本来便秘とは無縁そうな赤ちゃんですが、どうして便秘になってしまうのでしょう?
便秘になってしまうと、不機嫌で不快な思いをするだけでなく、ママもその対応に疲れてしまうことでしょう。
原因をつきとめて、ママも赤ちゃんもスッキリしたいですよね。
授乳全体的な食べる量が少ない
生まれたての赤ちゃんはどのくらい食べるのかよくわかりませんよね。
育児書やミルク缶を参考にしても、イマイチよくわからないものです。
食の細い子でしたら、オシッコばかりでウンチをなかなかしてくれないという子も多いと思います。
わが子も低月齢期は上手く母乳が飲めず、ミルクばかりでした。
しかしやはりたくさん飲んでくれると、ウンチもいっぱいしてくれるのですね。
お腹がパンパンに張っていて、苦しそうな場合は綿棒浣腸などで対応してみましょう。
リラックスできていない
人間だけでなく、動物は上手くリラックスできていると、便秘も解消されます。
上手にリラックスするのに不可欠な要素は、睡眠・食事・運動。
これは低月齢期の赤ちゃんにも同じことが言えます。
赤ちゃんが生まれると、どうしてもたくさんの大人が顔を見たいがために集まる機会が多いです。
そして抱っこして、記念撮影。
長時間そういった状態にさらされると興奮状態になり、うまく眠れなくなってしまいます。
上手く眠れないと、もちろんお腹の状態にも影響してきます。
また睡眠中にテレビなどガヤガヤ騒がしくしてしまったり、電気をつけっぱなしにしたりしていませんか?
熟睡できないと、副交感神経が休まらず、便秘になっている可能性があります。
水分が足りていない
赤ちゃんはめまぐるしいスピードで日々成長しているため、環境や食べ物、運動量などどんどん変化していきます。
つい先日までぼーっと天井を見上げているだけだった赤ちゃんが、足をバタバタさせるようになり、そして寝返りをするようになり・・・。
そのため便秘の原因を見つけるのが少し難しい場合があります。
赤ちゃんの運動量は日々気づかないうちに増えていっています。
赤ちゃんは大人に比べて、重さの割に表面積がかなり広いです。
そのため少しの運動でもたくさん汗をかいています。
寒いかな?と思って厚着させていると、思った以上に汗をかいている場合があります。
水分不足が少し気になる場合は、低月齢の場合でしたら少しミルクを薄めにして飲ませてみても良いでしょう。
ある程度月齢が進んでいる赤ちゃんならば、お水や麦茶などを飲ませてあげましょう。
離乳食の影響
これまで水に溶けたもので栄養を取っていた赤ちゃんは、ウンチの回数も多く、柔らかい便をします。
しかし離乳食がはじまると、一気にお腹の中の状況は変化します。
離乳食を食べると、どうしてもウンチが固くなり、排便の回数が減ります。
水分を多く摂っていても、原因になることがあります。
その際に便秘に悩むママも多いようです。
そんなときはよく運動させ、お腹のマッサージをしてみてください。
睡眠と食事のリズムを整えてあげることで、便秘が改善されやすくなります。