赤ちゃんの下痢は長引くものなのでしょうか?
実は下痢になる理由・原因によっても違いますし、赤ちゃんの状態によっては気にする必要がない場合もあるようです。
少し詳しくみていきましょう。
下痢が長引くのは原因次第?
赤ちゃんの下痢が長引くかどうかは、原因によって異なります。
病気をしているのか、母乳によってゆるくなっているのか、体が冷えているのか…など「下痢の理由は何なのか」をまずは特定していきましょう。
日頃からチェックをしておけば、ある程度は判別がつくはずです。
ママ・パパで協力しあいながら赤ちゃんの様子に気を配っていきましょう。
機嫌がよい下痢もある?
下痢の理由の一つに高熱や病気があります。
こうした場合は赤ちゃんの機嫌が悪くなることが多いようです。
しかし下痢なのに、機嫌が良く体重も増加して著しく成長する場合もあります。
単一性症候性下痢といい、母乳で育っている乳児の場合に起こるものです。
これは長引く・長引かないにかかわらず、あまり気にしなくてもいい下痢になります。
単一症候性下痢の症状は?原因は?
もう少し「単一症候性下痢」について見ていきましょう。
母乳を飲んでいる赤ちゃんに起こり、この症状の多くは下痢のみ発症します。
白いツブツブ、水っぽい、透明の粘液が混じった緑色の便などが一日に何回もでるケースが多いです。
原因のほとんどは消化器官の消化不良が多く、お腹を冷やして睡眠する、ストレスなどの要因によって起こるケースがあります。
寝室を温かくしてあげる、ベビーベッドに湯たんぽをおいて温めるなど対処をしてみましょう。
わりと数日で改善するケースが多いです。
下痢になってしまった場合はどうすればいいの?
症状が出た場合はまず、赤ちゃんの状態を確認しましょう。
・機嫌が良いかどうか
・平熱かどうか(赤ちゃんの平熱は大人よりやや高めです)
・食欲はあるのかどうか
・体重が異常に減少していないか
上記が問題なく、下痢のみ起こっているという場合はそれほど心配する必要はありません。
長引いてしまったとしても深刻にならなくても大丈夫です。
こういったケースならば治療しなくても治ることが多いといえます。
ただし、以下の様な場合は注意をしてください。
・嘔吐が続き顔色も悪い
・明らかに高熱を出している
・体重が一気に落ちた
こういった症状が見受けられる場合はたとえ下痢が長引いていなくても、かかりつけの医師に相談することをお勧めします。
赤ちゃんのウンチチェックはこちらを参照してみてください!
★「赤ちゃんが下痢をしてしまう5つの原因とは?」
★「赤ちゃんが下痢になったときはまずうんちの色をチェック」