に参加してくれない」
- 「家事を手伝ってくれない」
といった子育て・家庭に関する不満だけでなく
- 「食べ方が嫌い」
- 「話し方が嫌味っぽい」
- 「顔も見たくない」
といったように、パパの存在をも否定するようなことを思ってしまうことも。
対策:コミュニケーションがカギ
恋人関係や、新婚生活を送っている時はあんなに仲が良かったのに…。
そう思うだけに余計に苦しい気持ちになってしまうんですよね。
育児ノイローゼになると心がケバ立ってしまい、ちょっとしたことでもストレスを感じます。
一番頼りになり、近くにいる人…つまり夫に対して不信感を抱きやすい状態なんですね。
こうした気持ちになるべくならないためにも、日頃から夫婦間のコミュニケーションは大切です。
3~4歳ごろの子供を育てているときも、育児ノイローゼに注意
子育てにこだわりがあったり、きちんと育てなくてはと考えている人に多いのが、3・4歳ごろに起こる育児ノイローゼ。
この時期のお子さんは自我も強くなり、食事やお風呂など様々な生活における場面で、思い通りに動いてくれないことが増えてきます。
まだ子供だと解っているけれど、躾もしなくてはならない。
厳しく接するほどいうことを聞かなくなる子供に、一人で悩み苦しんでしまうことも。
- 「こんなはずじゃなかった」
- 「こんな子に育てたつもりじゃなかった」
- 「どうしてうちの子だけ言うことを聞かないのだろう」
と考えてしまいがちです。
対策:協力して育児・家事に取り組む
そういう大変な時期だからこそ、夫婦そろって協力する姿勢が大切です。
もちろんパパもお仕事があって忙しいことでしょう。
それでも、自分の洗濯物くらいはするとか、夕飯の食器を洗ってあげるとかちょっとした気遣いをしてみてください。
また、近所の親戚や近場のママ友なども信頼でき頼れる人たちです。
自分ひとりで悩まずに、心を開ける人たちに相談してみてください。
すべてを吐き出す場所を見つけよう
心の中の声は、なかなか外に出せません。
特に育児のことを赤裸々に話せる友達などが居ない場合はより一人で思いつめてしまいがちです。
そのため、溜めこみすぎて育児ノイローゼとなり、心療内科を受診し、薬などの力を頼らなければならなくなることがあるんです。
対策:吐き出すことでノイローゼが軽減されることも
育児ノイローゼを悪化させずに食い止めるためには、心の中でため込んでいるものを吐き出すこと。
相談相手を見つけることも大切ですが、赤の他人である保健センターや医者に話すというのも良い方法です。
手軽な方法としては、SNSで吐き出すというのもいいかも。
Twitterなどで裏アカウントのようなものを作り、愚痴を吐き出してもいいかもしれませんね。
また、ノートなどに書いて捨てる、という方法もオススメです。
誰かに話すだけでなく、こういった方法で心の中の気持ちを吐き出す方法もあるので、やってみては?
ベビハピ!的まとめ
子供が可愛く感じられない…育児が全く楽しくない…。
育児ノイローゼになるとそんな悲しいことを思うようになってしまいます。
しかしそれは本心ではなく、精神的に追い詰められてしまったことが原因です。
誰が、何が悪いということではなく、まずは心のゆとりを持つことが大切です。
まずは自分を見つめなおし、たまには愚痴を吐き出し、時には人に頼るようにしましょう。
育児ノイローゼが解消されれば、可愛い子供の育児が楽しくなれるはずです!
その日がくるまで、焦らずじっくりと対処していきましょう。